ケータイ刑事銭形零11話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第11話「殺意のステップ ~赤い情熱のタンゴ殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目の増補となる今回は、この物語に登場した「パイプドア」の元ネタである「ライブドア」について、「百天」の元ネタである「楽天」について、「マサカリサンバ」の元ネタである「マツケンサンバ」について、高村さんは300人の観客にこれを行おうとしたことから「事情聴取」について、零ちゃんが高村さんのこれまで世話をすると宣言したことから「私生活」について、「サポート」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/6日付です。)
「ライブドア」:インターネット、メディア、金融業を行っている企業である。事件に発展した旧ライブドアと同じ社名であるが、問題を起こした企業は分社化や売却によって他に移っており、ウェブサイト事業もライブドアに譲渡される以前からの事業を継続しているだけであり、完全に関係が切れている。(現在のライブドアは2007年4月に新規設立されたものである。)
この物語の本放送(2004/12/12)当時は、プロ野球への新規参入ということで楽天と争っていたことにケリが付いた直後である。(ライブドアは敗北し、楽天の新規参入が決定した。)その後にニッポン放送の買収に動くことになるが、これは2005/2月からであるため、プロ野球新規加入問題とニッポン放送買収問題の狭間の時期であった。そして世間を騒がせて逮捕劇にまで発展した事件は2006年になってからである。
「楽天」:ネットショッピングなど、インターネットを使用したサービス業を行っている企業である。現在では日本国内最大級のインターネットショッピングモールとなっている「楽天市場」や、ポータルサイトの「インフォシーク」の運営というネット事業だけでなく、銀行やクレジットカード事業、証券事業、旅行業、プロ野球球団の運営まで手掛けている。
尚、この物語の本放送は2004/12/12であったが、その当時は、ブロ野球の楽天球団が設立(2004年10月)され、新規参入が決定(2004/11/2)した直後であった。
「マツケンサンバ」:松平健が歌った楽曲であり、また続編がリリースされていることから、シリーズのタイトルでもある。
『マツケンサンバⅠ』が最初にあって、『マツケンサンバⅡ』が作られたが、どちらも通常ルートのレコード販売は行われておらず、松平健の公演で歌われていたり、舞台「暴れん坊将軍」の終演後に歌われていたものである。それが2003年になって突如話題となり、2004年にミニアルバムという形でリリースされた。そしてこれが長期にわたるヒットとなり、2004年の後半は『マツケンサンバ』が大流行した。この物語の本放送が2004/12/12であるが、当時は話題の中心にあって、大ヒットを記録していた時期でもある。で、2004年の紅白歌合戦にも松平健はこの曲で出場している。
ということで、「ライブドア」「楽天」「マツケンサンバ」は、この物語の本放送時にはタイムリーなネタであった。→時事ネタを取り入れるのはテレビ番組の得意とする所であるが、それから6年以上が過ぎた現在では、「そんなこともあったな...」ということになって、忘れ去られているが、こういう所がTV番組らしいところでもある。
「事情聴取」:犯罪捜査に於いて、その事件に関する事実について、人に事情を聞くことを言う。ある意味では「取り調べ」の一つと言うことになる。但し、事情聴取は事実を調べるために行われるものであって、この時に話を聞く人は容疑者でも被疑者でもなく、(但し、実は真犯人だったということはあり得る。)事件が起こったその場に居合わせた人、目撃者、参考人ということになる。
尚、容疑者として逮捕されて拘留中の人に話を聞く場合は「事情聴取」とは言わずに「取り調べ」と言う。
英語では「Interrogation」、ドイツ語では「Verhör」、フランス語では「Entrevue」、中国語では「情況收聽」と言う。
「私生活」:公的、社会的な立場から離れた、その人の個人としての生活のことをいう。「プライベート」または「プライベート・ライフ」と言うこともあり、「プライバシー」と言うこともある。他人に干渉されないものとして誰もが有しているものである。また、公人であっても仕事から離れた場合はこれがあるとされているが、国を動かしている人物や役人に対しては、もっと制限を設けるべきと言う声もある。
英語では「Private Life」または「Privacy」、ドイツ語では「Private Leben」、フランス語では「Vie Privée」、イタリア語では「Vita Privata」、スペイン語では「Vida Privada」、中国語では「私生活」と言う。
「サポート」:支援すること、支えること、支持することであり、「助けること」のひとつである。また「扶養する」「励ます」「擁護する」「立証する」「助演する」「買い支える」という意味もある。
零ちゃんは、「高村さんの私生活をサポートする」と発言したが、何処までのことをするつもりなんですかね?普通に考えると、「支援する」とか「助ける」という範疇と考えるべきであるが、言葉の意味としては「扶養する」ということもありえるだけに、そうなったら「高村零」ということもあるのかも...???(いや、零ちゃんは四女であるが、高村さんが婿に入るということで銭形一平になるのかも...→完全に親子という年の差がありますが...)
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