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LOS LOBOS『BY THE LIGHT OF THE MOON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らの3rd.アルバムである。(メジャー・デビューをしてからは2作目となる。)本アルバムとヽ1987年に彼らは往年のヒット曲『La Bamba』をカヴァーして、映画主題歌になったこともあって全米No.1ヒットを記録することになるが、本アルバムはその少し前に発表されたアルバムである。が、『La Bamba』の勢いに乗ることはなかったのが残念な所であった。('70's中期から活動を続けていて、現在も現役であるが、『La Bamba』の一発屋というイメージが定着している。)

収録曲は以下の全11曲である。『One Time One Night』『Shakin' Shakin' Shakes』『Is This All There Is』『Prenda Del Alma』『All I Wanted To Do Was Dance』『Set Me Free (Rosa Lee)』『Hardest Time』『My Baby's Gone』『River Of Fools』『Mess We're In』『Tears Of God』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルが『Shakin' Shakin' Shakes』、2nd.シングルが『Set Me Free (Rosa Lee)』である。尚、チャート成績は、共にBillboardのHOT 100にはランクインせずに、メインストリーム・ロック・チャートで前者が4位、後者が21位を記録しただけであった。(その次のシングルが映画からの『Come On, Let's Go』(BillboardのHOT 100で最高位21位を記録)、そして『La Bamba』(3週連続1位)がリリースされることになる。)

お薦め曲としては、シングル曲の『Shakin' Shakin' Shakes』、それ以外からは『One Time One Night』『Prenda Del Alma』『River Of Fools』『Mess We're In』という所をピックアップしておく。

サウンドの方は、メキシカンの要素を取り入れているのが特徴であって、「陽気なメキシカン」を地でいくものであって、アメリカン・ロック(特にサザン系)とは毛色が違う泥臭さを感じるものである。(『La Bamba』はメキシカンという所が前面に出ているが、それともまた異なるものである。)ある意味ではルーツ・ロックとかブルース系ロックの要素が解けているロックと言うことになる。

万人向けとは言い難いサウンドであるが、ブルース系のサウンドがお好きな方には相性の良いアルバムと言うことが出来る。(一方、『La Bambo』のノリを求める方は、期待には応えてくれないことになる。)一部の方向けと言うことになるが、'80'sらしい所が出ているので、一度は聴いておいても宜しいかと...(『La Bamba』のノリを求める方は、映画「LA BAMBA」のサントラ盤を聴きませう。)

 

By the Light of the Moon

By the Light of the Moon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↓一応これも拾っておきます。

La Bamba: Original Motion Picture Soundtrack

La Bamba: Original Motion Picture Soundtrack

  • アーティスト: Carlos Santana,Miles Goodman
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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