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「VIVA KNIEVEL」 [映画(洋画)]

表題の作品は1977年のアメリカ映画「ビバ・ニーベル」である。日本での劇場公開は1977年11月であった。オートバイ・スタントで一世風靡したE・ニーベル主演のアクション映画であって、本作でもスタントをしっかりと見せてくれている。

作品データを記しておくと、時間は104分、原案はアントニオ・サンティラン、監督はゴードン・ダグラス、脚本はアントニオ・サンティランとノーマン・カトコフの2人、撮影はフレッド・ジャックマン、特撮はL・B・アボット、音楽はチャールズ・バーンスタインである。そして出演は、イーヴル・ニーヴル、ジーン・ケリー、ローレン・ハットン、キャメロン・ミッチェル、マージョー・ゴートナー、レスリー・ニールセン、エリック・オルソン、ダブニー・コールマン、レッド・バトンズ、たちである。

スタント・レーサーであるニーベルは親友であり、現在は整備士になっているウィルと共にジャンプの世界記録の更新に挑むためにカルフォルニアにやって来た。ウィルは昔は花形選手であったが、事故と妻の死のため、現役を退いていた。また、ニーベルの事故写真を撮ろうと狙っている女流キャメラマン・ケートもニーベルを追っ手やってきた。そんな中、別居していたウィルの息子のトミーが訪ねてきたが、ウィルとの親子の和解は成らなかった。また、ニーベルの昔馴染みのレーサーであるジェシーが、メキシコ巡業のオートショーに参加するように依頼してきて、ニーベルは承知した。しかし、ジェシーのプロモーター・ミラードは、メキシコ巡業を利用して麻薬をアメリカに輸入することを企んでいた悪人だった。途中でウィルがミラードの陰謀に気づいたが、彼は監禁されてしまう。また、ジェシーはショーノオートバイ・ジャンプで事故を起こして死亡してしまった。ニーベルはミラードの陰謀を知ると、ウィルを救出し、悪人たちを退治し、ショーでは素晴らしい技を披露した。そして、ニーベルのお陰で、ウィルとトミーも和解し、ニーベルの事故写真を狙っていたケートもニーベルのことを理解して、彼の側にいた。

正に、E・ニーヴルのための魅せる作品である。スタント、アクションをしっかりと見せており、しかもヒーローとして描かれているので、彼のプロモーションの為の作品であると言っても良い。また、こういう作品では物語のノリとテンポが重要となるが、そういう所も不満なく、たっぷりと楽しませてくれる。ということで、娯楽作品として求められる部分はしっかりと抑えてある作品である。

ただ、一時期はバイク・スタントがショーの一つとして持てはやされた時期があったが、現在ではそういうものがショーとしての魅力が提供できないような状況になっているだけに、現在では本作は日陰の存在になっているのが残念な所である。(そのためなのか、かつてはLDでリリースされていた本作であるが、DVD化されていない...)

 

↓ビデオです。

ビバ・ニーベル [VHS]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

Viva Knievel [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • メディア: VHS


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