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ケータイ刑事銭形零10話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形零」の第10話「韓国スター・ゴ様登場! ~真冬のソナタ殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、今回は殺人の動機となった「心変わり」について、ちゃんがこの事件について語った際に出た言葉である「フェルマーの最終定理」について、「確率」について、被害者がこれを学んでいたことから「韓国語」について、そしてダイイングメッセージとなったテープは実はこれだったということから「日本語」について記します。尚、「フェルマーの最終定理」については「・9話[裏ネタ編]PART 7」で、「日本語」については「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/2日付です。)

心変わり」:「心が他に移ること」を言うのが一般的であるが、「心がいつもの状態ではなくなること」という意味もある。(これは一時的なことであって、いずれは元に戻る。)また「気移り」「変心」ということもある。

英語では「Change One's Mind」、ドイツ語では「Sinneswandel」、フランス語では「Changement de Coeur」、イタリア語では「Cambio di Cuore」、スペイン語では「Cambio de Corazón」、中国語では「変心」という。

フェルマーの最終定理」:「フェルマーの大定理」という言い方をする場合もある。また、17世紀から360年もの長い年月の間、証明することが出来なかったことから「フェルマー予想」と呼ばれていたこともあった。1994年にイギリスの数学者アンドリュー・ワイルズが完全に証明したことによって「予想」は「定理」となった。(これを証明する論文は1995年に発表されている。)そしてワイルズの功績をたたえて現在では「フェルマー・ワイルズの定理」ということもある。英語では「Fermat's Last Theorem」、ドイツ語では「Großer fermatscher Satz」、フランス語では「Dernier théorème de Fermat」、イタリア語では「Ultimo Teorema di Fermat」、スペイン語では「Último Teorema de Fermat」という。

内容は、数学に関するものであって「3 以上の自然数nについて、x^n+y^n=z^nとなる0でない自然数(x,y,z)の組み合わせがない」という定理である。尚、n=2の場合はこれを満たすものは無数に存在する。(例えば、(x,y,z)=(3,4,5)、(6,8,10)、…)また、これを満たす数を「ピタゴラス数」と呼んでいる。(ピタゴラスの定理(三平方の定理)が成立するということに由来している。)

これは17世紀の数学者フェルマーが書き残したものであり、これの証明は約360年にわたってされなかったことから「フェルマーの大予想」と呼ばれていた時期もある。

その証明にはドラマがあって、1993年に最初に発表された時には、その内容に世間を驚愕させたのだが、後の査読で、致命的な誤りが一ヶ所あることが判明した。で、その誤りの修正に難航することになったのだが、1年後の1994年にそれを克服する新たな証明を行った。(その証明については、チンプンカンプンなので、ここには記しません。興味がある方はご自分で探して下さい。)そして360年間にも及証明がされなかったという状態に決着がつき、遂に「定理」として認められることになったのである。

また、これを証明したワイルズは1953年生まれであって、これを証明した時は41歳になっていた。フィールズ賞(ちゃんも「M2」で受賞していましたね。)の受賞資格は40歳以下という規定があるため、ワイルズの功績は高く評価されたが、受賞資格の年令を超えていたためにフィールズ賞を受賞することは出来なかった。(しかし彼の功績が評価されたため、異例の特別賞を受賞している。)

尚、nが特定の値の場合(例えば、n=3、4、7など)は以前に証明されていたのだが、「自然数n」という形では証明されていなかった。(nが偶数の場合はn=2mとすれば、n=2、則ちピタゴラスの定理(三平方の定理)で証明可能であり、基本的にnが素数の場合について証明できればよい。)

確率」:ある事柄が起こる確からしさを数量的に表したもの、または全体の中からある現象が起こった頻度の割合を表した数値のことである。前者は「数学的確率」と呼ばれるものであって、例えばサイコロを振って「1」が出る確率(1/6である。)が該当し、後者は「経験的確率」と呼ばれるものである。(過去の発生頻度の蓄積から算出されるものであって、例えばサイコロを100回振って「1」が出た確率(例えば20/100という場合や15/100などもあり得るが、回数を増やしていくと、一般的には1/6に収束していく。))

尚、確率を表す数字は、最大値が1であり、最小値は0である。(1の時は必ず怒るということになり、0の場合は絶対に起こらないということになる。例えば、(普通の)サイコロを1回振って、「1」から「6」の間の数字が出る確率は1となり、「7」が出る確率は0である。)

数学の世界では「確率論」として体系化されている分野であり、また、統計学では確率を使うのは基礎となっている。

英語では「Probability」、ドイツ語では「Wahrscheinlichkeit」、フランス語では「Probabilité」、イタリア語では「Probabilità」、スペイン語では「Probabilidad」、ポルトガル語では「Probabilidade」、中国語では「概率」と言う。

韓国語」:朝鮮半島(大韓民国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国))で使用されている言語であって、この2国では公用語と定められている。(中国の一部である吉林省延辺朝鮮族自治州、長白朝鮮族自治県でも公用語になっている。)日本では「朝鮮語」と呼ばれることの方が多いが、韓国では「韓国語」と呼称しているため、韓国の言語を指す場合は「朝鮮語」と呼ばずに「韓国語」と呼ぶこともある。(北朝鮮では「朝鮮語」と呼ばれている。)または、表記にハングルを使うことから「ハングル語」と呼ばれることもある。

韓国と北朝鮮で使われている言葉は基本的には同じ者であるが、地域差がある。(「方言」と言うことも出来る。)そのため、韓国で使用されているものを「韓国語」、北朝鮮で使用されているものを「朝鮮語」と行って区別する場合もある。

総話者は約7500万人程度とされている。(韓国と北朝鮮の2国の人口が7000万人強であり、この2国以外に居住する朝鮮民族が使用している。)

英語では「Korean」、ドイツ語では「Koreanische」、フランス語では「Coréen」、イタリア語では「Coreano」、スペイン語とポルトガル語では「Coreano」、オランダ語では「Koreaans」、中国語では「朝鮮語」と言う。

言語学では日本語と同じ系統に分類され、膠着語である。また、修飾語は被修飾語に先行し、前置詞ではなく後置詞を用いるのが特徴である。また、漢字文化の影響を受けている言語でもある。(但し、現在では漢字ではなくハングルを表記に用いる。)

日本語」:日本で使用されている言語であり、日本の国語である。尚、日本の法律では「日本語を公用語とする」と定めた条文が存在しないため、法律上は公用語とはなっていないが、「事実上の公用語」ということが出来る。→日本語が公用語として法律上で定められているのは、世界中ではパラオ共和国のアンガウル州だけである。(但し、パラオ語、英語と共に、公用語の1つとされている。が、現在はアンガウル州には日本語を使う住民はいない。)これは第二次大戦前に日本の信託統治領だったことの名残りであるのと、日本との友好の証とされている。

英語では「Japanese」、ドイツ語では「Japanisch」、フランス語では「Japonais」、イタリア語では「Giapponese」、スペイン語では「Japonés」、オランダ語では「Giapponese」、ポルトガル語では「Japonesa」、中国語では「日語」と言う。

日本語を話す人の数(総話者数)は世界中で約1億3000万人である。この数は、世界の言語の中では第10位である。(世界には1000以上の言語が存在すること、世界の総人口は69億人程度(2010年)であることを考えると、これの数はとても多い方ということが言える。)日本国の人口よりも僅かに多いのは、日本以外にも話者がいるためであるが、ブラジルやペルーなどへの日本人移民とその子孫が殆どである。また、台湾、朝鮮半島、中国の一部や太平洋の島国の中には、かつて日本語教育を受けた住民がいて、そういう人たちが話す程度である。(が、子孫であっても若い世代では現地語を主に話し、日本語は第二言語のようになっていて、話す人の数は減少している。)また、欧米などでは日本語を第二、第三言語として学んでいる人の数は増えているものの、第一言語とする話者は殆どいない。

言語学においては、日本語の系統は、朝鮮語と同系説や、アルタイ語族との親近性が語られていて、ウラル・アルタイ語族の一つとされているが、確定されていない。(マライ・ポリネシア語族の一つ、ドラウセィダ語族の一つ、という説もある。)

特徴は、開音節があること、膠着形態であること、動詞文末語順であること、敬語の使用があること(発展している)などがある。また、語順は絶対的なものがなく、比較的自由である。また、体言には活用や性が無いのも特徴である。

語彙はそんなに多い方ではなく、古来から漢語、梵語が入って来て、それが日本語に加わることで増えるということを繰り返して語彙が増えてきた。その後も、江戸時代にはポルトガル語、オランダ語から日本語になったものが多数あり、明治以降になると英語を中心として、更に多くの言葉が入って来て、語彙が増えている。そのため、現在の日本語の語彙の30%は外来語だとされている。

使用する文字は、音節文字である「ひらがな」と「かたかな」、そして「漢字」がある。漢字は表意文字であるため、その数は非常に多くあり、使用される文字の数は世界の言語の中でも非常に多い言語となっている。(中国語に次ぐ文字数の多さとなる。英語ではアルファベットの26文字(大文字と小文字を別としても52文字であり、それにいくつかの表記記号が加わるだけですからね。))→一応、「ひらがな」または「カタカナ」だけでも表記は可能であるが、表意文字である漢字を使った方が単語(の区切り)がより明確に分かることになり、文字(文章)を一目見ただけでも意味が分かることになる。(これは表意文字を使っている言語ならではの特徴である。)

また、文字を表記する際は、縦書きと横書きの両方がある。縦書きの場合は上から下に書いていき、改行すると左側に進んで行く。一方、横書きの場合は、昔は右から左に記していき、改行すると下に進んで行く書き方であったが、戦後になって左から右に記していくように変更された。(改行した場合は下に進んで行くというのは同じである。)世界の言語では、縦書きと横書きの両方があるというのは珍しいことである。(英語などの欧米の言語は基本的に横書きのみである。→看板や本の背表紙などの特殊な場合には縦書きが存在するが、それは特殊な場合である。)

ちなみに、漢字文化圏の言語は縦書きが中心であるが、戦後になって次第に横書きも一般的になっている。特に近年はパソコンが横書きを中心としていたこともあって、横書きも当たり前になった。(パソコンでも縦書きに対応してはいますが...)

尚、日本語の出版物の場合、小説などの文字が中心となったものは縦書きが採用されているが、専門書などになると横書きの方が多くなっている。これは数式や専門用語の英語(英単語)が多数記されることから、縦書きよりは横書きの方が都合が良いためである。また、本のページは、縦書きで記されたことが基本となっているため、表紙を1ページとすると、左側を右側にめくり(右側がとじしろになる。)、開いたページの右側が若く、左側の方が後のページとなるのが基本である。→雑誌もこのようにページが降られているのが一般的であるが、これは縦書きが基本であるためである。尚、横書きの本の場合は、この逆で、表紙を1ページとすると、右側を左側にめくり(左側がとじしろになる。)、開いたページの左側が若く、右側の方が後のページになる。(洋書と同じである。)

日本語の書籍は、現在では縦書きのものと横書きのものとがあり、ページの進み方も両方向あって、これらが混在している状況である。しかし近年では横書きの書籍が増加しているのも事実である。(但し、法的にでも強制しない限り、どちらか一方に統一されると言うことはないとされている。)

 

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