ケータイ刑事銭形雷19話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第19話の「No.1ホストVS銭形雷 ~シャンパンタワー殺人事件」についての「裏ネタ編・増補」の4回目となる今回は、雷ちゃんは相手にしなかった言葉から、岡野さんが劇中で口にしたホストになる3つの条件の「ルックス」について、「話術」について、「気配り」について、柴田さんがこれからは鑑識もこれが必要と言っていた「コーディネート」について、そして「お世辞」について記します。尚、「お世辞」については「雷・7話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。
また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/5/7付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「ルックス」:「Looks」、人の顔立ちのことを言う。日本語では「容貌」という。類義語として「容姿」「外見」「風貌」という言葉があるが、「ルックス」「容貌」と言った場合は特に人の顔に限定した言い方となり、「容姿」「外見」というと、体つきまで含めた全身についてということになる。また「風貌」は全身に衣服や態度までを含めた人としての要素まで含めることになる。
英語では「Looks」、ドイ語では「Aussehen」、フランス語では「Apparences」、イタリア語では「Occhiate」、スペイン語では「Miradas」、中国語では「容貌」という。
「話術」:話の仕方、話し方の技術のことであって、上手に話をするための技術、方法のことを指す。古くから様々なものがあることが知られている。また、何にでも万能的に対応するというものではなく、その時の状況に応じて様々なものがある。
内容的には、相手の気を引きつけるために同じことを言うのでも、ちょっとした言い方、言い回しを工夫したという言葉に関するものから、アクセントや抑揚を付けた話し方というように話す際の方法というものまで、様々なものがある。また、当然のことながら、同じことを話すにしても、相手の反応に応じて適宜対応させていく必要があるのは言うまでもない。
例えば、セールスマンが行う「セールストーク」や街頭販売やTVショッピングで行われている実演販売での口調などは、相手に購買意欲を起こすためのテクニックを駆使しているものであり、これも「話術」の一つと言うことになる。(それ以外でも、メーカーの電話オペレータなどにも独自の話術が使われている。)
英語では「Art of talking」または「Art of Conversation」、ドイツ語では「Redenfähigkeit」、フランス語では「Compétence de la Parole」、イタリア語では「Abilità di Discorso」、スペイン語では「Habilidad del Discurso」、中国語では「説話技巧」という。
「気配り」:不都合や失敗がないように、あれこれと気を回して気をつけること、または手抜かりがないように注意することを言う。類義語としては「目配り」「心配り」「配慮」「気遣い」などがある。
英語では「Attention」「Care」「Consideration」などの言葉が該当することになる。(それぞれニュアンスが微妙に違いますが...)また、ドイツ語では「Aufmerksamkeit」、フランス語では「Attention」、イタリア語では「Attenzione」、スペイン語では「Atención」という。
「コーディネート」:一般用語としては、各部分の調整を図り、全体が上手く行くように整えることを言う。特にファッション用語では、服装全体で、色や素材、デザインなどの釣り合いが取れるように組み合わせることをいう。
一般的に「コーディネート」と言うとファッションのことを指し、それ以外の分野に於いては「○○コーディネート」と言うか、「調和」「融和」などと呼ばれることが多い。(室内インテリアなどでは色やデザインについてのコーディネートは当たり前のように行われている。)
この物語では柴田さんが服装のことについて言っているので、(一般的に使われる)ファッションに老いてのコーディネートと言うことになる。(そう言えば、「雷・1話」で鑑識のユニフォームの前と後ろを逆に着るという「束志流逆コーディネート(?)」はしないですね...)
英語では「Coordinate」、ドイツ語では「Koordinate」、フランス語では「coordonnée」、イタリア語では「coordinata」、スペイン語では「coordenada」、中国語では「搭配」という。
「お世辞」:「御世辞」と記す場合もある。意味としては「世辞」と同じであるが、「お」を付けて使うことが一般的である。他人に対して愛想のよい言葉のこと、相手を喜ばせようとして実際以上に褒める言葉のことである。「追従口(ついしょうぐち)」「おべっか」「おべんちゃら」等と言うこともある。まあ、大人の世界の社交辞令の一つであると言ってよいものである。
古語でも全く同じ意味であることから、古くから「お世辞」というものは存在していたと言うことがよく分かる所でもある。(相手に取り入ろうとするのは古来から変わらないと言うことですね...)
英語では「Compliment」や「Flattery」と言う。(前者は社交上のお世辞のニュアンスで、後者は「褒め言葉」というニュアンスが強くなる。→この物語では前者の意味合いの方ですね。)また、ドイツ語では「Kompliment」、フランス語では「Compliment」、イタリア語では「Complimento」、スペイン語では「Cumplimiento」、中国語では「恭維」という。
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