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追悼・GARY MOORE『CORRIDORS OF POWER』 [音楽(洋楽)]

まさかの訃報が届いたということで、追悼という意味で、彼のアルバムを改めて取り上げることにします。それにしても、58歳(4月に59歳になる。)という若さでの急逝というのは本当に残念です。ご冥福をお祈り致します。


取り上げたアルバムは1982年に発表された、彼の3枚目のスタジオ・アルバムである。それまでにもギタリストとして彼の名前は知られていたものの、マニアックなところがあったのたが、本アルバムによって一気にメジャーなギタリストにした名作である。本国イギリスやアメリカではそれほどではなかったが、日本では好評であって、ヒットを記録した。そういうこともあって、彼は日本では人気の高いギタリストでもある。

収録曲は、オリジナル盤では全9曲であったが、2002年にリマスターされたときに3曲のボーナス・トラックが追加されて全12曲となった。収録曲は以下の通りである。『Don't Take Me For A Loser』『Always Gonna Love You』『Wishing Well』『Gonna Break My Heart Again』『Falling In Love With You』『End Of The World』『Rockin' Every Night』『Cold Hearted』『I Can't Wait Until Tomorrow』。(以下、ボーナス・トラック)『Falling In Love With You (Remix)』『Falling In Love With You (Remix Instrumental)』『Love Can Make A Fool Of You』。

お薦め曲としては、彼の代表曲と言えば必ず名前が挙がる『Always Gonna Love You』と『Falling In Love With You』、そして『End Of The World』『I Can't Wait Until Tomorrow』という所をピックアップしておく。

1969年に音楽活動を始めてから'70'sという時代は波瀾万丈で評価もあまりされていなかったが、知る人ぞ知るギタリストであった。それが本アルバムの日本でのヒットによって評価が変わることになり、日本での人気が先行する形でイギリスやアメリカでも知られていくようになった。それだけに、本アルバムの存在は、彼にとっても忘れられないものである。また、これは'80'sサウンドという枠を越えて、名ギタリストの歴史に残るアルバムである。それだけに、改めてじっくりと聴くのにはピッタリというアルバムである。

今まで聞いたことが無いと言う方も、ロックを聴くという方は、絶対に聴いておきましょう。(追悼盤という形で、改めてベスト盤がリリースされるのではないかと思いますが...)

 

Corridors of Power

Corridors of Power

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2003/04/10
  • メディア: CD

コリドーズ・オブ・パワー

コリドーズ・オブ・パワー

  • アーティスト: ゲイリー・ムーア
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/10/30
  • メディア: CD

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