SSブログ

MICHAEL JOHNSON『VERY BEST OF MICHAEL JOHNSON: BLUER THAN BLUE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1999年にリリースされた彼のベスト盤である。カントリー系のシンガーソングライターであり、ギタリストである彼であるが、サウンドの方はカントリーの範疇に留まらず、ポップな曲からロックンロールまでをこなす幅広いところを持っている。但し、ヒットを記録した曲が少ないということで、(日本では)殆ど知られていない存在である。が、音楽のジャンルが幅広いと言うこともあって、なかなか面白いミュージシャンでもある。

収録曲は以下の全17曲である。『Bluer Than Blue』『Almost Like Being In Love』『This Night Won't Last Forever』『The Very First Time』『You Can Call Me Blue』『I Love You By Heart』『Gotta Learn To Love Without You』『Give Me Wings』『The Moon Is Still Over Her Shoulder』『Ponies』『Crying Shame』『I Will Whisper Your Name』『That's That』『Roller Coaster Run (Up Too Slow, Down Too Fast)』『It Must Be You』『One Honest Tear』『Almost Free 』。

BillboardのHOT 100にチャートインを記録した曲の『Bluer Than Blue』(1978年、最高位12位)、『Almost Like Being In Love』(1978年、最高位32位)、『This Night Won't Last Forever』(1979年、最高位19位)、『You Can Call Me Blue』(1980年、最高位86位)や、カントリー・チャートで1位を記録した『Give Me Wings』(1986年)と『The Moon Is Still Over Her Shoulder』(1987年)という所は全て収録されている。また、SYLVIAとのデュエットの『I Love You By Heart』、JUICE NEWTONとのデュエットの『It Must Be You』という美味しいところも当然のことながら収録されている。

そしてポイントが高いのは、本アルバムの収録曲は発表順、つまり、古い方から順番に収録されていると言う所である。(1978年から1995年まで)

デビューは1973年であるが、ヒットを記録したのは1978年、1979年、1986年に発表したアルバムを中心に、底からのシングル曲ということで、ヒット曲は少ないのだが、ブルースを基調にして、カントリーという枠に捕らわれないカントリー、ロック、ポップスという曲が詰まっていて、なかなか面白い味を出している。

カントリー系のアルバムとなると、時間が短いとか、メリハリが少ないというように今一つアルバムとしての評判はよくないのだが、本アルバムのようなベスト盤とナルト、内容的には充実することになるだけに、こういうアルバムをチェックしてみるというのも面白い所である。

尚、本アルバムはカントリーの枠に収まっていないので、フォーク系のロックやブルースがお好きな方も耳を傾けてみることをお薦めする。

 

Very Best of Michael Johnson: Bluer Than Blue

Very Best of Michael Johnson: Bluer Than Blue

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 1999/03/09
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。