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ケータイ刑事銭形零8話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

「銭形零」の第8話「ハッタリ君のはったりを暴け! ~忍者殺人事件」の「裏ネタ編」の7回目の増補となる今回は、羽足カンゾウが好きという国の「タイ」について、これが決め手となった「タイ米」について、遠州理津が貰ったという「タイシルク」についてと「マフラー」について記します。尚、「タイ米」については「・8話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/24日付です。)

タイ」:正式国名は「タイ王国」であるが、普通は「タイ」と呼ばれている。東南アジア・インドシナ半島に位置する王国である。(インドシナ半島とマレー半島の北部も国土である。)英語での国名は「Thailand」であるが「Thai」と省略されることもある。また、漢字では「泰」と表記する。以前は「シャム」と呼ばれていた時代もある。

面積は約51.3万平方キロで日本の約4/3倍、人口は約6600万人(日本の半分強)、首都はバンコク、最大の都市もバンコク、公用語はタイ語、宗教は仏教である。(国民の90%以上が仏教徒である。)尚、「バンコク」というのは正式名称では無いのだが、正式名称が「クルンテープマハーナコーン ボーウォーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット」と余りにも長いため、一般的には「バンコク」という呼び名で定着している。(正式名称で言うと、世界の国の首都の中で、最も長い名称の都市になる。)

そのバンコクは人口約900万人、都市圏人口は約1200万人ということで、東南アジアでは屈指の大都市であり、世界都市としても知られている。(周囲国を含めたインドシナ半島の経済の中心都市になっている。)また、「バンコク市」というものは存在せずに、「首都府」であり「バンコク都」と呼ばれている。(東京23区のような特別な地域と言うことになる。)

1980年代に入ってからの経済発展がめまぐるしく、工業化が進めていて、1995年頃までは高度経済成長期であった。(1997年のアジア通貨危機で経済は大きく衰退することになった。)日本企業の進出も多く、東南アジアの国の中では工業化も進んでいる。尚、経済的にも発展しているとはいうものの、労働人口の半数以上が農業従事者であり、実は農業国である。特に米(「インディカ米」ですが...)は世界最大の輸出国になっている。それ以外の農作物としては、トウモロコシ、サトウキビ、ゴム、ジュートなどがある。また、森林にも恵まれていて、チーク材は重要な輸出品の一つになっている。鉱物資源としてはスズ、鉄、タングステンなどがある。

国家成立は古く、13世紀にスコータイ王朝が成立してこれが最初の王朝として成立し、いくつかの王朝を経て、現在の王朝であるチャクリー王朝が1782年に成立している。(ちなみに、アメリカ合衆国の独立が1776年であるため、現在の王朝の歴史はアメリカ合衆国とほぼ同じということになる。)19世紀には欧州各国が東南アジアに進出して植民地にしようとしたが、イギリスとフランスの緩衝地帯となったことで植民地とはならずに独立した王国として維持し続けた。が、1932年にクーデター(無血革命)が起こって絶対君主制から立憲君主制の国へと変わった。

第二次大戦中は日本と同盟を結んだが、連合国に協力する勢力も黙認するという二重外交を執り、敗戦国とはされなかった。(国土の一部を割譲しているものの、植民地とはならずに独立国として保っていた。)

戦後は周囲の国が共産主義国へと変わっていくが、アメリカの支援もあって共作主義国家へと変わることはなく、王国として保ち続け、工業化政策により、ASEANの中でも経済的には大きな国となっている。

タイ米」:3種類の品種群(長粒種のインディカ種、大粒種のジャバニカ種、短粒種のジャポニカ種)がある米の一つであって、長粒種のインディカ種の代表的なものである。インドを中心として、タイ、中国南東部、インドネシア、カスピ海沿岸、アメリカなど、主に気温の高い所で栽培されている品種であって「インド型イネ」とも呼ばれている。特にタイでの生産が多く、タイでは積極的に輸出していることから「タイ米」とも呼ばれている。

尚、世界で生産されているコメの約8割はインディカ種である。つまり、世界で「米」と言ったら一般的にはインディカ種(長粒種)のことである。日本では殆ど栽培されていないために、日本ではマイナーな米であるのだが、これは日本が例外というのが正しいことになる。

近年では、1993年の冷夏による米の大凶作のため、米不足が問題となり、その時に米不足解消のために大量に輸入されたことで、日本でもある程度知られる様になった。この時、タイから大量に輸入されたことから「タイ米」という名前で呼ばれた。但し、その時に輸入されたタイ米は低級な米だったために、「タイ米は不味い」という不明よなことも同時に広がってしまった。(タイ米でも、品質のよいコメはジャポニカ種にも劣らない味がする。)→インディカ種はジャポニカ種よりも水を大目にして炊く必要があることも知られて折らず、ジャポニカ米を炊くつもりで炊かれたため、水分不足でぱさぱさしたご飯になってしまったため、「不味い」ということを広めてしまった。尚、日本のコメ(ジャポニカ種)であっても、高級な品種から低級な品種があり、低級種を水不足となる状態で炊いたら、誰でも「不味い」と言うことになるのは言うまでもない。

インディカ種の米の特長は、米粒が細長く、アミロースの含量が高く、粘り気が少ないことである。そのため、パサパサした食感がある。この特長を活かした料理としては、ピラフ、カレー、炒飯などに向いている、とされている。→穀物はその特徴に合わせた料理があり、適した料理にすると美味しくなるということである。

タイシルク」:シルクとは「絹」のことである。蚕の繭から取った天然の繊維であり、古い時代から珍重されて使用されてきたものである。約5000年前の中国で利用されるようになり、そこから世界へ広がっていった。(中国と欧州を結ぶ「シルクロード」は絹を伝えた道でもある。)当然、タイにも伝わっている。

「タイシルク」とは、タイで作られた絹のことである。(特にこれというものではなく、普通の「絹」である。)ただ、タイを含めて東南アジアから東アジア(日本も含む)では、絹糸は楽器の弦にとしても利用されてきた者である。特に絹製の弦は音が最も良いとされている高級品である。

タイシルクというと、艶が豊かであり、それが好まれていることもあるため、様々なものが作られている。日本にもインテリア品やファッション・グッズが結構入ってきている。それだけに、遠州理津が貰ったというタイシルクのマフラーは、言ってみると、タイのお土産としてはごく平凡なものということになる。

マフラー」:防寒具の一つであって、首の回りに巻く細長い布のことである。日本語では「襟巻」または「首巻」と言うこともある。主に絹、毛織物、毛皮、毛糸などで作られるのが一般的である。

似たものとして、「スカーフ」や「ネッカチーフ」がある。→「スカーフ」は基本的には方形の布であり、しかも薄手の布である。一方、「マフラー」は長方形の布であって、厚手の布と言うのが基本である。(よって、布質と形状が異なる。また、スカーフは「装飾用」であり、マフラーは「防寒用」と言うのが基本である。)また、「ネッカチーフ」は「スカーフ」と基本的に同じであるが、特に制服の一部となっている場合にこの呼び名が使われる。(ボーイスカウトの制服がこの代表的なものである。)

俳句の世界では、「マフラー」「襟巻」「首巻」は全て防寒具であるために冬の季語である。また、英語では「Muffler」と言うが「Scarf」という単語にも日本語で言う「マフラー」が含まれている。(それだけでなく、英単語の「Scarf」には「テーブルクロス」という意味もある。)ドイツ語では「Schal」、フランス語では「Écharpe」、イタリア語では「Sciarpa」、スペイン語では「Bufanda」、中国語では「領子卷」という。

 

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