MEN AT WORK『THE ESSENTIAL』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2003年にリリースされた彼らのベスト・アルバムである。豪州出身で、'80's初頭に2曲の全米No.1ヒット・シングルを生み出し、世界中に「ダウンアンダー・ブーム」を巻き起こした彼らであるが、バンドとしての活動期間はそれほど長くはなかった。「太く短く」という形であったが、彼らの明るく楽しく、どことなくコミカルで脱力系でもあるサウンドの魅力は現在でもも失われていない。そういう彼らのサウンドを堪能するにはお手軽なベスト盤である。
収録曲は全14曲であるが、2008年になって本アルバムは、ボーナスDVD(10曲収録)とセットになったDELUXE版がリリースされた。しかもそちらでは、AUDIO-CDの方には7曲のボーナス・トラックも追加収録されて、全21曲の収録となった。
オリジナル盤の収録曲(14曲)は以下の通りである。『Down Under』『Who Can It Be Now?』『It's A Mistake』『Be Good Johnny』『High Wire』『Underground』『Blue For You』『Maria』『Man With Two Hearts』『I Can See It In Your Eyes』『Overkill』『Dr. Heckyll And Mr. Jive』『Still Life』『Everything I Need』。(以下はSP版のボーナス・トラック)『Hard Luck Story』『Upstairs In My House』『I Like To』『Snakes & Ladders』『Down By The Sea』『Down Under(12" Mix)』『Down Under(Endorphin Rewind Mix)』。
また、DVDの収録曲は以下の通りである。『Down Under』『Overkill』『Who Can It Be Now?』『Hard Luck Story』『High Wire』『Maria』『Dr. Heckyll And Mr. Jive』『It's A Mistake』『Everything I Need』『Be Good Johnny』。
彼らのオリジナル・アルバムは3枚しかなく、3rd.アルバムは転けただけに、彼らのサウンドを堪能するには2枚のオリジナル・アルバムを聴くという方法もあるのだが、1枚ものとなると気軽に聴くことが出来るだけに、本ベスト盤は入門者にも、また気軽に彼らのサウンドを聴こうという方にはもってこいである。
'80's初頭のダウンアンダー・ブームを語る上では彼らの存在無しでは語れないのはご存知の通りであるだけに、彼らのオリジナル・アルバムを持っていないという方にはお勧めのベスト盤である。(マニアの方はDVDの付いているDELUXE版を手に入れましょう。)
↓DELUXE版はこちら
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