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ケータイ刑事銭形雷25話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第25話の「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(前編)」についての「裏ネタ編・増補」の5回目となる今回は、橋口裕太はこれを使っていたということから「偽名」について、裕太は社員旅行で島のここに来ていたと言うことから「記念碑」について、裕太が祖母に電話を入れたが、これの音が聞こえたことで切ってしまったということから「パトカー」について、裕太の祖母はここを通って島のここにお参りしていたということで「石段」について、「神社」について記します。尚、「偽名」については「・6話[裏ネタ編]PART 8」で、「石段」については「・30話(2nd.17話)[裏ネタ編]PART 9」で、「神社」については「・1話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/18付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

偽名」:実際の名前(=実名)を伏せて使われるニセの名前のこと、または氏名を偽る行為のことを指す。尚、本当の名前の「実名」以外はニセモノの名前ということになるが、芸能人が使う「芸名」や作家の「ペンネーム」などは「偽名」には含まれずに「別名」という位置付けがされている。「偽名」と呼ばれるのは、本名を隠すと同時に、人を欺す目的で使用される名前というということになる。(身元を隠すということは人を欺すと言うことになる。)よって、「芸名」などは欺すという行為が含まれないため、偽名ではないということになる。

また、ネットで使用される「ハンドルネーム」、ラジオ番組のリクエストする際に用いられる「ラジオネーム」(「ペンネーム」)、雑誌などへの投稿の際に使用される「ペンネーム」は、使う側だけでなく、相手側も実名ではないということが分かっている事が前提として使用されるものであるため、「騙している」という行為が含まれないことになるので、やはりこれらも「偽名」とは言わない。

「実名」を伏せて使われる「別名」は、世の中の色んな場所で用いられているが、それらの大半は「人を騙す」ということではなく使われるものである。よって、「偽名」と呼ばれるものは、基本的に犯罪に関係するもの(犯罪者が用いることが一般的である。)ということなる。→この物語で逃亡中の犯人が使う場合、それ以外では振込詐欺で使用される振り込み口座名などがある。

但し、犯罪者であっても少し事情が異なるのが「政治犯」と呼ばれる人たちである。政治犯は思想的なことから逮捕されている人であり、他の犯罪者とは性格が異なるものである。よって、政治犯も追われている場合を身元を隠すために「偽名」を使うことがあるが、この場合の「偽名」は自分の身を守る目的での使用ということになり、他人を欺すために使うと言ってもニュアンスが異なることになる。

また、犯罪行為にまで及んでいなくても、ラブホテルに入る場合は実名を隠して利用するということが半ば常識になっている。しかし、旅館やホテルの宿帳に氏名を記す際、偽名を記すことは法律で禁じられているので、これも犯罪行為ということになる。(が、検挙されて刑事罰が与えられるという所までの規定が無いので、発覚しても警察から注意されるだけということになる。→実際、ラブホテルでの暗黙の了解ということになっている。)

偽名使用で問題になるのは、飛行機や船舶などに乗った場合で、それが事故を起こした場合である。事故が起これば乗客名簿から身元確認が行われるが、偽名の人物がいたら、その確認作業が遅れることになる。尚、事故を起こさなくても、犯罪者(特にテロリスト)が偽名を使って他国に侵入してしまうということを許してしまうことにもなるだけに、別の問題も生じることになる。→偽造パスポートということが分かれば、旅券法という法律があるため、拘束は可能なんですが...

英語では「False」または「False Name」と言い、ドイツ語では「falscher Name」、フランス語では「Faux Nom」、イタリア語では「Nome Falso」、スペイン語では「Nombre Falso」、中国語では「假名」と言う。

記念碑」:ある物事を記念して、後世に伝えるために立てられた碑のことである。古くからあるものであり、古代のものは石を使っていることが多く、「石碑」と呼ばれることが多い。特に、王国の起源にまつわるものや、戦勝記念に作られたものなどは、現在では観光地となっていることもある。(日本でも「古戦場跡」として多くの石碑があります。)

現在でも石碑が新たに作られることは多いが、近年では金属プレートヤコンクリートなどを使って記念碑なども見受けられ、観光資源として使用されるものが多い。

英語とフランス語では「Monument」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語でも「Monument」(英語、仏語と発音は異なる。)と言うが、「Denkmal」という言い方もある。更にイタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Monumento」、中国語では「紀念碑」と言う。

パトカー」:警察車両のパトロール・カーのことである。普通自動車と軽自動車を使ったものとがあるが、主に前者のことを指す。(後者は一般的に「ミニパト」と呼ばれる。但し、「ミニパト」の定義は排気量が1500cc以下の小型自動車とされているため、車両区分上は「軽自動車」に含まれない車両を使った「ミニパト」も現実に存在する。)

また、警察車両は(日本では)白黒模様に塗られていて、一目で警察車両と分かる車両(所謂「パトカー」)と、一見しただけでは普通の自動車と区別することが出来ない「覆面パトカー」と呼ばれる車両とがある。(ミニパトでも同様である。)但し、パトカーは特殊車両であるため、「8ナンバー」となる。

とは言っても、一般的には市販車をベースにしたものであって、特別に(自動車としての)性能アップされているとか、チューンナップされているということはない。(但し、逮捕した容疑者を乗せて連行する場合、逃亡を防ぐために内部から簡単にドアを開けられないようにしているというような小改造は行われている。)

尚、日本では白と黒であるが、国によって使われている色は異なっている。しかし、共通するのは、覆面車両は別であるが、一目見ただけでその車が警察車両であることが分かるようになっている。(色で分かるのと、「警察」(当然ながら現地語でと言うことになりますが...)という文字が記されていることで判別出来る。)

英語では「Police car」、ドイツ語では「Streifenwagen」、フランス語では「Véhicule de police」、イタリア語では「macchina di polizia」、スペイン語では「coche policíaco」、中国語では「警車」と言う。

石段」:石で出来た階段のことである。基本的には石を切り出し、その切り出した石を積み重ねて作られるのが一般的である。また、石を用いて作られた階段ということで、重量があるものになる。そのため、一般的に屋外にある階段ということになる。(屋内にある石段もあるが、それは珍しいものとなる。)近代までは、屋外に設置された階段と言うと、洋の東西を問わずに「石段」が殆どであると言ってもよかった。(神社仏閣などの宗教施設関係場所では(世界的にも)石段が用いられることが多い。)が、現代では街中(屋外)にある階段はコンクリート製の階段、金属製の階段が多くなっている。(公園などでは石段もあるが、数段という段数の少ないものが殆どである。)

そう言えば、「・3rd.7話」(フィギュア劇です。)では、柴田束志さんが階段に関する豆知識として、「熊本県は美里町にある3333段の石段」の名前を出していたが、この3333段の階段が現在の日本では最長の階段として知られている。→熊本県下益城郡美里町の釈迦院にある「御坂遊歩道」のことであって、段数が3333段、高低差600m、全長は約2kmである。完成したのは1988年である。ちなみに、これが完成する前は、山形県羽黒山にある表参道の石段の2446段が最長であった。(全長は2kmである。)また、世界一ということではスイスのシュピーツの近郊にある、ニーゼン鉄道のケーブルカーの線路の隣に設けられた石段の11674段(高低差は1669mに達する。)である。

また、日本庭園などの石段では、苔が生い茂った方が石段が多く見られ、その法が風情があって良いとされていることがあるが、苔が茂っている石段は滑る危険性が高くなるため、実用性と言うことでは悪い階段と言うことになる。(雰囲気があるというような、実用性とはかけ離れた別の尺度(「侘び寂の世界」)では評価されることになりますが...)

英語では「Stone Steps」、ドイツ語では「Steintreppe」、フランス語では「Escalier de Pierre」、イタリア語では「Scalinata di Pietra」、スペイン語では「Escalera de Piedra」、中国語では「石階」と言う。

神社」:日本固有の民族的信仰(戦前は「国家神道」と呼ばれたもの)に基づいて、神を祀るために作られた宗教的建築物のこと、及びその信仰の組織のことである。基本的に、祭祀儀礼を行うための付属する建築物が設けられていて、「境内」と呼ばれる敷地を有している。

また、付属する施設としてはいくつかのものがあるが、必ず設けられているものとしては、鳥居、参道、燈籠、狛犬、手水舎、拝殿、幣殿、本殿(神殿)、神楽殿、舞殿、絵馬殿、社務所、社庭などがある。(一部のものは異なる名称が使われているものもある。また、幣殿は拝殿または本殿と一体になっている場合が多い、というように、独立した施設としては存在せずに複合施設と存在する場合もある。)

神社は古代の日本から存在しているものであるので、建築物は木造というのが殆どである。しかもその建造物は単なる木造建築物ではなく、高度な技術が盛り込まれていて、宮大工がその技法を受け継いでいるものである。(例えば、釘を一切使わずに組み上げる、など。これは現在では世界的にも高い評価がされている。)但し、最近では建築基準法のこともあって、改築されると完全な木造建築物とはならず、鉄筋コンクリート造りにならざるを得なくなっている。(特に、耐震性と耐火性の問題があるため、木造としては作れない。)

神社の起源は、磐座(いわくら)や磐境(いわさかい)のような神聖な場所に神籬(ひもろぎ)などの祭壇を設けて神を祀ったものとされている。祭祀は特定の一族が勤め、地域集団の基礎を作ったものとなる。そのため、地域集団には必ず神社があって、日本各地に神社は存在することになる。その後、大和朝廷によって日本が統一されていく過程で、豪族たちの滅亡などもあるが、各地にあった神社についても整理統合されていくことになる。そして律令体制の元で「神祇官」という役職が設けられ、「国家神道」という形で統一した形となり、同時にその中心となる施設として各地で整備されていくことになった。(時代と共に変わっていくと頃もあるが、基本的には太平洋戦争終了までは、神社は幕府や政府から保護されていた。)

神社の敷地は「境内」と呼ばれるが、そこには様々な周辺施設がある。都市部の神社では、これが無いという所もあるが、一般的な神社には「鎮守の杜」と呼ばれる森林がある。また、その中には「御神木」と呼ばれる名木がある。また、境内に入る入口には「鳥居」と呼ばれる門のようなものがある。(「鳥居」は、神社の境内と俗界の境界を示すものである。)そしてそこから境内にある本殿や拝殿に参道と呼ばれる道が続いている。

「神社」の名称は「○○神社」という名称が一般的であるが、伊勢神宮のように「神宮」を名乗るもの、「出雲大社」のように「大社」を名乗るもの(明治から太平洋戦争終結までは「大社」は出雲大社だけであった)、「北野天満宮」や「太宰府天満宮」のように「天満宮」を名乗る神社もある。→「神宮」は天皇や皇室祖先神を祭神とする神社を指している。「大社」は、社格を「大・中・小」に分けた時、最も格上となる第1位の神社を指している。「天満宮」は菅原道真(=天満天神)を祭神とする神社を指していて、各地に多数ある。

尚、英語では「Shrine」または「Shinto Shrine」と言い、ドイツ語では「Schintoistischer Schrein」、フランス語では「Temple Shintoïste」、イタリア語では「Sacrario Scintoista」、スペイン語では「Urna Sintoísta」、中国語では「神社」と言う。

 

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