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RANDY CRAWFORD『SECRET COMBINATION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼女の5枚目のアルバムである。THE CRUSADERSと共演した1979年のヒット曲『Street Life』で知られる彼女であるが、その勢いに乗って'80's初頭は次々と秀曲を発表したいたのだが、本アルバムはその中でも特に内容の濃いアルバムとして知られているものである。(但し、ビッグ・ヒットではなくてロング・ヒットということになったのですが...)彼女の場合は、本国アメリカとイギリスでのヒットが異なるということが比較的多く、アメリカで好評な場合はイギリスでは伸び悩み、イギリスで好評だとアメリカで苦戦するという不思議なシンガーでもある。(本アルバムはイギリスの方が好評だった。)

収録曲は以下の全10曲である。『You Might Need Somebody』『Rainy Night In Georgia』『That's How Heartaches Are Made』『Two Lives』『You Bring The Sun Out』『Rio De Janeiro Blue』『Secret Combination』『When I Lose My Way』『Time For Love』『Trade Winds』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。1st.シングルの『When I Lose My Way』はアメリカの方が好評であったが、それ以外の3曲はイギリスの方が好評であった。2nd.シングルの『You Might Need Somebody』はイギリスでは最高位11位を記録、3rd.シングルの『Rainy Night In Georgia』はイギリスで最高位18位、4th.シングルの『Secret Combination』はイギリスで最高位48位を記録している。

お薦め曲としては、シングル曲の『You Might Need Somebody』と『Rainy Night In Georgia』、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Secret Combination』、そして『Two Lives』と『Time For Love』をピックアップしておく。

彼女の場合は高い歌唱力と表現力によって、まさに芸術品となっているボーカルの魅力に尽きるのだが、本アルバムは脂が乗った絶頂期でもあって、その魅力的なボーカルに圧倒される内容となっている。優れたシンガーのボーカルは楽器をも越えていると言われることがよくあるが、彼女のボーカルも楽器を越えてた芸術品であり、力強いパワフルなところから繊細な表現まで、まさに酔いしれてしまうボーカルがここにある。ということで、ボーカルをたっぷりと堪能するにはもってこいのアルバムである。

 

Secret Combination

Secret Combination

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1987/09/11
  • メディア: CD


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