ゴーカイジャー #3 [特撮]
オリジナル・キャストで顔出しとなると、年月が経過している作品では賛否両論が出るが、6年前の作品の「マジレンジャー」というところだったらギリギリ・セーフと言った所ですかね。それにしてもあの魁ちゃんも大人になったものですね。
小津家の一同全員がと言うのは、既に引退している役者がいるので無理というのは分かっているが、少しは触れて欲しかった所でもありました。が、意外だったのはフレイジェルが出たことでしたね。設定上、魁ちゃんはマジレンジャーへの変身能力を失っているので、どうやって繋いでいくのかは注目していたが、フレイジェルを使ったということで、変身能力は失っているが、魔法の全ては失っていないということで、世界を繋げるのはいいとしても、レジェンド大戦で変身能力を失ったという設定が都合がよすぎる中途半端なものになっていきそうと感じさせるところでもありました。
今回は「マジレンジャー」ということで。サブタイトルまでマジレンジャーを意識したものになっていたが、それだけではなくて3人(青、黄、桃)のオール・ブラック/ホワイトという、特定の戦隊ではない組合せというのは良かったですね。また、これによって完全な3人戦隊のサンバルカンに変身する際の緑と桃の扱いについて、何らかではぐれた赤、青、黄の3人がサンバルカンに変身するという道筋が見え、「緑と桃の2人はどうするの?」という問に対する答えが見えました。
今週の「パチモン戦士」は、ニンジャブラック、ゴーオンブラック、マジブルー、マジイエローであったが、特にゴーオンブラックが子供のように見えてしまったのはどうしたものかと...(キバレンジャーやキングレンジャーだったら、まだ良かったのに...)また、「マ~~ジレンジャー」というあの声も、体格のよいブルーと細身のイエローがいるということで、パチモンの「マジレンジャー」にしか見えなかったですね。
一方、ホワイトスワンとガオホワイト、ビッグ1の白トリオの方は、それぞれがオリジナルの雰囲気を出していて、言うこと無しでした。何せ、この3戦士は、それぞれの見せ場まであって、特に戦隊の枠を越えて単体ヒーローとしても十分通じたビッグ1は存在感がありました。
物語としては、最初の頃の物語ということで、戦士のメンバーの中に不足している要素(今回は「勇気」)を教えるということで、作品の初期の一編らしい物語でありました。
そんな中、今回の物語は第3話ということで、パイロット版が終わり、ここからは製作費も減ることで、内容的にパワーダウンするというのが常であるのだが、敵の雑魚兵の物量投入が続いていたということで、今年は気合いが入っていて、違いを感じますね。(少なくとも、去年の失敗作とは大違い。)とは言っても、ロボなどはCGを多用し、バンク映像を使うこと(ゴーカイオーになるのに、いちいち宇宙空間まで行ってというのは、戦う上では余りにも無駄があって効率が悪い...)で、特撮に関する部分での経費削減もそれなりに感じられますが...
しかし、次回はデカレン、ゲキレンという比較的最近の戦隊が出るのに、次回予告を見た所ではパワーダウンしているように感じちゃいましたが...(デカレンのオリ・キャスに登場して欲しい...)
↓今回はこれですね。
(中略)
↓色々とリリースするのはいいけど、色々と疑問も感じちゃいます...
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