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ケータイ刑事銭形雷22話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第22話の「気分はもうスピード!? ~バスジャック殺人事件」についての「裏ネタ編・増補」は今回限りです。で今回は、劇中で殺された西島が口にした「正当防衛」について、「社運」について、ちゃんが仕掛けた所で口にした「陸橋」について、この物語の真犯人が老女にこうしていたことから「変装」について、事件解決後に岡野さんがこの免許を取ると口にした「大型二種」について記します。尚、「正当防衛」については「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 6」で、「変装」については「・38話(2nd.25話・AS3話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/5/28付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

正当防衛」:急迫不正の侵害に対して、自己または他人の権利を防衛するために、やむを得ずに行う加害行為のことを言う。この場合、この加害行為が犯罪行為になったとしても、これは犯罪には問われない。また、民法上でも賠償責任を負わないで済む。(但し、過剰防衛であった場合は全く問われないということにはならず、減免された形で罪に問われたり、損害賠償を負うことになる。)

正当防衛が成立するためには、急迫の侵害であること、不正な侵害であること、自己または他人の権利防衛のためであること、やむを得ずに行った行為であること、を充たす必要がある。これらの判断は当事者ではなく、警察が判断して検挙するかしないかを決め、起訴された場合は裁判で判断されることになる。よって、当事者のその場の判断で決まるものではなく、決定されるまでにはかなりの時間がかかることになる。(裁判で決まると言うことは、控訴されれば上級審で判断されるため、最長の場合は最高裁での判断と言うことになる。)

但し、当事者としては「正当防衛」ということを主張するのは当たり前のことである。(主張するのは当たり前であるが、それが認められるのかは別問題である。)

そのため、同じような事件であっても、「正当防衛」が成立する場合と成立しない場合がある。例えば、痴漢に対抗するために催涙スプレーをいつも持ち歩いている女性が、(初めて)突然痴漢に襲われ、その撃退のために催涙スプレーを使い、痴漢が怪我をした場合と、何度か痴漢に襲われたことから催涙スプレーと何らかの武器になるものを入手し、次に襲われた時に催涙スプレーを使い、痴漢が怪我をした場合、そして用意していた何らかの武器を使って痴漢を負傷させた場合を考える。この場合、第一の場合は完全に「急迫」という判断が下されて「正当防衛」が認められる可能性が高いが、第二の場合は「急迫」が認められても「予見されたこと」として100%の「正当防衛」が認められることになるかは分からない。(おそらく90%以上は認められるでしょうが...)つまり、多少の減免がおこなわれるということになる。しかし、第三の場合(例えばメリケンサック(ナックルダスター)を用意していて、これを使って反撃に出る、など)では、「正当防衛」が認められたとしても「過剰防衛」と判断される可能性がある。もしも「過剰防衛」と判断されると、痴漢行為の被害者として認められる損害賠償の金額が減免されることになると思われる。(まあ、痴漢に対して治療費を支払うという所まではいかないでしょうが、この反撃によって痴漢が死亡したり、半身不随になったとしたら、何らかの負担を背負わされる可能性がある。(普通の殺人罪や傷害罪としての損害賠償額よりは減免されるのは間違いないでしょうが...))→これらの最終的な判断は、裁判で判断されることになるので、ここでは「可能性がある」と記しています。

尚、英語では「Self-defense」、ドイツ語では「Selbstverteidigung」、フランス語では「Légitime défense」、イタリア語では「Autodifesa」、スペイン語では「Autodefensa」、中国語では「正當防衛」という。

社運」:会社の運命のことである。社運を賭けるということは、それだけその仕事に書けているということになる。

英語では「Future of the Company」、ドイツ語では「Zukunft der Gesellschaft」、フランス語では「Futur de la Compagnie」、イタリア語では「Futuro della Società」、スペイン語では「Futuro de la Compañía」、中国語では「公司的命運」という。

陸橋」:道路や鉄道(線路)、運河などを渡るために、その上に設けられた橋の総称であって、「高架交差路」という言い方もある。これらは基本的に陸上にあるものである。

最も身近にあるのは道路を跨ぐものであって、「跨道橋」と呼ばれるものがそれに該当する。跨道橋には歩行者(自転車を含む)が道路を渡るために設けられたものが「横断歩道橋」、鉄道線路が道路を跨ぐように設けられた「架道橋」、道路が別の道路を跨ぐ「跨道橋」と呼ばれるものがあって、これらは何処にでもある身近なものである。(特に「横断歩道橋」は交通量の多い道路では何処にでもあるものである。)

また、鉄道線路を跨ぐものは「跨線橋」と呼び、これには歩行者用のものと自動車用のものとがある。また、鉄道路線が別の鉄道線路を跨ぐものは「線路橋」と呼ばれる。

尚、地下鉄の場合は実際に気づかないで線路橋のような形になっていることも多いが、地下にあるものは「陸橋」と呼ぶことはない。(道路の場合も地下で交差しているものは同様に「陸橋」とは呼ばない。)

英語では「Overpass」「Flyover」「Viaduct」などと言う。ドイツ語では「Überführung」、フランス語では「Pont」、イタリア語では「cavalcavia」、スペイン語では「Paso Elevado」、中国語では「高架橋」と言う。

変装」:容姿や服装を変えて別人のように繕うことを言う。いくつかの目的のために行われることであるが、大別すると、変装することを娯楽の一つとして楽しむために行うものと、身元や正体を隠すために行われるものとがある。

前者には「コスプレ」や「仮装」が含まれることになり、自分以外の人間になることを楽しむものとして、娯楽や趣味の一つということで定着していることである。娯楽としてのものであるため、特に問題はない。

一方、後者の場合は、色々と問題となることもある。特に身元や正体を隠して犯罪を行う場合があって、これが問題となる。また、顔を隠すだけではなく、時には男が女装/女が男装したり、違う人種の人間に化けることも行われる。(一般的に多く行われるのは、顔を隠すための仮面や覆面を付ける、眼鏡を掛けるなどですが...)→「ケータイ刑事」でもお馴染みの怪人十面相(八面相、六面相、5面相、3面相も含む。)も、犯罪を成功させるために他人になりすますためな変装を行っている。

それ以外では、デモに参加する場合、変装をして参加するという人は比較的多い。また、諜報部員がスパイ活動を行う場合にも、正体を隠すために変装するということは普通に行われている。(デモや諜報活動の中には、反社会的な行為を行う場合とそうでない場合とがあるが、反社会的な行為を行う場合は犯罪行為のために行う「変装」と同様の扱いということになって問題視されることがある。)

歴史的には、宗教的な儀式や祭の際に行われてきたものであって、中世の時代には既に定着していたことである。特に中世では呪術的な儀式を行う際、参加者は変装をするというのが一般的である。(「M1」にも登場する黒頭巾(「イカみたい」と佐藤公安は言っていましたが...)も元々は(黒ミサの)儀式を行う際に正体を隠すために行われた変装である。)

また、娯楽的な要素のある「変装」は、中世のヨーロッパ貴族の間で「仮面舞踏会」と呼ばれる仮装パーティが行われるようになり、ここではいつもとは違う姿になることで新たな楽しみを得ようとしたものということで、今日のコスプレに通じる娯楽的な要素が生まれたものとなった。また、「娯楽」という要素をより強くしたものでは、ケルト民族の間で始まったハロウィン・パーティの仮装があって、現在では西欧諸国全体に広がり、広く行われているようになった。

犯罪の為の「変装」は問題だけであるが、娯楽のための「変装」ならば、問題を起こす訳ではないので、大騒ぎをして他人に迷惑を掛けないというのであれば、それはそれでよろしいんじゃないかと...

尚、英語では「Disguise」、ドイツ語では「Verkleidung」、フランス語では「Déguisement」、イタリア語では「Travestimento」、スペイン語では「Fingimiento」、「中国語では「化装」という。

大型二種」:運転免許の一つである。運転免許には、一般的な運転の際に必要となる「第一種運転免許」と報酬を得て人を輸送するために自動車を運転する際に必要となる「第二種運転免許」があり、それとはまた別に、大型自動車、中型自動車、普通自動車、大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車、小型特殊自動車などの車の種類に応じた免許がある。

「大型二種」はこれらの中で、第二種の大型自動車を運転するのに必要な免許証ということになる。該当する車は、大型バス(定員が30人以上)ということになり、バスの(営業)運転を行うにはこれを有していないと運転できない。

尚、「大型二種ヶの運転免許を取るには、21歳以上であり、大型第一種免許、中型第一種免許、普通第一種免許、大型特殊第一種免許の内、いずれか1つの免許を有しており、更にその有している免許を受けていた期間が通算して3年以上、という規定がある。(最も一般的な普通第一種免許を取得するには18歳以上であることが必要であり、それを3年以上有するということで、自然と21歳以上という下限年令が生じることになる。)

岡野さんがこの免許を取れば、バスの営業運転を行うことも可能になる。尚、第一種大型免許を持っていれば、バスでも回送車の運転のように乗客の乗っていないバスの運転をいることは認められている。岡野さんは大型免許は持っているのでしょうか???

 

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