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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その200) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「バンジージャンプ(もどき)」です。で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・1st.2話」、「007」からは「ゴールデンアイ」です。

ケータイ刑事」:「・1st.2話」。「JホラーVS SAYURI ~ニッポンの幽霊は怖いョ!殺人事件」という物語である。言うまでも無く、映画「SAYURI」をネタにしているものの、内容まではネタにしているのではなく、単に映画タイトルを持ってきただけである。また、当時は日本製のホラー映画(「Jホラー」と呼ばれました。)がブームになっていた時期でもあり、「SAYURI」と同様にネタにしている。尚、映画「SAYURI」は2005年のアメリカ映画であって、日本公開は2005/12/10、この物語の本放送は2006/1/8ということで、当時は正月映画として劇場でもまだ上映中でもあった。

マンションで男の変死体が発見されたと言うことで捜査を開始したちゃんと岡野さん。被害者は7階に住むデザイナーの滝沢だった。彼の住む部屋には幽霊が出るということで、次々と入居者が逃げていた。13人目の入居者だった滝沢は幽霊に呪い殺されたと言うマンションの管理人のラフカディオ・アッハーン・サユリ。(ホラーと言うことで、ラフカディオ・ハーンの名前をもじっているところが如何にも「ケー刑事」らしいところである。)彼女は日本人よりも日本通という外人さんだった。

サユリはちゃんたちを事件のあった部屋に連れて行き、幽霊が出ることを告げる。また、マンション建設時に内装業者が行方不明になっていることも告げた。で、部屋に入ったちゃんと岡野さんは、ベランダに幽霊らしい白い服を着た女性の姿を目にする。で、岡野さんは完全にびびってしまい、犯人は幽霊と言うことを言うが、雷ちゃんはサユリが怪しいと睨んだ。

マンションの屋上を調べたちゃんは、滝沢の部屋にあったリフォームの見積書と描きかけのデザイン画から、サユリが犯人だと確信した。が、サユリは犯行を否定するのだった。

夜、ちゃんはサユリの元に行き、管理人室から白い着物とかつらなどの幽霊の扮装を発見したことを証拠としてサユリを問い詰めた。で、サユリは滝沢殺しを認めた。そして、ちゃんと岡野さんがベランダに入るのを見たという幽霊は、幽霊の扮装をしたサユリであり、2人を部屋に案内し、中で捜査を始めると、屋上を経由してベランダにやってきて、幽霊がいると言うことを示し、逆バンジージャンプで屋上に逃げたのだった。滝沢殺しの動機は、滝沢が部屋を洋風にリフォームするということに反対だったこと、更に以前の内装業者の行方不明というのは、サユリが殺していて、その死体を天井裏に隠していた(別の場所に運ぼうとしていたが、内装工事か行われてしまい、死体を運び出せなくなってしまっていた。)ためで、その発見を防ぐために幽霊騒ぎをデッチ上げていたのだった。滝沢は強固にリフォームを勧めようとしていて、その死体が発見されるのは必死と思ったため、殺したというのだった。

マンションのベランダから屋上に「逆バンジージャンプ」、則ち「バンジージャンプ・もどき」をしてまで幽霊が出ると言うことを仕立てていたラフカディオ・アッハーン・サユリは、岡野さんをびびらせるところまでは上手く行ったが、ちゃんを誤魔化すことは出来ず、トリックを見破られてしまい、御用となったのだった。

007」:「ゴールデンアイ」。1995年のシリーズ第17作である。5代目ボンドのデビュー作でもある。前作から6年ぶりの新作ということになったが、この6年のブランクというのはシリーズ最長である。(製作上の問題で裁判になっていたため、一時的に新作が作れない状態になっていた。そのため、4代目ボンドの第3作が吹っ飛んでしまい、5代目ボンドということになった。)

アバンの物語。ボンドは006と共にシベリアにあるアーカンゲル化学兵器工場の破壊という任務を帯びて潜入することになる。で、現地にやってきたボンドは、化学兵器工場の入口のあるドアに近づくために、高さが180mあるダムの頂上からバンジージャンプの要領でダイブする。自由落下で降下するボンドは、足に結ばれていたロープによって次第に降下速度にブレーキが掛かり、ゆっくりと降下していき、止まりそうになる。(止まってしまえば宙づりと言うことになってしまう。)

ボンドは装備品であるハーケン銃を手にして、それを着地地点に向けて撃った。アンカーが着地地点の地面に突き刺さり、そこにはワイヤーが繋がっている。ハーケン銃には電動ウインチが付いていて、それを動作させてワイヤーを巻き取っていき、ボンドはゆっくり地着地地点に近づいていく。そして着地地点に到達した。

更に、ハーケン銃にはレーザー光線が発射できるようになっていて、それをつかって潜入口としたハッチを焼き切り、潜入に成功した。

この後は、ボンドは敵を倒しながら、この任務を同時に行う006と合流し、化学兵器工場の爆破を行おうとして爆弾を仕掛けていく。が、敵のウルモフ将軍に見つかってしまい、006は捕まってしまい、人質とされる。ウルモフ将軍は006を餌にしてボンドにも降伏を呼びかける。ボンドが出ていこうとすると、ウルモフ将軍は何の躊躇もなく006を射殺してしまう。で、ボンドはとっさに身を隠す。発砲する兵士たちにウルモフ将軍はガス陽気に当たってしまうと全員が即死となるため、発砲中止を命じ、ボンドには降伏を呼びかける。ボンドは事件爆弾の時間のセットした時間(6分)を3分に修正すると、化学兵器の入った容器を積んだ台車を盾にして、ベルトコンベアのある位置に向かってゆっくりと進んで行く。兵士たちは銃をボンドに向けるが、発砲は出来ない。が、1人だけ発砲した兵士がいた。しかしウルモフ将軍はその発砲した兵士を即座に射殺した。ボンドはゆっくりと台車を押していって、ベルトコンベアに近づく。そして、コンベアのスイッチを入れると、容器が置かれている棚に向かって発砲し、容器が落ちてくる。その混乱の中をベルトコンベアに身を預けで脱出した。表に出ると、離陸しようとしていた小型機に潜り込もうとする。追っ手との銃撃戦をかいくぐり飛行機に飛び乗ったボンドはパイロットと争う形になり、飛行機から転落してしまう。飛行機はそのまま滑走路を進んで行く。追っ手の兵士のバイクを奪ったボンドは飛行機を追いかけるが、パイロットを失った飛行機は滑走路で加速することなく滑走路を走りきってしまうと崖から落ちていく。ボンドはバイクごと崖からダイブして飛行機を追う。そして空中で追いついたボンドは飛行機に乗り込む。が、自由落下を続けていく飛行機は加速しながら地面に衝突しようとしていた。ボンドは必死になって操縦桿を制御して、地面に激突する寸前に機を立て直し、飛去っていった。そしてその時、ボンドの仕掛けた爆弾が爆破して、化学兵器工場は木っ端微塵に吹っ飛び、辛うじて任務に成功した。(そして主題歌へ)

共通点は、正当な形の「バンジージャンプ」ではなく、その変形となること(「ケータイ刑事」では逆バンジーであり、「007」ではハーケンとワイヤーを併用している。)を行っているということであり、これは普通の「バンジージャンプ」からの発想ではないとんでもないことである。→「ケータイ刑事」も「007」も、普通の発想では考えられないことを行うというのはこの場面だけではなく、当たり前のこと何ですが...

相違点は、「ケータイ刑事」では現場からの脱出の為に使い、「007」では現場に入るために使ったということ、また、「ケータイ刑事」では主人公(銭形)に関係ない人物が行ったが、「007」では主人公(ボンド)が行っている、ということである。

次回は新年度に入ることでもありますし、「銭形結」に関するネタを出す予定でいます。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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