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「UCCELLI ASSASSINI」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のイタリア映画「キリング・バード」である。日本公開は1989年9月であった。イタリア映画らしいスプラッター・ホラー作品である。尚、英語のタイトルは「ZOMBIE 5 - KILLING BIRD」である。

作品データを記しておくと、時間は92分、原案はクロード・ミリケンとシェイラ・ゴールドバーグの2人、監督はクロード・ミリケン、脚本はダニエル・ロス、撮影はフレッド・スロニスコ・Jr.、音楽はカルロ・マリア・コルディオである。そして出演は、ロバート・ヴォーン、ララ・ウェンデル、ティモシー・W・ワッツ、ジェームズ・サッターフィールド、リン・ガスライト、たちである。

妻の不貞が原因で、長男を除く一家を惨殺した野鳥研究家のフレッド・ブラウン。彼は事件の後に鷹に襲われて、両目を失っていた。それから20年の歳月が流れ、ロヨラ大学の学生が野鳥の研究にブラウンを訪ねて来た。学生の一人であるスティーヴは、森の中で異様な空気を感じ恐怖を覚えていた。学生たちはブラウンの古い洋館に足を踏み入れるが、そこはブラウンが家族を惨殺した場所でもあった。で、学生たちは一人、また一人と惨殺されていく。そして、スティーブとアンの2人を除いて全て殺されると、ブラウンが2人の前に現れた。そして、ブラウンは、かつて自分が殺害した死霊が復讐してると告げた。恐ろしくなったスティーブとアンは館から逃下出して言ったが、数百羽を越える野鳥が2人を襲ったのだった...

本作には、スプラッター映画、ホラー映画、動物パニック映画という要素が入っていて、更に、怪しげな館を舞台にしているということで、いずれもが'70年代から'80年代に、それぞれがブームとなったジャンルであり、その要素をイタリア流のアレンジでまとめている。で、B級作品らしいまとめ方がされている。(言い換えれば、お子様ランチの様なまとめ方である。)

よって、大作志向の方からすると、寄せ集め作品に過ぎないと感じるだけであり、途中で診ていることが苦痛になると思われるので、見ないことをお薦めする。で、本作は、ホラー作品がお好きな方、そしてB級作品がお好きな方にはお勧めする。(但し、かつてはLDでリリースされていたが、現在までDVD化されていないので、見ようと思えばちょっと苦労しますが...)

 

↓ビデオです。

キリング・バード [VHS]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: VHS

↓リージョンコード「1」(日本語字幕無し)のDVDならばこちら...


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