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ケータイ刑事銭形結 #8(感想) [ケータイ刑事]

今回は舞台編の真ん中ということで、「起承転結」の「承」と「転」の部分と言うことになる。が、この部分は上手く運ばないとだれてしまうことになるが、実に微妙な所でしたね。確かに「承」と「転」ということにはなっているのだが、実に「ケータイ刑事」的なお約束に従って進んで行くと言うことではまったく新鮮みのない展開であって、同じネタのアレンジを股も繰り返しているだけでした。(まあ「ケー刑事」らしい所と言えばそれまでですが...)

兎に角、「暗闇で事件発生」「誰も出入りしていない」「連続殺人へ」というこのパターンに少し手を入れることは出来ないのですね...

また、今回はあの「お寿司」の歌が登場したが、この物語に『愛はかげろうのように』という言葉を入れているのだから、『I've Never Been To Me』(邦題:愛はかげろうのように)を歌う(この曲を使った替え歌でもいいのだが...)というように、これまでのシリーズでは取り上げていない新しい曲を取り入れて貰いたかったところである。(クイーン・宝積さんではなくて石川梨華を起用しているのであれば、それぐらいのことをやるべきでしょう。でないと、宝積さんに変わって出演している意味がない。→宝積さんにも逃げられてしまったいう印象しか生じない。(→その宝積さん、最終回(さよならあさみさん)に登場です。))

ちなみに、『愛はかげろうのように』を歌ったシャーリーンは10代で結婚、出産、離婚、麻薬中毒を経験したという凄い経歴を持つシンガーであるだけに、その曲名をサブタイトルに入れていると、波瀾万丈のストーリー展開を期待してしまうのだが、ここまでは完全に期待外れである。

一応、回想シーンに入る/出る時のビデオの早回し風の演出があったのはそれなりに面白いのだが、この手法も使い古された手法でしかないし...

そう言えば、今回のサブタイトル(「初恋は死の香り!~愛はかげろうのように殺人事件 捜査編」)というものは、次回に続く終わりの所にしかでなかったですね。(冒頭のマヤヤのナレーションの所には「舞台中継・捜査編」としか出なかったですし...)

兎に角、あさみさんや石川梨華という新しい血を入れようとしておきながら、展開、パターンは全く同じで過去の焼き直ししか出来ないなんて、実に酷いですね。新しい血を入れたならそれなりのことを導入すべきであるが、それがなければ意味がない。逆に言うと、こういう内容ならば新しい血を入れる必要はない。(しかも分家シリーズ完結の8代目で入れるのは意味がない。→「9代目を作るぞ」という意思表示なのだろうが、こんなに中身のないことをやっているのなら止めた方がよい!→視聴者も、こういう賞味期限切れということを繰り返す丹羽P作品なんか見捨てるだけでしょうが...)

ということで、今回も見所が全くない「消化試合」という内容であって、「つまらなかった」というそれだけでした。(当然、詳細版は記さない...)

鑑識メモ」。やるのではないかと思っていた「柴田太郎」ネタだったが、新鮮みも何も無かったですね。電気が消えてというオチは過去に何度も使っているだけに、ここの部分も「またか」というだけでした。(金剛地さんも「こういうオチだよ」と漏らしていましたし...)

 

↓これも内容的に薄っぺらだったし、「ケータイ刑事」はもう幕を下ろすしかないですね。

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↓またもこの焼き直し舞台だったとは...


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