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柳ジョージ『ゴールデン☆ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のベスト盤は2004年にリリースされたものである。しゃがれ声で知られているブルース系シンガーというと、アメリカでは結構名前が浮かぶが、日本ではやはり彼ということになる。1969年にバンドを組んで音楽活動を開始し、いくつかのバンドを経て、「柳ジョージ&レイニーウッド」として1975年~1981年の活動した時期には大きなヒットを記録する曲も生まれている。その後はソロとして活動を続けている。また、和製クラプトンという異名を持っていることも知られている。

本ベスト盤は、そんな彼の魅力をたっぷりと詰め込んだものであり、アルバム・タイトルに恥じない充実した内容のベスト盤となっている。
尚、同じ2004年に、「柳ジョージ&レイニーウッド」名義でも本ベスト盤と同名タイトルである「ゴールデン☆ベスト」というベスト盤(18曲収録)がリリースされているだけに、注意が必要である。

収録曲は以下の全18曲である。『バーニング』『雨に泣いてる(BURNING VERSION)』『夢を追いこして』『やっぱり彼女はスゴかった』『HURRY UP BABY!』『めぐり逢える』『Forever man』『MISS YOU』『GIVE SOME LOVE』『BAD GENERATION』『MOTHER TREE』『やっぱりレヴューはスゴかった』『想い出がありすぎて』『WEEP NO MORE』『バーニング(CMヴァージョン)』『青い瞳のステラ 1962年夏… (Live)』『微笑の法則~スマイル・オン・ミー~ (Live)』『酔って候 (Live)』。

お馴染みの曲が収録されているが、後ろの4曲は普通のベスト盤では聴くことが出来ないバージョンとなっているため、本ベスト盤の存在価値があることになる。特に『バーニング(CMヴァージョン)』を聴くことが出来るというのは嬉しい所である。また、後ろ3曲のライヴ・テイクも彼の上手さが出ていて、たっぷりと聴かせてくれているので、歓迎するところである。

収録時間も76分に達しているということで、内容も良く、1枚もののベスト盤ということでは特に不満点のないベスト盤である。(少なくとも、タイトルに偽りがある「究極のベスト」のような酷いものではない。)ブランデー・グラスでも傾けながら、じっくりと聴き入りたくなるベスト盤である。(ブルースをじっくりと聴いてみようという方にもお勧めできるベスト盤である。)

 

ゴールデン☆ベスト

ゴールデン☆ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2004/06/02
  • メディア: CD

↓まもなくリリースです。

ゴールデン☆ベスト vol.2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2011/05/11
  • メディア: CD

 

↓こちらは「柳ジョージ&レイニーウッド」名義の同名タイトルのベスト盤です。

ゴールデン☆ベスト 柳ジョージ&レイニーウッド

ゴールデン☆ベスト 柳ジョージ&レイニーウッド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD


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