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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その203) [ケータイ刑事]

今回は「ある物」シリーズということにして記します。で、テーマは「」です。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・5話」、「007」からは「ダイヤモンドは永遠に」です。

ケータイ刑事」:「・5話」。「夢を駆ける少女 ~銭形結の悪夢」という物語。タイトルにあるように、この物語は「」「」「」であった「悪夢シリーズ」の物語である。(「ケータイ刑事」シリーズで4度目ということになる。)また、新年の最初の放送(本放送は2011/1/8であり、シリーズ初の新年の第1週がお休みになったため、2週目の1/8が新年最初の放送でした。)ということで、「初夢」ということにしたが、1/8の放送ということになったため、どうしても時期的にずれているということを強くさせて、シリーズも末期的症状でもがき苦しんでいる所を晒してしまった物語となってしまった。

夢の世界に入ってしまったちゃん。そして、そこで自分は今、仮死状態にあって、このままでは死んだこととされてしまい、遺体を焼かれてしまうことになる。で、そうなると永遠に魂が彷徨うことになってしまう、と知らされる。夢から覚めるには仙人の元に行き、元に戻る方法を教えて貰うことと教えられた。で、夢の世界の旅に出て、仙人の元に向かった。

色んな所を通って仙人の元にやってきた結ちゃん。仙人に、現実世界に戻る方法を教えて貰おうとするが、仙人は「正月に因んだ試練を一つ与える。」と言い、「それをクリアしたら、望みを叶えてあげないこともない」と言った。ちゃんは正月の遊びのいずれかと思い、何でも来いと言うが、仙人は「テーブルクロス引きじゃない」と言った。ちゃんは「これってただの隠し芸大会じゃないですか」と言うが仙人はそんなことに構わず「スタート」と言った。

ちゃんは何としても現実の世界に戻る、と強い気持ちをで精神を集中させ、テーブルクロスを引き、見事にクリアした。「あんた、すごいな」と誉める仙人は「望みを叶えてあげる」と言い、現実世界に戻る方法を語り始めた。(道を教えているだけですが...)

仙人が話し始め、ちゃんは真剣に聴いていたが、その仙人が何者かが投げたナイフを受けて死んでしまった。驚いたちゃんだったが、直ぐに人影に気づく。その人影とはニセモノの銭形結だった。(「悪夢シリーズ」ではお馴染みのニセモノの銭形です。)で、「あなたが現実世界に戻るのを邪魔しようとする者がいるみたい」と言った。これにちゃんは「絡む、悪の糸」

ニセ銭形結は、現実世界は更に悪化している、と言って、ちゃんの葬儀(通夜)の準備が進められているのを(ワンセグ携帯で)見せた。現実世界(警視庁)では、棺の中でちゃんが眠っていて、柴田さんが準備を進めていた。そして葬儀で使う写真としていいのがあったと言ってあさみさんが写真を持ってきた。(焼き芋を手にしている写真だった。)これに文句を言うちゃん。(当然、あさみさんたちには聞こえない)すると柴田池輝さんが「それはないんじゃない」と言った。(すかさず「池輝さん、ナイスフォロー」とちゃんの声。)で、次にあさみさんが出した写真はネコ耳を付けた写真だった。(「狙いすぎ」「撮った覚えない」とちゃんの声)、すると「こんなのもあるぞ」と言って、小学生でデビューした当時の岡本杏理の写真を出し、トドメはニセ銭形結の写真だった。(「私じゃない」とちゃんの声)これに「これが一番しっくり来ますね」「これに勝る写真はせんよ」と束志と池輝。そしてあさみさんも同意した。

ちゃんは悲鳴をあげて「そんなに汚くありません」と言い、ニセ銭形結に対して色々と文句を言い出した。するとニセ銭形結は、現実世界に戻る方法が一つある、と言った。「早く行ってくださいよ」と文句を言ったちゃんだったが、それに挑むことにした。

その方法とは、「クイズ夢からさめまSHOW」で、クイズのキング・オブ・キング王である辰巳琢郎に勝つことだった。で、早押し対決が始まるがクイズ王が続けて正解し、2-0でリーチとなる。が、最後の問題は100ポイントということになる。展開上、「CMの後で」ということで、引っ張られるが、CM明けはクイズではなくて西部劇になっていた。「ここを真っ直ぐ行けば現実の世界に繋がっている」とジョバンニに言われ、ちゃんは走って行く。が、ジョバンニのいた場所は爆発で吹っ飛んでしまった。

その頃、警視庁では、あさみさんが弔辞を読んでいた。(写真はニセ銭形結である。)が、突然、棺の中で眠っていたちゃんが起き上がり、「嘘ばっかりつかないで下さい」と、弔辞に対して文句を言った。驚く柴田さんズ、「迷わず成仏してくれ」と言うあさみさん。すると「私は死んでません」と言うと「これは夢なんです」「この写真は止めてください」「誰かが私を夢の中から出られないようにしているんです」と続けて言った。更に、あさみさんが読んでいた弔辞を目にしたちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん」

ちゃんは、あさみさんがニセ銭形結と見破り、全てはニセ銭形結が、本物の銭形結を夢の中に閉じ込め、自分と入れ替わることを目指してやったことと指摘した。「何で分からはった?」と問うニセ銭形結に、弔辞の文章で漢字が使用されていたことで、あさみさんが書いたものなら全て平仮名で書いてあるはず、と説明した。

そこに本物のあさみさんがやってきた。口上からちゃんが蝶々結びで捕らえたのはあさみさんだった。いつもより多く回転させたというちゃんは目覚めた。(が、「悪夢シリーズ」のお約束で、相棒(あさみさん)を寝ぼけて捕らえていた。)初詣に行こうとちゃんが誘ったが、ちゃんはあさみさんを待っている間にいつの間にか休憩所で眠ってしまい、全てはそこで見た夢だった。

007」:「ダイヤモンドは永遠に」。1971年のシリーズ第7作であり、初代ボンドが復帰して、6本目となった作品である。アバンは前作のラストを受けて、ボンドが妻の復讐のために動いていたが、前作が2代目ボンドであっただけに、ちょっと浮いてしまった感じが否めなくて、本作の中では色々と言われている所となった。

ブロフェルドと決着を付けたボンドは、新しい任務としてダイヤモンドの密輸事件を担当することになった。当局はダイヤモンド・ブローカーのピーター・フランクスを捕らえていたため、ボンドはピーターになりすましてオランダに入った。そして連絡係のティファニー(=ボンドガール)と接触した。ボンドはMI-6が用意していたピーターの指紋を使ったこともあって、ティファニーはボンドが本物のピーターと判断し、早速仕事に掛かった。

しかし、本物のピーターは当局から脱走し、ティファニーの元に向かった。で、ボンドと(本物の)ピーターがティファニーのアパートに入るところで鉢合わせすることになった。

ボンドは2人きりとなったエレベーターでピーターを倒そうとして襲ったが、ピーターも簡単には殺られない。激しい争いとなり、エレベーターがティファニーの部屋のあるフロアに到着した時も決着が付いていなかった。(ティファニーは既に面識のあるボンドのことをピーターと思っていて、ピーターが何者かに襲われていると感じる。)争いは続き、ボンドは消火器を使い、ピーターを下のフロアに転落させ、ピーターを倒した。

ボンドはピーターの死体に近づくと、自分の身分証とピーターの身分証をすり替え、死体をとりあえずティファニーの部屋まで引っ張ってくる。ティファニーは「誰?」と尋ねるが、ベンドは「知らない。しかし一日中つけられていた」と言った。で、ティファニーが死体の胸ポケットに手を入れて、クラブの会員証を取り出すと「ジェームズ・ボンド」の名前があった。で、ティファニーは慌てだし、ダイヤを早く運ばなきゃ、と言い出した。ボンドが「何処に」ダイヤはあるの?」と問うと、ティファニーは部屋のシャンデリアとなっていた。

ボンドはピーター・フランクスとしてダイヤをアメリカに運ぶ方法(密輸である)として、本物のピーター・フランクスを兄として、兄の遺体をアメリカに運ぶ、ということにして、遺体の中にダイヤを隠した。で、ロスまで運ぶと、CIAのフィリックスが立ち会い、作戦通りアメリカに入った。

ボンドはピーターとしてダイヤの密輸を行ったことになっていたため、受け取りには組織の人間が来ていた。で、棺を火葬場まで運んでいった。火葬場で最後の見送りをして、遺体が仮葬されると、ボンドは骨壺を受け取り、それを墓に納めた。そしてそこには運び料が入った封筒があり、それを受け取る。が、その時ボンドは背後から襲われて気絶してしまった。気を失ったボンドが運ばれていくのと入れ替わるように、男が骨壺を回収していった。

ボンドを襲ったのは組織の殺し屋のウィントとキッドであり、運び屋の口を封じようとしたのだった。気絶した状態のボンドを棺に入れると、そのまま火葬してしまおうとする。熱で意識を取り戻したボンドだったが、棺から脱出することは出来ないでいた。音を立てて何とかしようとするボンドも、今度ばかりはと思っていた。

その時、突然棺の蓋が開けられた。で、ボンドは上半身を起こした。(ボンドは何とか助かった。)が、目の前には骨壺を回収した男がいて、「裏切り者」と罵った。そして「ダイヤは全てニセモノだ」と言った。組織の連中は、ピーター(=ボンド)が本物のダイヤを隠していると判断したため、口封じで殺すのを中止したのだった。で、「本物のダイヤの場所を言え」と迫るが、ボンドは報酬の金がニセモノだったことを指摘して、「本物の金と本物のダイヤを引き換えだ」と言うとホテルに帰っていった。

共通点は、主人公(銭形/ボンド)が棺の中で眠っていてそこから出てくるという所、更に葬儀の一連の流れで(通夜と仮葬の違いがあるものの)式が行われようとしているところ出てくるのはその式の途中であることニセモノの人物(「ケータイ刑事」ではニセ銭形結、「007」ではニセ・ピーター・フランクス)が絡んでいるところ主人公が邪魔と考える人物(「ケータイ刑事」ではニセ銭形結、「007」では密輸組織)が主人公を消そうとしていたという所である。→物語としたら、関連する様な所が一切無いのに、「棺」が絡んだ展開で使われている事柄が余りにも同じものが揃い過ぎている...

相違点は、「ケータイ刑事」では全てがちゃんが見た夢の中での出来事であったが、「007」は現実世界の、しかもボンドの任務中での出来事であったということである。

次回も「銭形結」絡みのネタについて記します。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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