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ケータイ刑事銭形零9話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形零」の第9話「引越しする死体!? ~幻の殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、鬼瓦がトリックに使った「フィギュア」について、「ドライアイス」について、ちゃんは遠州理津のこれを見て閃いたと言うことから「クーラーボックス」について、その時遠州理津はこのパイをと言っていたことから「パイン」について、そして「鑑識メモ」でこれを忘れていたいうことで謝罪していたので「閏年」について記します。尚、「フィギュア」については「・33話(3rd.7話)[裏ネタ編]」で、「ドライアイス」と「クーラーボックス」については「・8話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/1日付です。)

フィギュア」:元々は、形、図形と言う意味であり、英語の論文などで「Fig.1」「Fig.2」等という略語で記されるものである。(「図1」「図2」という意味である。)そこから意味が広がって、姿、体型、肖像、外観、人物、人形という意味を持つようになった。また、「フィギュア・スケーティング」(フィギュア・スケート)の略語でもある。更に、意味が広がり、現在の日本語の「フィギュア」には「キャラクターの立体造形物」という意味が加わり、これが第一の意味になっている。

1960年代にソフトビニール製のものが登場し、特撮ヒーローや怪獣の「ソフビ人形」が玩具として作られていたが、それらが更に発展していき、1980年代になると、アニメやテレビ、映画のキャラクターの立体造形が盛んになっていった。特にメーカーガ製造していないキャラクターを取り上げて、アマチュアからセミ・プロのモデラーによるガレージキットによってフィギュアの基礎が確立し、大手メーカーが製造しないキャラクターの立体造形物(早い話、人形である)が定着し、その名称として「フィギュア」という言葉が定着し、サブカルチャーの柱の一つになった。(元々は二次元キャラクターのアニメ関係から、三次元キャラクターである実写作品関係まで取り込み、発展していった。)

尚、「フィギュア」は大雑把に言うと「人形」ということになるが、「フィギュア」と呼ばれるには元になる作品があって、その登場キャラクターであることが条件である。

「ケータイ刑事」関係でもこれまでにいくつかのフィギュアが生まれているが、最初にフィギュアになったのはちゃんでした。冬服と夏服の2タイプがあるが、あんまり似ていないということで、今ひとつ評判は良くないですが... 続いて、映画「M2」の公開に合わせて、ちゃんとちゃんのフィギュアが生まれた。ちゃんフィギュアよりもサイズも大きくなり、映画の中で見せた忍者装束に着替えることが出来るものである。市販されたのはこれだけであるが、「・3rd.7話」の物語がフィギュアにされたということで、ちゃん、松山さん、柴田束志さんのフィギュアが作られて劇中に登場した。

英語では「Figurine」、ドイツ語では「Statuette」、フランス語では「Figurine」、イタリア語では「Staction Figure」、スペイン語では「Estatuilla」、中国語では「模型」または「人形」という。

ドライアイス」:二酸化炭素の固体のことである。そのため「固体炭酸」と呼ばれることもある。(気体を固体にしたものであるため、当然の如く超低温の物質である。)尚、「ドライアイス」というのは以前は商標であったが、現在は一般名詞化している。(「ウォークマン」と同様に一般名詞化した商標の代表的なものである。)

ドライアイスは白い色をした固体であって、氷よりも低温であるため、保冷剤として利用される。また、液化することなく、温度が上昇すると昇華し、直接気体になるため、保冷剤として使用した後、そのまま放置しているだけで消えて無くなるので、後始末も特に必要ないので、重宝された。

ドライアイス(二酸化炭素)が気体になる温度(昇華温度)は-78.5゜Cである。また、気体になると体積は(固体の)約750倍に達する。→炭酸水を作ろうとして、ペットボトルに水とドライアイスを入れ、蓋をしてペットボトルを振るということをする人がいる。これを行うと、ドライアイスはたちまち昇華してしまうため、体積が一気に増大することになる。ペットボトルはそれほど高い気圧に耐えられるものでは無いため、蓋をしていると容器内の圧力が一気に上昇することになるため、容器が破裂(爆発)し、容器の破片で怪我をするという事故が起こる。(ペットボトルではなくてガラス瓶を使うと、爆弾と同じで、ガラスの破片によって更に大きな怪我をする危険がある。)→ドライアイスも氷のように見えるが、氷と違って液体にならずに直接気体になるために、とても危険ものである。よって、そういうことは絶対にしないようにしましょう。

また、ドライアイスは超低温であるため、その側では、昇華した二酸化炭素であってもやはり低温であるため、空気中の水蒸気を凝固させてしまう。そのためドライアイスが気管に入ると、昇華した二酸化炭素が毒性を持つことになり、呼吸停止が起こる場合がある。また、温度が低いため、凍傷、低温火傷を起こし、細胞組織が壊死してしまう。よって、ドライアイスを口の中に入れるのはとても危険なことであって、自殺行為と言っても過言ではない。また、ドライアイスを顔の側に近づけるのも、低温の二酸化炭素を直接吸入することになる可能性が高いため、やはり危険である。

以前は保冷剤としてドライアイスは広く利用されていたが、このような事故が多発したことから、最近ではドライアイスを保冷剤として使用することは減少している。(気化または昇華しないポリマー系の材料を使い、それを袋に封入した保冷剤が一般的となっている。→暖まった保冷剤を冷凍庫で凍らせると、保冷剤として再利用出来るというのも普及する理由の一つである。但し、家庭用の冷凍庫で再度冷やしたものは、冷凍庫で下げることが出来る温度までしか温度を下げられないので、低温といってもせいぜい-20゜Cよりも高い温度となる。(これでも十分な温度ですが...))

ドライアイスの製造方法は、気体の二酸化炭素を高圧状態で液化させ、その液体の二酸化炭素を急速に大気中に放出させると、気化熱が奪われることになり、二酸化炭素の温度が凝固点を下回り、固体となる。(但し、大きな塊ではなく、粉末状の固体が出来る。)で、その粉末状の固体を成形して固めることで、ある程度の大きさの塊となったドライアイスが完成する。

尚、ドライアイスを水の中に入れると白煙を発生するが、これは溶けたドライアイス(=二酸化炭素)ではなく、(空気中の)水が凝固したものである。(ドライアイスが低温であるため、水も簡単に凝固してしまうのである。)これは危険なものではないため、演劇などで煙を出す場合に多用されている。

英語では「Dry Ice」、ドイツ語では「Trockeneis」、フランス語では「Glace Sèche」、イタリア語では「Ghiaccio secco」、スペイン語では「Hielo seco」、中国語では「乾冰」と言う。

クーラーボックス」:携帯式の保冷箱のことである。見た目はバッグのようであるが、内部空間の壁の部分に断熱材を使っているため、一定の温度に保つことが出来る。レジャーの際に広く利用されているものである。

元々は「保冷」という役割のための箱ではなく、魚釣りで釣った魚を入れておくものであり、同時にその魚の運搬用に使われていたものであった。それが、携帯式の箱ということから、断熱材を用いて作ることで保冷箱として仕えることから広がっていくことになった。(発泡スチロール製の箱でも同じような使い方は可能である。)

冷やすためには保冷剤を低温熱源として入れて、内部を冷やすというのが一般的であるが、近年では車の電源を利用した電気的に冷却するという機能を持ったものも登場している。

また、保冷剤の代わりに高温熱源を入れると、保温箱として使用することも可能である。(が、保温箱としてはここまで容積が必要というものは殆ど無いこともあって、そういう利用は余り多くない。)

英語では「Cooler Box」または単に「Cooler」、ドイツ語では「Kühlbox」、フランス語では「Boîte plus Fraîche」、イタリア語では「Scatola più Fresca」、スペイン語では「Caja más Fresca」と言う。

パイン」:植物の「松」のこと、または果実である「パインアップル(パイナップル)」の省略した言い方である。但し、一般に「パイン」と言うと果実の「パインアップル」のことを指す。(この物語ではお菓子のパイの一つだったということで、当然ながらパインアップルのことを指している。→遠州理津のパイ屋ということを考えると松(松ぼっくり)を使ったパイを作ることもありそうに思えますが...)

パインアップルは「パイナップル」または「パイン」と言うこともあるパイナップル科の多年草である。果実を「パイナップル」、草としては「アナナス」と呼ぶこともある。

「パインアップル」の語源は、「松」(パイン)の「実」(アップル)、則ち「松笠(松ぼっくり)」に形が似ていることから「松笠」の言い方である「パインアップル」と呼ばれるようになったとされている。

南米の熱帯地方原産の草であるが、葉は地下茎から叢生している。また、葉の形は剣のような形をしている。また、葉の縁にとげのある品種とない品種とがある。成長すると60~1m程度にまで伸びる。また、1年から1年半で株の中心部に花穂が現れ、その先端部分に円筒形の花序が付き、やがて多数の花(およそ100~150個)が咲く。また、受粉の有無に関係なく実が出来るという特徴があるが、実が出来るまでに時間を要し、花が開いてから半年ほどかかる。また、その実を収穫した後でも、根茎から再び芽を出し、これが成長すると、再び先端部に結実することになる。(何度でも実が出来る。)但し、初回よりも実の大きさは小さくなる。

果実は食用として利用され、果肉を生で食べるだけでなく、他の料理の具として利用することもある。(酢豚に入れるということが良くありますね。)また、果汁をジュースとして利用したり、ジャムとしての利用もある。更に、食用にはならないが、葉から繊維を取りだして利用することもある。

現在、パイナップルの生産の多い国は、タイ、フィリピン、ブラジル、中国、インドなどである。また、日本では主に沖縄県で栽培されている。

英語では「Pineapple」、ドイツ語、フランス語、イタリア語では「Ananas」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Piña」、ポルトガル語では「Abacaxi」、中国語では「菠蘿」という。

閏年」:閏のある年のことであり、具体的には2/29がある年のことである。ほぼ4年に一度ある。(「ほぼ」というのは、正確には4年に一度ではないためである。→400年に97回である。ちなみに、400年の日数は14万6097日であり、7で割り切れる(2万871週間)である。そのため、日にちと曜日は400年周期で繰り返されることになる。→2011年と1611年、2411年は全く同じカレンダーということになる。)

地球が太陽の回りを一周するのに要する時間は、365日と5時間48分46秒である。よって、4年にほぼ1日で暦がずれていくことになる。その問題を解消するために用いられるのが「閏年」ということになる。

現在は、閏年は、「西暦年が4で割り切れる年」と言うことになっているが、「西暦年が100で割り切れる年は平年とするが、西暦年が400で割り切れる年は閏年とする」ということになっているため、400年に100回ではなく97回ということになる。→このため、西暦2000年は閏年であったが、西暦1900年や2100年は閏年ではない。(1896年の次の閏年は1904年、2096年の次の閏年は2104年ということで、この時は8年ぶりの閏年と言うことになる。)

尚、この規則でも、暦のズレは生じていくことになる。(3320年で1日ズレが生じることになる。→その時は閏年を1回数止めればよいことになる。但し、現在のグレゴリオ暦が採用されたのは西暦1582年であるため、1日のズレが生じるのは西暦4900年頃になる。→西暦5000年を閏年としないということにでもするのでしょうかね...)

尚、閏日が2/29になったのは、古ローマ暦では2月(Februarius)が年末で、3月(Martius)から新年になるため、年末に潤日を設けることにしたためである。但し、ユリウス暦では2月が23日までしか無かったため、現在でも2/24を潤日と見なすところもある。

英語では「Leap year」、ドイツ語では「Schaltjahr」、フランス語では「Année Bissextile」、イタリア語では「Anno di Salto」、スペイン語では「Año del Salto」、中国語では「閏年」という。

 

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