SSブログ

POINTER SISTERS『ENERGY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表された彼女たちの5枚目のスタジオ・アルバムであり、かつ、3人組となって初のアルバムであり、レコード会社を移籍してのアルバムである。また、デビュー・アルバム以来のヒットとなり、3人組として再出発をした彼女たちに取っては幸先のよう結果となったアルバムとなった。(そして'80's中盤まで、彼女たちは大きなヒットを連発していくことになる。)本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位13位を記録し、1979年の年間アルバム・チャートでは68位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『Lay It On The Line』『Dirty Work』『Hypnotized』『As I Come Of Age』『Come And Get Your Love』『Happiness』『Fire』『Angry Eyes』『Echoes Of Love』『Everybody Is A Star』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Fire』はBillboardで最高位2位を記録し、1979年の年間シングル・チャートでも15位にランクインする大ヒットとなった。(彼女たちはアメリカ(Billboard)では1位獲得シングルが無いため、1981年の『Slow Hand』と共にチャート上でのキャリア・ハイとなった曲である。)また、オランダとニュージーランドでは1位を獲得し、イギリスでは34位を記録している。そして『Everybody Is A Star』はイギリスで最高位61位を、『Happiness』はアメリカで最高位30位、オランダで11位を記録している。

お薦め曲は、彼女たちの出世作となり、代表曲の一つになった『Fire』、そしてシングル曲の『Happiness』、更に『Lay It On The Line』『Dirty Work』『Angry Eyes』『Echoes Of Love』という所をピックアップしておく。

サウンドはソウル系からロック色の出たポップな方向になっているため、4人組だった時のサウンドから変化している。また、'80'sにヒットを連発する時のサウンドに近づいたため、'80'sサウンドとしての彼女たちの音楽を聴いていた者にとっても聴きやすいものとなっている。

'80'sに全盛期を迎えることになる彼女たちにとっても本アルバムは大きなターニング・ポイントとなったアルバムであり、本アルバムから快進撃が始まるだけに、彼女たちの曲を聴く場合は外せないアルバムである。じっくりと味わいましょう。

 

Energy

Energy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
  • 発売日: 2009/07/07
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。