ゴーカイジャー #6 [特撮]
設定といい、展開といい、今回のメッセージといい、余りにも戦隊らし過ぎるベタ過ぎる展開の物語でしたね。物語の半分も行かない内に、オチまで予想できてしまい、そこからあとは頭に浮かんだ通りに進んで行くということで、面白みが全くなかったのだが、そこをルカのメイド・コスプレで助けた、と言ったらいいですね。(ということで、今回は他の4人が空気化していた。)
尚、小牧を演じていた谷内里早といえば、「トミーとマツ」&「ケータイ刑事銭形雷」に登場したトミー(岡野富夫)を演じた国広富之の娘であるが、今年の戦隊はお祭りであることを考えたら、父親はやっぱりトミーに演じて貰いたかったところでした。(歴代戦隊関係者に拘るのも良いが、1年間お祭りとするのならば、こういう所にまで色々と仕掛けて置いて貰いたいところである。)尚、谷内里早には一時はケータイ刑事を襲名して、トミー・パパとのコンビをということ期待した時期があったが、所属事務所が星屑で無かったため、プロデューサーの事務所の癒着ラインに乗らなかったことで実現しなかったが、何処かで親子共演を見たいところである。
ルカが主役と言うことで、黄色に関してはサンバルカン(バルパンサー)、ボウケンジャー(ボウケンイエロー)、ゴーゴーファイブ(ゴーイエロー)、カーレンジャー(イエローレーサー→「カーイエロー」と言う馬鹿が少なからずいることでしょうね...)ということで派手に変身していったが、今回はその割りに違和感を感じたのが少なかったですね。性転換ということではバルパンサーとゴーイエローが該当するが、デザイン的にスカートになっているものの、スカートが目立たない形になっていたというビジュアル的な所が原因だと思われるが、パチモンに慣れてきたという所なんですかね...???
で、イエローを外したことで残る4人がジャッカーに変身したというのは、違和感を与えない形でジャッカーを出すとしたらこういうことをするしかないことになるが、そのジャッカー用の舞台を整えたら、そうなるしかないですね。ただ、クローバーキングが体格的に細く感じたため、性転換はないのだが今回の物語ではこっちの方が大きな違和感を感じ、「パチモン戦隊」ということを感じたところでした。
で、ジャッカーの必殺技ということで「ジャッカー・ハリケーン」が出てきたが、これは妥当なところでしょう。というのはジャッカーと言うと「ジャッカー・コバック」という印象の方が強いが、それはサイボーグである4人(4体と言うべきかも...)のそれぞれのエネルギーを注入する技であり、パチモンのゴーカイジャーではそのエネルギー源を持っていないので使用できない、ということですね。(が、奇しくも震災と原発事故の影響で、特にスペードエースの核エネルギーを自粛したという解釈も生まれるかも...→放送スケジュールを考えたら、震災前に脚本が出来、撮影しているのでこの考えは否定されますが...)
物語としてはベタ過ぎる戦隊の定番の物語であったが、時にはこういうベタ過ぎる物語も良いものである。この調子で、ベタ過ぎる物語として、ザンギャックには幼稚園バスのバスジャックをするという作戦を行って欲しいところである。(最近の(「自主」を含む)規制を考えたら無理でしょうが...)
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