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LINDSEY BUCKINGHAM『UNDER THE SKIN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2006年に発表された彼にとっては久しぶりのアルバムとなった4枚目のソロ・アルバムである。(3rd.ソロ・アルバムが1992年だったので14年ぶりである。)FLEETWOOD MACに復帰したということでファンを喜ばせた彼であるが、まさかのソロ・アルバムのリリースということで、ファンを驚喜させたのは記憶に新しい所である。が、期待に反する内容だったという声も多く、評価が真っ二つに分かれているというアルバムである。尚、チャート成績の方はBillboardでは最高位80位、イギリスでは最高位154位ということで振るわなかった。

収録曲は以下の全11曲である。『Not Too Late』『Show You How』『Under The Skin』『I Am Waiting』『It Was You』『To Try For The Sun』『Cast Away Dreams』『Shut Us Down』『Down On Rodeo』『Someone's Gotta Change Your Mind』『Flying Down Juniper』。尚、iTunesでのみ、ラストに『Go Your Own Way』という曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。

この中からシングル・カットされたのは『Show You How』であるが、チャートにはランクインせず、鳴かず飛ばずという状態だったのが残念なところであった。

お薦め曲はとしては、『Not Too Late』『I Am Waiting』『Cast Away Dreams』という所と、シングル曲の『Show You How』をピックアップしておく。

14年ぶりのソロ・アルバムということで「今更とながら?」という疑問の声も上がったが、いきなりの『Not Too Late』という曲で開けるというのはなかなかシニカルな所でもあって面白い所である。その後、ポップな曲もあるものの、全体的にはアコースティック・ギターを意識した音造りになっているのがポイントである。しかし、以前と比べて年を重ねたという印象が拭いきれず、80%の力しか出していないと感じられて不完全燃焼と言うところを感じさせられてしまう。(こういうところが伸び悩んだ原因の一つであるのは明らかである。)

彼の持ち味も出ているものの、'70'sから'80'sのFLEETWOOD MACや彼のソロ作品を親しんだ者としては今一つであって、残念な所であった。(まあも聴いておいて損は無いものの、たこ焼き(11個入り)を買ったら、その半分ぐらいにタコが入っていなかったというような、それなりに美味しいものの「ハズレ」という感じだったと言えばいいですかね...)

 

Under the Skin

Under the Skin

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 2006/10/03
  • メディア: CD

アンダー・ザ・スキン

アンダー・ザ・スキン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: CD

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