ゴーカイジャー #9 [特撮]
奇数回はオリキャラ・ゲストが登場する物語となっているが、今回はガオレンジャー(赤)の登場でした。尚、戦いの後、獣医に戻っていたが、そのままだったというのは嬉しい所でした。また、これまでのオリ・キャラ・ゲストの中では赤マジと同様に、結構出番が多かったですね。
ただ、物語の方は、余りにも都合が良すぎる展開の連続ということで、全員とは言わないが、登場キャラ(の一部)が持ち味を出していただけに、重ね重ね残念でした。(と言っても、「玩具の宣伝」ということではこんなものなのでしょうが...→次々と玩具を出すのは商売上分からないでもないが、余りにも数が多すぎて、もはや、よっぽどの道楽家かでないと玩具全てを相手にしないだけで、「共倒れ」になるだけだと思いますが...(しかも、こんなご時世だったら、玩具の売り上げが落ちるのも明白だし...))
キャラクターということでは、おバカ大将(殿下)の鶴の一声で作戦が変更になったり、行動隊長が倒された後の巨大化の所でのインサーンの態度は良かったですね。まあ、そう遠くない内に、殿下に変わる新たな指揮官が登場し、殿下は左遷されるのでしょうし、その時の内紛ドラマの種まきは(以前から)してあるようですが...
都合が良すぎるのは、地球4周目と言っていたが、割と簡単に天空島が見つかってしまった所、足を怪我したピンクが戦線に戻ったら、何事もなかったような動きをしていた所である。
前者は、ここで時間を費やしていたら物語が先に進まないとはいうものの、ザンギャック、更にガオライオンまでの登場にもう少し工夫が欲しかったですね。「大いなる力」と言っているだけに、もっと苦労しててに入れないと、ありがたみも何もなく、単なるツールの一つに成り下がるだけだし...
後者に関しては、獅子の治療が余りにも素晴らしかった、と解釈するということも出来るが、アイムは獣医の治療で直ぐに回復したということで、やはり獣だったと考えろ、ということですかね。
今週のパチモン戦隊は、ターボレンジャー、ジェットマン、ガオレンジャーということだったが、ターボレンジャーは、あのタワーを見せたのと、コンビネーション・アタックを出していたのは嬉しい所でした。(やはり黄のスカートには違和感が...)ジェットマンの細身の黄というのは、もはや酷すぎるとしかいいようがないパチモンでした。やはり、イエローオウルというと、キレンジャーと共に戦隊を代表するデブ・キャラなんですから...で、細身のイエローオウルを見た後では、ガオの細身の黄はもはや何も感じなくなっていた...が、更に今回の最大のパチモンは、ガオライオンでしたね。何ですか、あのたてがみは?オルグを倒した後、ガオライオンに何があったのですかね?(まあ、だからこそ、海賊たちに対して心を開いたのかも?)いや、ここは玩具を売るために少しはちがうところをだそうということで、(スポンサーという)闇の力によって飼育されたということなのか...
ところで、ガオライオンと合体したガオゴーカイオーだが、合体前に分離した両脚のパーツは、ガオゴーカイオーとなっている時は何処に行ってしまったのでしょうか?
玩具を売るための派手な宣伝回だったということで、物語の方がご都合主義に振り回されて、良い所の芽を隠してしまっただけで、残念な物語でした。→娯楽作としては良いが、何度も見るような物語ではなかった...
スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【Blu-ray】
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- メディア: Blu-ray
スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【DVD】
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- メディア: DVD
コメント 0