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THE NOLANS『MAKING WAVES』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼女たちのアルバムである。「NOLANS」の名義としては初めてのアルバムということになると同時に、アンが脱退してコリーンが正式メンバーになった4人組としても初めてのアルバムである。(4人組になって「NOLANS」に改名しているのですから...)そして日本ではオリコンで1位を獲得する大ヒットとなり、最大のセールスを記録した。また、本国イギリスでも最高位11位を記録するヒットとなった。

収録曲は以下の全12曲である。『Gotta Pull Myself Together』『Don't Make Waves』『Touch Me In The Morning』『Don't Stoke The Fire』『Better Late Than Never』『Sexy Music』『Who's Gonna Rock You』『Attention To Me』『Old Feelings Again』『Lead Me On』『Directions Of Love』『Get Ready』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。国によってリリースの状況が多少異なっているものの、リリースされた国ではいずれもが大ヒットを記録している。1st.シングルの『Don't Make Waves』は愛瑠ランで出5位、イギリスで12位を記録、『Gotta Pull Myself Together』はオーストラリアで3位、アイルランドで8位、イギリスと日本で9位を記録、『Who's Gonna Rock You』はイギリスで12位、アイルランドで14位、日本で21位、『Attention To Me』はアイルランドで5位、イギリスで9位、そして『Sexy Music』は日本で7位を記録している。(但し、日本でのセールスは『Gotta Pull Myself Together』の方が上であった。)

お薦め曲としては、「恋のハッピーデート」の邦題(石野真子)でカヴァーされたことでもお馴染みの『Gotta Pull Myself Together』、彼女たちの三大ヒットシングルの1つである『Sexy Music』、シングル曲の『Who's Gonna Rock You』と『Attention To Me』、それ以外からは『Touch Me In The Morning』と『Get Ready』をピックアップしておく。

日本では本アルバムが彼女たちの発表したアルバムの中で最大のセールスを記録しており、ノーランズのオリジナル・アルバムと言えばまずは本アルバムである。(現在ではベスト盤の方が主役になっていますが...)シングル曲については前作からの『I'm In The Mood For Dancing』(邦題:『ダンシング・シスター』)の邦画本アルバムからのシングルよりも更に大きなヒット(オリコンで1位を獲得している。)になっているがものの、彼女たちの曲を聴く場合は、やはり本アルバムは外せないところである。

また、現在では前作アルバムとの「2 in 1」(1枚もの)としてリリースされており、本国イギリスでもヒットを記録しなかったため、「幻のシングル」と言われている『Harry, My Honolulu Lover』がボーナス・トラックとして追加された全25曲収録という形でリリースされているだけに、お買い得でもある。

ということで、明るく楽しいキャンディ・ポップを楽しむ場合に本アルバム(「2 in 1」のもの)を聴かないのは、肉のないスキヤキを食べるのと同じですよ。

 

↓前作との2 in 1です。

Nolan Sisters/Making Waves

Nolan Sisters/Making Waves

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Glam/7T's
  • 発売日: 2009/07/21
  • メディア: CD

ダンシング・シスター/恋のハッピーデート

ダンシング・シスター/恋のハッピーデート

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SOLID
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD

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