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PETE TOWNSHEND『WHO CAME FIRST』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された(メジャー・レーベルでの)彼のソロ・デビュー・アルバムである。THE WHOのギタリストとして知られている彼は、本作の発表前にもチャリティ・アルバムとして2枚のアルバムを発表しているので、「ソロ・デビュー・アルバム」と言うには語弊があるということを指摘されている。(そのため、「メジャー・レーベルでのソロ・デビュー・アルバム」と位置づけました。)コンセプト・アルバムであるのだが、商業的には失敗し、特にチャートインすることもなかったのだが、彼のキャリアの上では忘れられないアルバムであることに代わりはない。

収録曲は、オリジナル盤では全9曲であったが、1992年にCD化されたときには6曲のボーナス・トラックが追加された全15曲となり、2006年のリマスター盤では、6曲のボーナス・トラックの後に更に3曲のボーナス・トラックが追加が追加されて、全18曲の収録となっている。オリジナル盤の収録曲は以下の通りである。『Pure & Easy』『Evolution』『Forevers No Time At All』『Let's See Action』『Time Is Passing』『There's A Heartache Following Me』『Sheraton Gibson』『Content』『Parvardigar』。(以下、最初の6曲の追加ボーナス・トラック)『His Hands』『The Seeker』『Day Of Silence』『Sleeping Dog』『The Love Man』『Lantern Cabin』。(以下、2006年盤の更なる追加ボーナス・トラック)『Mary Jane』『I Always Say』『Begin The Beguine』。

お薦め曲としては、『Evolution』『Time Is Passing』『Parvardigar』というところと、THE WHOの曲として発表された『Pure & Easy』と『Let's See Action』をピックアップしておく。

THE WHOの曲も収録されているのだが、全体的にはカントリー・テイストに満ちたアルバムとなっていて、サウンドとしては聴きやすいものになっている。

セールスということでは全くというような状況であったが、内容の方は悪いものではなく、セールスとアルバムの内容とは比例していないということを教えているアルバムの一つともなっているのはご存知の通りである。ということで、'60'sサウンドがお好きな方だけでなく、'70'sサウンドがお好きな方だけでなく、ロックがお好きな方であれば聴いておきたいアルバムであるのは言うまでも無い。じっくりと聴きましょう!

 

Who Came First

Who Came First

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hip-O Records
  • 発売日: 2006/08/29
  • メディア: CD

Who Came First(紙ジャケット仕様)

Who Came First(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: CD
WHO CAME FIRST(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD
↓DVD-Audio盤もあります。
Who Came First

Who Came First

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Classic Records
  • 発売日: 2004/09/14
  • メディア: DVD Audio

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