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ケータイ刑事銭形零10話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形零」の第10話「韓国スター・ゴ様登場! ~真冬のソナタ殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目の増補となる今回は、高村さんがカメラでこれをしたことから事件が起こったと言っても良いだけに、そのきっかけとなった「カメラ」について、「シャッター」について、「半押し」について、ちゃんはゴ様にこれをおでこに張られたということから「ワッペン」について記します。尚、「カメラ」については「・9話[裏ネタ編]PART 5」と「・13話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/2日付です。)

カメラ」:被写体の(光学)像を撮影する装置であって、静止画像を撮像するものと、動画像を撮影するものとがある。(前者は「静止画カメラ」→所謂「カメラ」であり、後者は「動画カメラ」→所謂「ビデオカメラ」である。)また、光学的な像を得るものと電子的な像を得るものとがある。(前者は「フィルムカメラ」、後者は「デジタルカメラ」及び「ビデオムービー」である。)

静止画/動画を撮影するものも、基本原理は同じである。動画は静止画を一定間隔で連続撮影していくものと言うことが出来る。また、光学的には得られる像の違いがあっても原理は同じである。

現在、静止画を記録するカメラは単に「カメラ」、または「スチルカメラ」と呼ばれ、動画を記録するカメラは「シネカメラ」「ビデオカメラ」「ムービー」「ビデオムービー」などと呼ばれている。また、最近では、デジタル(スチル)カメラであっても動画の撮影が可能であり、ムービーであっても静止画の撮影が可能になっている。

フィルムを用いたものは、銀の塩化物質を塗布したフィルム(そのため「銀塩写真」とも呼ばれている。)の上に光学像を結び、光学変換によって像を得る。原理的には、フィルムに塗布された感光剤のサイズまでの解像度が得られるため、高解像度である。(但し、レンズやメカニカル的な性能のため、感光剤の分子単位の解像度までは伸びないですが...)動画の場合は一定間隔で静止画写真をフィルム状に撮影していき、それを再生するときに同じ間隔で再生していくことで動画となる。(映画や8ミリフィルムがこれに該当する。)

一方、電子的な像を得るものは、フィルムの部分に相当する位置に、CCDやC-MOSセンサーなどの光電変換素子を配置し、その光電変換素子が走査することで電気信号として記録する。(撮像素子と記録媒体、形式が異なるだけである。)動画の場合もフィルムと同様に、一定間隔で連続撮影していき、再生時にも同じ間隔で再生していくことで動画となる。尚、光電変換する素子の方が解像度と言うことでは、撮像素子の画素のミクロ化に限界があるためフィルムには原理的には及ばない。(但し、実用的なレベルには十分達していますが...)

近年は、記録した像をデジタル・データとして保存することが主流となっているため、「銀塩写真」の需要は減少の一途であり、デジタル・データとして記録する所謂「デジタルカメラ(デジカメ)」が主流になっている。デジカメは主にCCD等の光電変換素子の上に被写体の像を結像させ、光信号を電気信号に変換し、それを走査させて画像を構成するものであり、電子的な像を得るものである。

尚、光学式に撮影したフィルム画像と、光電変換して走査されて撮影した電気信号画像には大きな違いが一つある。前者は1枚の画像は全て同一時間の物であるが、後者だと「シャッター」を用いていなければ、1枚の画像の中でも走査にかかる時間の関係で、(マクロ的には)同一時間とは言えない画像と言うことになる。

尚、一般的に「カメラ」と言うと方式に記録方式に関係なく「スチルカメラ」のことを指す。(動画撮影のカメラは「ビデオ」「ムービー」「ビデオカメラ」などと言うのが一般的である。)しかし、明らかに動画カメラを使っているのが明らかな場合(例えば、TV局のスタジオや映画、ドラマの撮影現場など)は「カメラ」と言うと動画カメラのことを言う。

英語では「Camera」、ドイツ語では「Kamera」、フランス語では「Appareil-Photo」、イタリア語では「Macchina Fotografica」、スペイン語では「Cámara」、中国語では「照相機」と言う。

シャッター」:カメラに於いて、フィルム、または撮像素子に撮影時のみ光学像を結ぶようにするための装置のことである。撮影期間のみ解放することで光学像を所定の位置に結像させるため、像が得られる。(非撮影時には光を遮ることになる。)

カメラが登場した当初は、フィルム(乾板)の感度が悪かったため、数分間の露光時間が必要であったため、レンズキャップがこの役割を果たしており、特に「シャッター」と呼べるものは備えていなかったが、フィルムの感度が向上していくと共に露光時間を正確に管理する必要が生じたことで設けられた装置である。

尚、シャッターは名前の通り「閉じる装置」である。これは、露光開始は撮影者がシャッターボタンを押すことで開始されるものであり、そこから一定時間で閉じるという働きをするためである。現在のカメラでは、露光時間は1/60秒、1/125秒や1/250秒、1/500秒などという短時間であるため、人が開始と終了の療法を制御するのは不可能である。

尚、「シャッター」はカメラの撮像光学系の中に設置されている機械的な装置のことであり、これを制御するのは「シャッターボタン」である。しかし一般に「シャッター」と言うと、その「シャッターボタン」のことを指している。

英語では「Shutter」、ドイツ語では「Verschluss」、フランス語では「Volet」、イタリア語では「Otturatore」、スペイン語では「Obturador」、中国語では「快門」という。

半押し」:オートフォーカス機能のあるカメラで、シャッターボタンを奥深く(最後)まで押し切らずに、半分だけ押した状態にすること、もしくはそのことを言う。

従来のカメラではこのようなものは無く、オートフォーカスという機能が備わったことで生まれたものである。半押しの状態でオートフォーカス機能が作動して、被写体のピントを合わせる。(更に露出の調整を行ったり、最近のデジカメでは手ぶれ補正機能を動作させる準備モードに入る。)そしてシャッターボタンを更に深く押すことでシャッターを切ることになる。

オートフォーカス機能を動作させるためノスイッチをシャッターボタンと別にすると、撮影前に2つのボタンを押すことが必要になる(オートフォーカス機能を働かせなければ1つで済むが、そうなるとフォーカスは手動ということになる。)ため、実に面倒な動作を行うことになる。また、別のボタンを押すことで画面が動いてフォーカスずれが生じたり、ブレを生じる原因にもなる。そのため、1つのボタンに二段階のスイッチ機能を設けたものが利用されるようになった。

現在のカメラでシャッターボタンを奥まで一気に押した場合(=半押し状態が殆ど無いことになる。)は、オートフォーカス機能が完全に動作完了していない状態で撮像されることになるため、フォーカスがずれた状態になるものと、オートフォーカス機能の動作が完了してからシャッターを切るものとがあるため、そのカメラの特徴を知っておくべきである。(最近のカメラのシャッターボタンは、メカニカル・スイッチではなく、電気信号を発するトリガー・スイッチであるのが一般的であるため、仕様としてはオートフォーカスが完了しないとシャッターを切らないことにすることも、そうしないことも、いずれも可能である。)

現在のカメラはオートフォーカス機能が当たり前のように装備されているので、シャッターボタンの半押しというのは当たり前である。そのため、高村さんはそれを知らなかったということで、オートフォーカス機能が無かった時代のカメラしか知らなかったといって良いですね。

英語では「Half Push 」、ドイツ語では「Halber Schub」、フランス語では「demie poussée」、イタリア語では「Mezza spinta」、スペイン語では「Medio empujón」、中国語では「半按」という。

ワッペン」:ブレザーやコートなどの胸や腕の部分に付けるための、縫い取り装飾をした飾りのこと、またはそれを模して作られた紙製、ビニール製、布製などのマークのある玩具のことである。

元々の意味はドイツ語で「紋章」を意味する「Wappen」であり、中世の騎士が盾や鎧などに付けていた紋章を指していた。そこから、紋章などのマークを織り込んだ織物製のマークのことも指すようになり、更にそれを模したシールの類などの玩具まで含まれることになった。

ドイツ語では「Wappen」、英語では「Badge」と言うのが一般的であるが、元々の意味である「紋章」を指す場合は「Emblem」と言う。さらに、フランス語では「Emblème」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Emblema」(但し、発音は異なる)、中国語では「徽章」という。

 

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