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MIDNIGHT OIL『RED SAILS IN THE SUUNSET』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼らの5枚目のスタジオ・アルバムである。本国オーストラリアでは既にブレイクして、1982年の前作は豪州で3位を記録する大ヒットとなり、アメリカにも進出した彼らであるが、本アルバムはそれに続くアルバムである。が、チャート成績は、豪州では1位を獲得したものの、アメリカでは前作と同様に鳴かず飛ばずであり、Billboardのアルバム・チャートでは最高位177位を記録しただけであった。(ちなみに、前作のBillboard成績は最高位178位。)

収録曲は以下の全12曲である。『When The Generals Talk』『Best Of Both Worlds』『Sleep』『Minutes To Midnight』『Jimmy Sharman's Boxers』『Bakerman』『Who Can Stand In The Way』『Kosciusko』『Helps Me Helps You』『Harrisburg』『Bells And Horns In The Back Of Beyond』『Shipyards Of New Zealand』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。リリース順に『When The Generals Talk』と『Best Of Both Worlds』がシングルとしてリリースされたが、本国オーストラリアですら、2曲ともチャートインしないという結果に終わってしまった。

お薦め曲としては、シングル曲の『Best Of Both Worlds』、それ以外では『Minutes To Midnight』と『Bells And Horns In The Back Of Beyond』をピックアップしておく。

本アルバムは日本で録音されたと言うことも(日本では)話題になり、本国豪州での大ヒット(但し、チャート成績は前作を上回ったが、セールス数では前作に遠く及ばなかった。)もあったが、苦戦したことから、評判は余りよくないアルバムとなっている。(ちなみにオーストラリアでは、本アルバムから4作続けて1位を獲得することになるという全盛期に突入することになるのですが...)また、1987年に発表することになる次作がアメリカを始め世界的にも大ヒットとなって、世界的なバンドとして知られるようになる彼らであるだけに、本作に対する反応が一段と冷たくなっているのが残念な所である。(もう少し評価されてもと思うところであるが、「絶賛」という所まで行かないのもまた事実でしょうし...)

本アルバムのジャケット・デザインであるが、'90'sからヒットして2000年以降に世界的なちょっとしたブームとなったディザスター映画の1シーン(実際にこれにほぼ同じというようなシーンが登場した作品すらあった。)を見ているようなところは、別の意味で先見性があったと言っていいのでしょうね...

 

Red Sails in the Suunset

Red Sails in the Suunset

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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