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MORRIS ALBERT『FEELINGS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表された彼の1st.アルバムである。ブラジル出身で、ブラジル人のミュージシャンとしてはセルジオ・メンデスと共に世界的に知られることになった彼であるが、その世界的なヒット曲であって、彼の代表曲が収録されているアルバムが本アルバムである。世界的なヒット曲があるということで、本アルバムの方もヒットを記録し、アメリカではBillboardで最高位37位を記録している。

収録曲は以下の全15曲である。『Feelings』『Everytime You Turn Away』『What If I Said (I Was Sorry)』『At All』『Final Step』『Back To Love』『In September』『Please Don't Throw My Love Away』『So Lonely』『If I Need Of You』『If I Look At The Sun』『If We Believe』『I Found You』『Love Me』『There Goes My Heart』。

この中からのヒット曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Feelings』である。世界的な大ヒットとなって、アメリカではBillboardで最高位6位を記録し、1975年の年間シングル・チャートでも45位にランクインしている。また、本国ブラジルをはじめ、メキシコ、ペルー、ベネズエラ、チリなどの中南米諸国では1位を獲得している。日本では邦題『愛のフィーリング』でヒットを記録し、後に『フィーリング』というタイトルでハイファイセットが日本語でカヴァーして、大ヒットを記録している。(カヴァーということでは、アメリカでもそうであるが、世界各国でカヴァーされていて、各国で名前の通っているシンガーたちがカヴァーしていて、スタンダード・ナンバーとなっている。)

お薦め曲は、彼の代表曲であり、スタンダード・ナンバーのオリジナルである『Feelings』(この曲はやっぱり突出した秀作である。)、それ以外からは『What If I Said (I Was Sorry)』『Back To Love』『Please Don't Throw My Love Away』『So Lonely』『There Goes My Heart』という所をピックアップしておく。

サウンドとしては'70'sらしいものであり、その中に優しさと暖かさを感じることが出来るものである。発表から35年以上の歳月が流れているが、全く陳腐化することのないものである。特に『Feelings』は永遠のスタンダード・ナンバーとして「エバーグリーン・ミュージック」の代表的な曲にもなっているだけに、聴いておくべき曲であるのは言うまでも無い。

本アルバムは『Feelings』を聴くだけでも手元に置いておいても良い秀作である。アメリカン・ミュージックだけでなく、時にはブラジリアン・ミュージックにも耳を傾けましょう。

 

Feelings

Feelings

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ans Records
  • 発売日: 1996/06/25
  • メディア: CD


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