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MANHATTANS『AFTER MIDNIGHT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼らの11枚目のスタジオ・アルバムである。美しいコーラスを聴かせる彼らのアルバムの中では2番目にセールスの良かったアルバムでもあって、1976年のアルバム「THE MANHATTANS」と共に彼らの代表作となっているアルバムである。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位24位を記録していて、1980年の年間アルバム・チャートでも74位にランクインしている。(それなりのロングセラーにもなった。)

収録曲は以下の全10曲である。『Shining Star』『It's Not The Same』『Girl Of My Dream』『Cloudy, With A Chance Of Tears』『The Closer You Are』『If My Heart Could Speak / One Life To Live』『Just As Long As I Have You』『It Couldn't Hurt』『Tired Of The Single Life』『I'll Never Run Away From Love Again』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Shining Star』はBillboardで最高位5位を記録し、1980年の年間シングル・チャートでも22位にランクインしている。(彼らの放ったシングルではやはり2番目に大きいヒットとなった。→最大のヒット曲は全米No.1となった1976年の『Kiss And Say Goodbye』である。)続く2nd.シングルの『Girl Of My Dream』はR&Bチャートでこそ30位を記録したが、HOT 100にはチャートインしなかった。

お薦め曲は、本アルバムからはやはり『Shining Star』ということになる。絶妙の綺麗なハーモニーを聴かせていて、邦題が「夢のシャイニング・スター」というように夢心地にさせてくれる美しい曲である。それ以外の曲では、『It's Not The Same』『Girl Of My Dream』『Just As Long As I Have You』『It Couldn't Hurt』という所をピックアップしておく。

彼らの結成は1962年であって、メンバー・チェンジはあるものの、現在も現役で活動を続けている。(来年には結成 50周年となる。但し、1st.シングルの発表は1964年であった。)そんな長いキャリアのある彼らの全盛期は'70's後半から'80's初頭であって、1976年に発表したアルバム「THE MANHATTANS」から本アルバムまでということになる。本アルバム発表時でも20年近いキャリアを有していて、完全に完成されたハーモニーを聴かせていた。それだけに、内容的にも充実したものとなっている。

また、本アルバムは'70'sのテイストと'80'sのテイストとが混在しているが、それが彼らの円熟した魅力でもあり、本アルバムの聴き所となっている。

ということで、'70'sと'80'sのサウンドを聴くという方、及びR&B系のサウンドがお好きな方は必聴のアルバムである。(当然、「THE MANHATTANS」の方もお薦めアルバムであるのは言うまでも無いですが...)

 

↓彼らの最大のヒット・アルバムとの「2 in 2」(2枚組セット)はお買い得です。

Manhattans / After Midnight

Manhattans / After Midnight

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Superbird
  • 発売日: 2010/03/23
  • メディア: CD


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