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MICHAEL MARTIN MURPHEY『BLUE SKY NIGHT THUNDER』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表された彼の4枚目のスタジオ・アルバムである。'60'sの中盤から音楽活動を行っている彼は、カントリー系のシンガーソングライターとして知られていることもあって日本での知名度は殆ど無いものの、アメリカでは根強いファンのいるシンガーてある。特に'70's中盤にちょっとしたヒット曲が生まれ、'80'sには目立たなかったもののコンスタントにそれなりのヒット曲を生み出している。('90's以降は低迷しているものの、コンスタントにアルバムを発表し続けている。)本アルバムは、そんな長いキャリアを持つ彼のキャリア・ハイとなったアルバムである。本アルバムはBillboardで最高位18位を記録し、1975年の年間アルバム・チャートでは14位にランクインしている。(最高位よりも年間順位の方が高いというのは、ロングセラーになった証でもあり、珍しいことである。)また、カナダでは最高位6位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Wildfire』『Carolina In The Pines』『Desert Rat』『Wild Bird』『Blue Sky Riding Song』『Medicine Man』『Secret Mountain Hideout』『Without My Lady There』『Night Thunder』『Rings Of Life』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Wildfire』がBillboardで最高位3位を記録し、1975年の年間シングル・チャートでは39位にランクインしている。また、カナダでは1位を獲得している。(彼の発表したシングルの中で唯一のTOP 10入りを果たした曲でもある。)続く2nd.シングルの『Carolina In The Pines』はBillboardでは最高位21位、カナダでは最高位25位を記録するヒットとなった。

お薦め曲は、彼の代表曲である『Wildfire』と、シングル・ヒットを記録している『Carolina In The Pines』、そして『Wild Bird』『Blue Sky Riding Song』『Night Thunder』という所をピックアップしておくことにする。

カントリー系のシンガーはも本国アメリカでは人気があっても日本では殆ど紹介されることがないため、ブームの中心にデモなら無い限り、日本で広く知られることがない。(この転が残念な所である。)サウンドはシンプルなものであって、飾り下のない素直な者であるだけに、とても聴きやすいものになっている。それだけに、もっと正しく評価されて、しっかりと聴いてもらいたいと思うアルバムである。内容的には充実していて、カントリーということを忘れてボーカル・アルバムとしても、なかなかの内容となっている。フォーク系サウンドがお好きな方も耳を傾けてみることをお薦めするアルバムの一つである。

 

Blue Sky Night Thunder

Blue Sky Night Thunder

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: CD


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