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LEVEL 42『LEVEL 42』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。'80's中期にはポピュラー音楽シーンを意識したサウンドに変わっていくことになる彼らであるが、デビュー当時はインスト・ナンバーを中心にしたフュージョン系グループといういつぢけで音楽活動を行っていた。そういうこともあって、今一つ知名度的には弱いところがあるが、彼らのサウンドは何かと流されることがあったため、曲名までは知らなくても、曲の方は聴いたことがあると言っていいでしょうね。本アルバムは、デビュー・アルバムでありながら、イギリスで最高位20位を記録してまずまずのヒットになったアルバムである。

収録曲は、オリジナル盤では前8曲であり、2000年、2007年に再発されたときには5曲のボーナス・トラックが追加されて、全13曲になった。但し、2000年盤と2007年盤では、ボーナス・トラックは異なる内容となっている。オリジナル盤の収録曲は以下の通りである。『Turn It On』『43』『Why Are You Leaving』『Almost There』『Heathrow』『Love Games』『Dune Tune』『Starchild』。

尚、2000年盤のボーナス・トラックは以下の通りである。『Forty-Two』『Beezer One』『Foundation & Empire』『Dune Tune (Live)』『Goodbye Ray Schmidt』。一方、2007年盤のボーナス・トラックは以下の通りである。『Heathrow』『Turn It On』『Starchild』『Love Games』『Why Are You Leaving』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。リリース順に『Love Games』(イギリスで最高位38位、オランダで最高位4位)、『Turn It On』(イギリスで最高位57位)、『Starchild』(イギリスで最高位47位、オランダで最高位17位)ということで、それなりにヒットを記録している。尚、『Love Games』は本アルバムからの1st.シングルであるが、彼らのデビュー・シングルではなく、4枚目のシングル曲である。(ちなみに、過去3枚のシングルは2nd.アルバムに収録されているという変わった形になっている。)

お薦め曲(オリジナルの8曲からのチョイス)としては、シングル・ヒットを記録している『Love Games』『Turn It On』『Starchild』というところと『43』をピックアップしておく。

サウンドの方は、ファンキーな要素が入っていて、これがテンポの良さを与えることになり、軽快に聴くことが出来る。派手な所は無いのだが、心地良さと安心感を与えてくれるサウンドである。

尚、曲数が少なめであるが、時間的には長く、特に不満点はない。(特に2000年盤ではボーナス・トラックも約30分に達しているため、CDの上限収録時間に近くなっている。)逆に、聴き始めると曲が少ないのに時間があっという間に過ぎてしまったと感じることの方が多いですね。ちょっとした時のBGMに聴くことも出来るだけに、気軽に耳と接して欲しいアルバムである。

 

Level 42

Level 42

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2007/02/05
  • メディア: CD

↓2nd.アルバムとの2枚組セット

Early Tapes

Early Tapes

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Int'l
  • 発売日: 2005/06/07
  • メディア: CD


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