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ケータイ刑事銭形結1話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形結」の第1話「八代目!ついに登場! ~キング・オブ・クイーン殺人事件」の「裏ネタ編」は今回限りとなります。で、今回は劇中に出てきた飲食物関係から、ちゃんがトリックを見破ることになったのはこれのシミだったことから「ケチャップ」について、あさみさんは事件解決後にこれを口にしていることから「ワイン」について、その蓋である「コルク」について、本作の売りの一つとなっている「AR」について、そしてシリーズ初登場となった柴田池輝さんが口にしている「イケメン」について記します。尚、「ワイン」については「・5話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ケチャップ」:西洋料理で使用される調味料の一つであり、野菜類を煮込み、裏ごし、濃縮したものに調味料や香辛料を加えたものである。用いられる野菜としてはトマトが一般的であるため、トマトで作ったもの(「トマト・ケチャップ」)のことを「ケチャップ」と言うのが一般的であり、トマト以外の野菜を使って作ったものは、その野菜の名前を付けて「○○ケチャップ」と言う。(例えば「マッシュルーム・ケチャップ」「クルミ・ケチャップ」更には「フルーツ・ケチャップ」(リンゴ、パイナップルなど複数の果物からつくったもの)などがある。)

現在では、アメリカを代表する調味料となっていて、アメリカでは最も良く使われている調味料となっている。そのため、アメリカを象徴する料理(ハンバーガー、ポテト、ホットドッグなど)では当たり前のように使用されている。日本でも洋食に使用される調味料として定着しており、更にはチキンライス、オムライス、スパゲッティ・ナポリタンなどのような日本独自の料理も生まれている。

ちなみに、現在では「ケチャップ」と言うと「トマトケチャップ」となっているが、起源はアジアとされていて、現在とは全く違うものであった。魚を塩漬けにして発酵させた魚醤がその起源とされていて、アジアからヨーロッパに伝わった。すると欧州でキノコ、クルミなどを原料として作られるようになり、野菜を材料にしたものが生まれた。17世紀にはキノコ(マッシュルーム)を使ったケチャップが代表的なものとなる。(カキ、アンチョビ、ロブスターなどの魚介類を使ったものと、クルミ、インゲンマメ、キュウリなどの野菜を使ったもの、ブルーベリー、クランベリー、レモン、ブドウなどの果実を使ったものが他にあった。)トマトケチャップは18世紀の終わり頃になってアメリカで考案されたものである。それ以前は、トマトは有毒植物に形が似ているため、毒があると信じられていたので食用とはならず、観賞用植物であった。しかし、研究されたことで毒はなく、改良されたことで食材となり、18世紀の終わり頃に新しい「野菜」となった。で、アメリカで、新しい野菜であるトマトを使ったケチャップが作られた。(あくまでも野菜ケチャップの一つに過ぎなかった。)しかし、これが次第に浸透していき、19世紀後半になってハインツ社が量産して瓶詰めトマトケチャップとして販売したことが広く普及することとなった。そして、他の材料で作ったケチャップを凌駕して、ケチャップと言えばトマトケチャップという用になった。

英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語では「Ketchup」、ドイツ語では「Ketschup」または「Ketchup」、スペイン語では「Kétchup」、オランダ語では「Tomatenketchup」、中国語では「番茄汁」と言う。

ワイン」:葡萄果汁を発酵させて作ったアルコール飲料のことである。日本語では「葡萄酒」ということもある。(文字通り、「葡萄のお酒」であり、葡萄以外の果汁は使っていない。)尚、法律的には「果実酒」に分類される。

古くからあるものであって、葡萄の原産地である小アジアから中央アジアに於いて、自然発酵によって作られたのが最初とされている。(紀元前6000年よりも古い時代とされている。)そこから、ギリシャやローマの古代王国に伝わり、ヨーロッパに広がって広く普及したとされている。良質のワインを作るには、葡萄にそれなりに糖分を含む必要があって、南欧を中心に葡萄の生産が発達していき、ワインの主要産地へとなっていった。

現在では、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、アルゼンチンの順で生産量が多く、世界のTOP 5となっている。

また、日本では江戸時代に一部で入って来たが、南蛮の酒ということで、一般には広がっておらず、明治になってから知られるようになった。また、やはり明治になってから葡萄作りとワイン作りが始まっていて、山梨県のワイン、北海道の十勝のワインは有名である。

主に、「赤ワイン」と呼ばれるもの(赤葡萄、または黒葡萄を潰して発酵させて作る。)と「白ワイン」と呼ばれるもの(黄葡萄を潰して果汁だけを発酵させて作る。)とがある。また「ロゼワイン」と呼ばれるものは黒葡萄を赤ワインを作る要領で発酵液が色づいたところで果皮を分離して作るものである。(赤/白ワインを混合して作ったり、白ワインを着色したものもある。)→これに関しては「・4話」の時に、更に詳しく...

また「シャンパン」のように発泡性のワインもある。(発泡ワインとしては、シャンパン(フランス)、カバ(スペイン)、ゼクト(ドイツ)、ランブルスコ(イタリア)、スプマンテ(イタリア)などが知られている。)ワインに炭酸水を加えたものではなく、瓶内で二次発酵などをさせて作るものである。

「赤ワイン」は渋みが強く、濃厚な肉料理に向いていて、「白ワイン」は渋みが無く、淡泊な魚料理に向いている。(肉料理にしろワイン、魚料理に赤ワインというのもダメということは無いが、欧州ではそういう組合せを注文すると、奇異な目で見られる。→「007/ロシアより愛をこめて」でボンドがこれによってMI-6の局員ではなくて敵だということに気づいているが、欧州では常識となっている。)

英語では「Wine」、ドイツ語では「Wein」、フランス語では「Vin」、イタリア語とスペイン語では「Vino」(但し、発音は異なる。)、オランダ語では「Wijn」、ポルトガル語では「Vinho」、中国語では「葡萄酒」という。

コルク」:ブナ科コナラ属の常緑高木である「コルクガシ」(南欧原産で地中海西部沿岸で広く栽培されている。)の幹の中にあるコルク組織をはぎ取ったものである。軽くて弾性が高いこと、更に空気や水分を通さないという特徴があるため、瓶の栓として広く利用されている。(ワインの場合はこれが使用されている。)また、熱伝導が悪いため、断熱材としても利用されていて、床材としての利用、更に壁の中に入れた断熱材、防音材としての利用もされている。

日本語で言う「コルク」は元々はオランダ語の「Kurk」から来ている。英語では「Cork」、ドイツ語では「Kork」、フランス語では「Liège」、イタリア語では「Sughero」、スペイン語では「Corcho」、ポルトガル語では「Cortiça」、中国語では「軟木」という。

AR」:劇中でちゃんが簡単に語っている通り、「拡張現実」(Augmented Reality)のことである。(「強化現実」と言うこともある。)現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術、または情報を付加提示された環境そのもののことである。→早い話、画像合成技術を駆使して、画像の植えにそれを説明する各種情報を重ね合わせたものである。(乱暴な言い方をすると、その画像に関する情報を表示することである。→テレビの字幕スーパーは、洋画などの台詞の字幕はARとは言い難いが、ドキュメンタリー番組などでは、自由に表示することは出来ないものの、その場合はARの予備軍的なものということが出来る。)

娯楽の世界ではバーチャル・リアリティが一時、大きな話題となった時期があるが、それと同様に研究が行われていたが、ARが一般的に知られるようになったのは2007年以降とされている。しかし、一般に広く知られるようになったのは、スマートフォンを利用してのシステムが登場した2010年になってからのことである。

英語では「Augmented Reality」、ドイツ語では「Erweiterte Realität」、フランス語では「Réalité Augmentée」、イタリア語では「Realtà Aumentata」、スペイン語では「Realidad Aumentada」、中国語では「擴增實境」と言う。しかし、中国語を含めて世界的には英語の言い方である「Augmented Reality」の頭文字を取った「AR」と言う言い方が一般的になっている。

イケメン」:美男子(美形で、顔が格好いい男性)のことである。一応、「イケてる」+「面」という意味と、「イケてる」+ 英語の「Men」の合成語の省略形とされている。但し、広辞苑では前者の意味としている。(「Men」は複数形であるため、一人の人に対して言う言葉ではなく、複数の人を指しているという見解である。)

この言葉が使われたのは1999年とされているが、定着したのは2000年代になってからである。2008年に改訂された広辞苑の第六版に追加収録されたため、現在では一般的な言葉として定着したものとされている。(しかし、使われる意味としては登場当初から変化をしており、広辞苑には載っていない意味(例えば「逝け面」という意味などがある。)としても現在は使われている。)

 

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