ケータイ刑事銭形零12話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第12話「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」の「裏ネタ編」の8回目の増補となる今回は、ラジオドラマにこういう人が出演したということから「プロ」について、「声優」について、そしてラジオドラマを降りる際にこのように言った「学芸会」について、劇中のアクシデントを柴田さんはこういって誤魔化そうとしたということから「ジョーク」について、収拾が付かなくなった時にこれを促したということで「CM」について、零ちゃんに指摘されて高村さんのせいにしたということから「責任転嫁」について、高村さんが劇中で行っていて、実際に劇中にこれが届いたということから「出前」について記します。尚、「学芸会」については「舞・7話[裏ネタ編]PART 3」で記したものを、「出前」については「零・4話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/9日付です。)
「プロ」:「プロフェッショナル」の略であり、それを職業としている専門家のことである。専門的な知識や技術を有している人であり、スポーツ選手の場合は職業選手ということになる。一般的には職業選手のことを「プロ」と言う場合が多い。この意味では「玄人」と言う場合もある。
英語では「professional」、ドイツ語では「professionell」、フランス語では「professionnel」、イタリア語では「professionale」、スペイン語では「profesional」、中国語では「專家」と言う。
それ以外の意味としては、「プログラム」と言う意味、「プロダクション」という意味、「プロレタリア」と言う意味で、それぞれの言葉の省略語として使われている。
「声優」:アニメ、ラジオドラマ、テレビゲーム、洋画の吹き替えなどを行い、声だけで出演する俳優のことである。
現在では声優を専業としている人が多数いるが、ラジオ放送が始まった時期、及びテレビ放送の黎明期には声優の需要が急増したこともあって、多くの舞台俳優や映画俳優が声優として出演したことがある。しかし、ラジオやテレビが安定するようになると、俳優は俳優、声優は声優という棲み分けがされるようになった。そして1970年代終盤の第一次アニメ・ブームの時期に、人気声優たちが声優以外の活動(音楽活動や演劇活動など)も盛んに行うようになった。そして'80年代になると俳優の方も声優としての活動も俳優活動の一つとして行うことが増えて、垣根が低くなった。そして、声優の中にもアイドル声優と呼ばれる人たちも登場した。(但し、メインとして声優/俳優のいずれかとしているため、どちらかの活動がメインと言うことになっている。)
英語では「Radio Actor」と言うが、近年では「Voice Actor」という言い方の方が多くなっている。ドイツ語では「Stimmenschauspieler」、フランス語では「Acteur de la Voix」、イタリア語では「Attore di Voce」、スペイン語では「Actor de la Voz」、中国語では「廣播劇演員」と言う。
「学芸会」:学校行事の一つであって、主に初等教育(小学校)で行われる演劇や音楽などの発表会のことである。特に「劇」を行うことが多い。尚、小学校では一般的に「学芸会」と呼ばれるが、学校によっては「学習発表会」と呼ぶこともある。また、幼稚園や保育所(これらも初等教育を行う場である。)では「生活発表会」または単に「発表会」と呼ぶことの方が多い。→中学校や高等学校になると「文化祭」と呼ぶことの方が多くなり、「学芸会」と言うと小学校というイメージが定着している。
これは小学校と中学校の学習指導要領に於いて「学芸的行事」の一つとされていて、正規の履修科目となっているものであり、履修しなければならず、参加は義務である。(大学祭となると課外活動であるため、不参加であっても全く問題はない。)
1年に1回行われるが、その時期は主に秋(9月から11月)に行われることが多く、秋の歳時記というイメージがあるが、これは法律で定められているものではない。そのため、春に行う学校もある。(そのため「秋」の季語にはなっていない。)また、学校によっては、学校全体で同時に行うのではなく、学年事、または学級単位で別々に行う所もある。
「学芸会」と言うと、主に小学生で行われるものであるため、そこで劇が行われても、出演者には演技力が求められるものではなく、それに参加して学ぶことが優先される。そのため、あくまでも素人が行うものであって、演劇の世界で行われる(有料の)上演(興行)とは全く異なるものである。よって、演技力については全く問われることがない。このことからプロの世界の演劇でも演技の技量が低いものの例えとして使われる言葉となっている。
英語では「The School Plays」または「Literary Arts Exhibition」、ドイツ語では「Schulkünste-Fest」、フランス語では「Festival des Arts Scolaire」、イタリア語では「Festa di Arti di Scuola」、スペイン語では「Fiesta de Artes Escolar」、中国語では「文藝匯演」と言う。
「ジョーク」:冗談、洒落のことである。場を和ませたり、相手を楽しい気持ちにさせるために語られる笑い時無しなどのネタである。また、「ジョーク」というのは元々は英語であるが、言葉の意味から「冗句」と漢字で表記することもある。
尚、笑いを取って場を和ませるためのものであって、悪ふざけや悪戯のためというものではない。そのため、笑いと言ってもウィトに飛んだものやユーモアのあるものであって、ギャグとはまた異なるものである。
英語では「Joke」、ドイツ語では「Witz」、フランス語では「Witz」、イタリア語では「Barzelletta」、スペイン語では「Chiste」、中国語では「詼諧」と言う。
「CM」:「コマーシャル・メッセージ(Commercial Message)」の略語である。テレビ放送やラジオ放送の商業放送に於いて行われる商業的表示の全般のことである。が、その中でも、番組の中で放送されるスポンサーの商品広告のことを特に指して言う。
近年では、インターネットのサイト上で行われている動画広告に付いても「ネットCM」と呼ばれるようになっているため、放送のメディアに於いてもCMは存在している。(以前は、放送以外で行われるものは「広告」と言って「CM」とは呼ばなかった。)
また、「コマーシャル」と言う言い方や、「コマーシャル・フィルム」、その省略形である「CF」と言う言い方もある。
英語では「Commercial Message」または「Advertisement」、ドイツ語では「Fernsehwerbung」、フランス語では「Publicité télévisée」、イタリア語では「Pubblicità televisiva」、スペイン語では「Comercial de televisión」、中国語では「電視廣告」という。尚、英語では略して「CM」という言い方はしなて。そのため「CM(シー・エム)」と言うのは和製英語と言って良い。(英語で「CM」と言っても通じない。)
「責任転嫁」:「転嫁」とは「他人に押しつけること」である。(「再度の嫁入り」という意味から転じて生まれた言葉である。)よって、本来は自分が取らなければならない責任を他人に擦り付けることを言う。(そして自分は責任を取らない。)他人のせいにするということで、これをする人は卑怯者とされる。そして、これをする人は信用を失うことになるのは言うまでも無い。(役所や役人はこれが当たり前というようなところがあり、「想定外」という言葉と組み合わせていることが多いですね...)
よくある間違いとして、「責任転化」という誤字がある。「転化」とは「性質が変わること」「形が変化すること」という意味であるため、「責任転化」と記すと「責任」というものが変質/変化するという意味になってしまうため、「他人に押しつける」ということにならなくなってしまう。→意味を考えたら誤字であることが明白である。
英語では「Buckpassing」、ドイツ語では「Bock-Übergang」、フランス語では「Dollar-Passager」、イタリア語では「Dollaro-Passeggero」、スペイン語では「Ciervo-de Paso」、中国語では「責任轉嫁」と言う。
「出前」:飲食店が、注文を受けた料理を店内にいる客に提供するのではなく、店外の特定の場所(基本的には、それを注文した客の自宅ということが多い。)に配達すること、またはその際に届けられる料理のことを言う。また、「仕出し」と呼ばれたり「デリバリー」と呼ばれることもある。
出前される料理というと、丼物、うどん、そば、ラーメン、カレーライス、寿司、ピザなどが定番メニュー(食べ物)となっている。また、喫茶店がコーヒーなどの飲み物を出前するという場合も多い。(喫茶店はその多くで軽食も提供しており、その軽食の出前も行うのが一般的である。)
尚、ピザの場合は、宅配ピザ屋が行う場合は「デリバリー」と呼ばれることが多く、喫茶店が行う場合(ピザトーストなどを含む)は「出前」と呼ばれることが多い。→明確な基準は無いが、提供する飲食物を、その飲食店の店内で提供することが基本となっている店が行う場合は「出前」と言い、宅配専門店のように店内の客には提供しないという店が行う場合は「デリバリー」と言う傾向がある。また、「出前」と言うと、せいぜい2、3人前までの飲食物の提供というのが一般的であり、それを超えた人数分の飲食物を配達する場合は「仕出し」と呼ばれることが多い。(こちらも明確な区分基準がある訳ではないですが...)但し、仕出しの場合は大人数の飲食物を提供することになるのが基本であるため、電話で注文して直ぐにというのではなく、前日までに予約をしておくというのが一般的である。→飲食物を(店外の客に)届けて提供するということでは、「出前」「仕出し」「デリバリー」は基本的には同じことである。
「出前」の発祥に関しては、飲食物を提供する見せが生まれた頃からあったものと考えられているが、それを示す物証や資料は無い。資料として残っているものとしては、江戸時代の中期に蕎麦屋が出前を行っていたという記録が残っている。よって18世紀には「出前」というものは定着したものとなっていたことが分かっている。(発祥の時期は不明ということになる。)
日本で「出前」というと、届ける料理を入れる容器(「岡持ち」と言う)が特に有名である。しかし、うどんや蕎麦などの麺類用の岡持ちと、丼物用、寿司用の岡持ちとでは形状が異なっている。近所への出前であれば、飲食店の子供が岡持ちを持って届けるという微笑ましい姿がお馴染みのものであったが、現在では法的な縛りもあって、そういう姿は過去のものになっていますね...
また、オートバイを出前の際に使用する場合は、オートバイの荷台に「出前機」と呼ばれるものを取り付けて、そこに岡持ちを乗せることで出前を届けることになる。出前機はサスペンションが利いた構造となっているため、バイク走行による振動を吸収することが出来る。(と言っても、100%の振動を吸収するというところまでいかない。)
英語では「Home Delivery Service」若しくは「Catering Service」、または「Delivery」と言い、ドイツ語では「Lieferung」、フランス語では「Livraison 」、イタリア語では「Consegna 」、スペイン語では「Entrega」、中国語では「送菜」と言う。
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