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ケータイ刑事銭形零10話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形零」の第10話「韓国スター・ゴ様登場! ~真冬のソナタ殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目の増補となる今回は、この物語の事件現場となった「キッチン」について、被害者がそこに行ったのはこれを取りに行ったためだったということで「電池」について、被害者はこれに刺されて死んだということで「サソリ」について、そしてこれらのことはこうと高村さんが口にした「偶然」について記します。尚、「電池」については「・2話[裏ネタ編]PART 4」で記したものを、「サソリ」については「・28話(2nd.15話)[裏ネタ編]PART 10」で「さそり(動物)」として記したものを、「偶然」については「・37話(2nd.24話・AS2話)[裏ネタ編]PART 12」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/2日付です。)

キッチン」:調理(料理)を行う場所のことである。いくつかの呼び名があって、「台所」「厨房」「調理場」「勝手場」「お勝手」などと呼ばれることもある。更に、現在ではあまり使われないが、「厨(くりや)」と呼ばれていたこともある。(古語ではこちらが一般的であった。)但し、個人の住宅にある料理を作る場所のことは「キッチン」「台所」「お勝手」ということが一般的であり、外食産業(レストラン、喫茶店、食堂、ファーストフード店など)や総菜や弁当などの食品製造業における調理施設のこと、更に旅館の調理作業を行う場所は「厨房」または「調理場」と呼ぶのが一般的である。

尚、英語では「台所」「厨房」「調理場」「お勝手」など、特に区別することなく「Kitchen」と言い、ドイツ語では「Küche」、フランス語では「Cuisine」、イタリア語では「Cucina」、スペイン語では「Cocina」、ポルトガル語では「Cozinha」、中国語では「厨房」という。また、英語の「Kitchen」には、食堂兼用の台所(日本語で言うと「ダイニング・キッチン」(←これは和製英語であって、英語では「Eat-in Kitchen」若しくは単に「Kitchen」という。))も含めて言う場合もある。

電池」:化学反応によって起電力を発生させる装置のことである。これを用いることで、直流電力を簡単に得ることが出来る。英語では「Battery」、ドイツ語では「Batterie」、フランス語では「Pile」、イタリア語とスペイン語では「Pila」(発音、アクセントも同じ)、ポルトガル語では「Bateria」、中国語では「電池」と言う。

電池には、化学反応によってエネルギーを放出しきったらそれっきりとなる「一次電池」と、放電電流と逆向きに電流を流すことによって化学エネルギーとして蓄電することが出来る「二次電池」とがある。(「蓄電池」と言うこともある。)一次電池は直ぐに電源として使用する事が可能であるが、二次電池は直ぐに使用することが出来ず、まずは充電を行わないと使用することが出来ないという特徴がある。(市販品の一部では、予め充電されているものもありますが...)

「一次電池」は、通常は「乾電池」と呼ばれていて、これにはマンガン電池、アルカリ・マンガン電池、水銀電池、リチウム電池、オキシライド電池(現在は生産完了となって製造されていない。)などがあって、それぞれは用途に応じて使い分けられている。一方、「二次電池」には、鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル・水素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池(ニッカド電池)、ナトリウム硫黄電池(NaS電池)などがあって、やはり用途に応じて使い分けられている。(自動車のバッテリーは鉛蓄電池が一般的であるため、二次電池である。)

また、それ以外の電池としては、太陽光を電流に変換する太陽電池、液体燃料を用いて化学反応を起こさせて使用する燃料電池、バイオなどの生物活動を利用した生物電池、放射性元素が原子核崩壊を起こす際に発生するエネルギーを利用する原子力電池、熱エネルギーを電気に変換する熱電池などがある。が、一般に「電池」と言うと「一次電池」のことを指していて、特に「乾電池」のことである。(乾電池で無い場合でも、一次電池である「ボタン電池」を指すことが多い。二次電池を指す場合は、携帯電話の電池を指すのが殆どであって、車の電池は「バッテリー」と呼ぶのが普通であって「電池」とは言わないのが普通である。)→この物語でも「乾電池」のことを指していました。

電池の歴史はまだ200年ほどである。18世紀の終わりにガルヴァーニによってガルヴァニ電池が発見され、ボルタがボルタ電池を発明したことから歴史が始まる。19世紀後半になってマンガン電池の原形となるルクランシェ電池が発明されたことから発展していくことになる。それ以後は、新しい材料を使った電池が次々と発明されていくことになる。また、充電することが出来る二次電池は19世紀末になって発明されている。(最初のものはニッカド電池であり、続いてニッケル・鉄蓄電池が登場した。)現在でも新材料による電池の研究が進んでいて、長寿命化が進んでいる。(最近ではオキシライド電池が新たな電池として登場したが、現在では生産完了しなっていて製造されていない。→後継製品のほうがオキシライド電池よりも高性能になったことと、オキシライド電池で問題となった初期電圧が高いことを解決したためでもある。)

乾電池は大きさが規格で定められていて、「単一」から「単六」までと角形の006P形がある。この中で006P形は内部に単六形相当の電池が6本、直列接続されている。そのため、電圧は定格電圧は9Vと高くなっているが、容量は大きくない。また、単一から単六の乾電池は定格電圧は1.5Vであるが、初期電圧はマンガン/アルカリ電池のいずれも1.6V(006Pは9.6V)、終止電圧はマンガン電池は0.85~0.9V、アルカリ電池は0.8~1V程度である。→新品は1.6Vで、使用している内に次第に電圧が下がっていく。よって、1.5Vを保っているのは意外と短い。最近の乾電池を使用している装置は電圧変動に対してDC-DCコンバータなどを用いて、電圧変動に対する大作が当然のように行われている。また、オキシライド電池は終止電圧は1Vていどであったが、初期電圧が1.7Vということで、これが機器の寿命を縮めたり、壊してしまうということがあり、一部の装置での使用をしないような注意書きがあった。

尚、電池は便利なものであるが、化学反応を利用したものであるため、正しく使用しないと色々と危険が生じる事がある。よって、正しく使用しましょう。(特に、向きを正しく入れること、一次電池を集電しないことは重要である。)

尚、現在ではより小形のものに移行してしまったが、メモリースティックの長さは単三電池の長さと同じであるが、これは単三電池の長さに合わせたためであるというのは有名な話である。

サソリ」:漢字で表記すると「蠍」と記す。クモ綱サソリ目の節足動物の総称である。温帯から熱帯に生息していて、夜行性動物である。体長は小さいものは3cm程度であり、殆どのものは10cm以下という小動物であるが、最大種のダイオウサソリ(「エンペラースコーピオン」ともいうが、これは西アフリカに分布している。)には30cm程度にまで達するものがいる。全世界では約1600種類のサソリがいるとされているが、生死に関わるような強力な毒を持っているのは極一部の種だけであって、20~30種類程度である。(殆どのさそりの毒性は強くない。→だからと言って安全という訳ではなく、毒性は弱くても場合によってはアナフィラキシーショックを起こす場合もあるので、危険であることに変わりはない。)

英語では「Scorpion」、ドイツ語では「Skorpione」、フランス語では「Scorpiones」、イタリア語では「Scorpioni」、スペイン語では「Escorpión」、ポルトガル語では「Escorpião」、中国語では「蠍子」と言う。また、日本語の俳句の世界では夏の季語である。

体の特徴は、先端が鋏形状をした大きな蝕肢と、尾に毒針を持っていることである。毒に関しては、毒性の強い種は主にアフリカやメキシコに生息している種である。(それ以外の地に棲息しているものは毒性は強くはないが、「安全」ということにはならないのは言うまでも無い。)

特に毒性が強いことで知られているサソリは、イエローファットテールスコーピオン、ストライプバークスコーピオン、中東に生息するデスストーカーという種である。特に「デスストーカー」は獰猛であって動きも素早いため、とても危険な種である。(名前の「デス」は当然ながら英語の「Death」であり、それだけ危険なサソリであるという証でもある。)

時々ニュースで耳にするのは、港に於いて、(船便で)輸入された物資に紛れてサソリが現れた、ということであるその都度パニックになっているが、これは「サソリは猛毒を持っている」という認識が強いためである。しかし、実際には毒性の強いサソリは少なく、無害ではないがパニックになるようなものではない。逆に、パニックに陥ることで慌てた行動をすると、それがサソリを刺激することになって、サソリを攻撃的にしてしまい、暴れさせることになり、危険となる。よって落ち着いて対処すれば良くことであって、下手に騒ぎ立てるということが被害を大きくしてしまうだけである。尚、サソリに対して素手で対処しようというのは無謀なことであるが、しっかりとした手袋(厚みのあるゴム手袋など)を填め、素肌を出さないようにして、サソリの動きを良く見て対処すればよい。

また、サソリの中には「蛍光現象」が見られる種がいる。これはブラックライトを当てると体が緑色に光という現象である。この現象はサソリの表皮にあるヒアリン層が蛍光を発するとされているが、詳しくはまだ解明されていない。(蛍光現象が見られる種のサソリは、脱皮した後に残る殻も同様に蛍光現象が起こる。)

食性は肉食であって、主に昆虫などを食べるが、時にはトカゲなどのように自分よりも体の大きい動物を襲う場合もある。サソリは狙った獲物に対して毒針を刺して、相手の体内に毒を注入し、その毒によって相手を倒し、餌とする。よって、サソリにすると、一撃で相手の体内に毒を注入することが出来ればよく、獰猛な種は自分の身体よりもはるかに大きな相手に対しても襲ってくる。尚、毒で死んだ獲物は、ハサミを使ってちぎって食することになる。

また、サソリの行動で特徴的なものとして、交尾の際、雌と雄が向かい合って互いの蝕肢をつかみ合い、前後左右に動く「求婚ダンス」と呼ばれるものが知られている。

サソリは毒を持っていることから恐れられている動物であるが、イタチやジャコウネコ科の肉食性哺乳類、鳥、爬虫類は天敵であって、捕食関係にある。(特に子どものサソリ(=成体になっていないさそり)は天敵に食べられてしまうことが多い。)→天敵がいるからこそ、個体数もほぼ一定に保たれているのであって、天敵の存在がなければ世界的にも凄い数になっていることでしょう...

日本にも一部の地域にサソリは棲息しているが、それは沖縄の八重山諸島や小笠原諸島である。八重山諸島に生息する種はヤエヤマサソリであり、これは小形の種である。また、八重山諸島や小笠原諸島の双方に広く生息している種はマダラサソリである。(これらのサソリの毒性は弱く、刺されても死んでしまうような強い毒性ではないが、だからといって「安全」とは言い切れない。)

一部の種のサソリをペットとして飼育する人がいるが、ペット用となるサソリの毒性は皆無ではない。(弱い毒性がある。)そのため、危険な動物であることに変わりはないので、絶対に逃げ出さないように十二分な管理が必要である。→ベトとして飼育するのは自由であるが、自分を含めて危険があるだけに、こういう動物は飼育するべきではない。

偶然」:何の因果関係もなく、予期していない事象が起こることをいう。または、「たまたま」という副詞の意味もある。更にこの言葉は「必然」と対極にある言葉(反対語)でもある。

この言葉は哲学の世界でも使われる言葉であって、「必然(必然性)」という言葉の定義に応じて、その反対語として用いられるため、様々な意味を持つことになる言葉でもある。

意味としては、「たまたま」「はからずも」「まぐれ」「出会い頭」というがある。これらは、ある方向に進む因果関係に対して、それとは全く異なる方向を持つ別の因果関係が交錯している場合に、それぞれの因果関係は独立しているにも関わらず、2つの交錯する点で2つの事象が出くわすことが起こった場合のように、発生する確率の低い事象が起こったレアケースのことを指す。(「滅多に起こらないこと」が起こった場合に使われることが多い。)

また、数学の世界に於いては、確率論は「偶然」という概念が根底にあるものである。(例えば、サイコロを振って「1」が出るのも「6」が出るのも1/6の確率の偶然である。→イカサマ・サイコロで特定の目が出るように細工したサイコロでは、その特定の目が出ることが「必然」であるため、確率論は成立しないことになる。)

また、ギャンブルなどの賭事は、基本的に「偶然」によって結果が支配されているものである。(但し、胴元が儲かるような掛金の再配分率になっていますが...)宝くじもまた同様である。

英語では「Contingency」、ドイツ語では「Zufall」、フランス語では「Contingence」、イタリア語では「Contingenza」、スペイン語では「Contingencia」、ポルトガル語では「Contingência」、中国語では「偶然」と言う。

 

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