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MUSICAL YOUTH『THE YOUTH OF TODAY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。当時、メンバーの平均年令が13歳ということも話題になった彼らである。(結成は1979年で、当時は平均年令は10歳だった。)'80's前半に一発屋という感じで活躍したが、1985年に解散したものの、2001年になって平均年令が30歳を超えて再結成をしている。(オリジナル・メンバーの内、1人は故人ということで、それ以外の4人のオリジナル・メンバーで再結成している。)本アルバムは平均年令13歳という時のアルバムであり、彼らにとっては記念すべきアルバムとなった。チャート成績は、本国イギリスで最高位24位、アメリカではBillboardで最高位23位を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Pass The Dutchie』『Children Of Zion』『Rockers』『The Youth Of Today』『Young Generation』『Mirror Mirror』『Heartbreaker』『Never Gonna Give You Up』『Schoolgirl』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングル(当然、デビュー曲である)の『Pass The Dutchie』はイギリスで1位を獲得し、アメリカでもBillboardで最高位91位を記録、1983年の年間シングル・チャートでも91位にランクインしている。2nd.シングル以降はアメリカではチャートインをしていないが、2nd.シングルの『The Youth Of Today』はイギリスで最高位13位、3rd.シングルの『Never Gonna Give You Up』はUKで最高位6位、4th.シングルの『Heartbreaker』はUKで最高位44位を記録している。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録して、彼らの代表曲になっている『Pass The Dutchie』、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『The Youth Of Today』、シングル曲の『Heartbreaker』、そして『Young Generation』というところをピックアップしておく。

デビュー時の彼らは10代前半ということで、'60'sのJACKSON 5を連想させるところがあった(5人組だったことと、兄弟がいたというためである。但し、5人兄弟ではなく、5人の中の2人が兄弟だったというだけですが...)こと、サウンドはレゲエをベースにしたゆったりとしたものだったということで、ゆったりとした気分になることが出来るものである。ただ、当時は「レゲエ」は既に知られたものであったが、ブームの前だったこともあって、浸透するというところまではいかなかったが、'80's前半に起こった「レゲエ・ブーム」、更に'80's後半のワールド・ミュージックの台頭に影響を与えているグループの一つであるのは疑う余地のない所である。

尚、イギリスではTOP 10ヒット曲が2曲あるため、「一発屋」とは言えないが、アメリカでは「一発屋」と言うことの出来るチャート成績であったため、彼らは「一発屋」として認識されている所もある。(特に、平均年令が中学生になるかならないかという時期のヒット曲であるため、そのイメージから抜け出せなかったのは残念な所であった。)で、'80'sの「JACKSON 5」にはなれなかったものの、'80's前半に名前を残している(子供)グループであるだけに、'80'sサウンドがお好きな方はチェックしておくべきですね。

 

Youth of Today

Youth of Today

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1990/10/17
  • メディア: カセット


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