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MOOD SIX『CUTTING EDGE RETRO: A MOOD SIX ANTHOLOGY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2007年にリリースされた彼らの2枚組のベスト・アルバムである。ゃやわゃと後半に'60'sの雰囲気を持った「ネオ・サイケデリック・シーン」が盛り上がったが、その中心にあったのは「ネオ・モッズ」と呼ばれるものであり、彼らはそのネオ・モッズを引っさげて'80'sの音楽シーンで活躍したグループである。本アルバムは、そんな彼らのベスト盤、しかも2枚組であるため、たっぷりと彼らの世界を堪能することが出来るものである。

収録曲は、DISC 1が22曲、DISC 2が23曲の全45曲に達しており、彼らのアルバムは現在ではCDとしては入手し難いだけに、ファンにとっては嬉しい限りである。で、DISC 1の収録曲は以下の通りである。『She's Too Far (Out)』『Party Time』『It's Your Life』『Victim』『Hanging Around』『Plastic Flowers』『Brief Encounter』『Stay This Way』『The Rain Falls On Mary』『The Difference Is』『The Contemporary Scene』『The Voice Of Reason』『Eternal』『Back To The Day』『The Life That Jack Built』『A Matter Of.』『What Have You Ever Done?』『Love Of Money』『Far Away』『When The Time Comes』『The Perfect Life』『Game Show』。

続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『Startin' Points』『Is It Right』『I Wanna Destroy You』『Big Time』『The Intruder』『You Don't Know Me』『I Saw The Light』『Theme From "The Chase"』『Somebody』『You Could Be My Soul』『Hammer Into Anvil』『Look At Me Now』『Colour It Pink』『Too Clever By Half』『Green Turns To Gold』『Flowers And Boxes』『Now Is The Day』『Mad About The Boy』『The Friend She Needs』『I'll Keep Holding On』『And This Is It』『Misunderstandings』『A Perfect World』。

これだけ多いと、お薦め曲としてピックアップするとなると、お決まりの曲しかチョイスしないことになってしまうので、ここでは控えることにする。いずれにしても、これだけの曲が収録されていると、彼らの代表的な曲は網羅されているので、特に不満となる所はない。

「ネオ・モッズ」はイギリスではそれなりのムーブメントとなったが、それ以外の国では今一つ盛り上がらなかったこともあって、UKサウンドがお好きな方でなければ意外と忘れ去られているブームの一つとなっているが、'80'sサウンドの歴史には刻み込まれる出来事であるだけに、音楽的なことだけでなく「資料性」という点でも本ベスト盤の存在は宜しいかと...

 

Cutting Edge Retro: A Mood Six Anthology

Cutting Edge Retro: A Mood Six Anthology

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Red UK
  • 発売日: 2007/01/30
  • メディア: CD

カッティング・エッジ・レトロ/ムード・シックス・アンソロジー

カッティング・エッジ・レトロ/ムード・シックス・アンソロジー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2008/04/09
  • メディア: CD

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