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「WAXWORK Ⅱ」 [映画(洋画)]

表題の作品は、1992年のアメリカ映画「ワックス・ワーク2 失われた時空」である。1988年の「ワックス・ワーク」の続編であって、日本での劇場公開は1992年5月であった。また、ビデオ化されたときに邦題が「ワックス・ワーク 時空の戦士」と改題されている。前作の続編であり、内容の方も前作と同様に、モンスター映画好きにはたまらない展開のB級作品である。

作品データを記しておくと、時間は104分、監督と脚本はアンソニー・ヒコックス、撮影はジェリー・リヴリー、美術はスティーヴ・ハーディ、SFX・VFX・特撮はボブ・キーン、音楽はスティーヴ・シフである。そして出演は、ザック・ギャリガン、モニカ・シェナリー、アレクサンダー・ゴドノフ、マーティン・ケンプ、ブルース・キャンベル、マイケル・デ・バレス、ジム・メッツラー、ソフィー・ウォード、マリナ・サーティス、ビリー・ケイン、ジュリエット・ミルズ、ジョン・アイアランド、パトリック・マクニー、デヴィッド・キャラダイン、ジョージ・バック・フラワー、たちである。

(前作の続きで)怪物の蝋人形を集めた館から脱出することに成功したマークとサラ。館は炎上したものの、切断された手が生き残っていて、その手がマークとサラを追跡する。そしてその手は、サラの義理の父を殺害して異次元世界へ逃走した。マークとサラは警察に届け出るが、手が人を殺したと言うことを信じてくれる人はおらず、サラは義父殺しの容疑が掛かることになる。2人は何とかして無実の証拠を現実の世界へ持ち帰ろうとして、事件の鍵を握るウィルフレッド卿の屋敷へ向かった。ソシテ屋敷デウィルフレッドの残したメッセージを見つけ、時間の扉を開けるカギを手に入れることが出来た。そして2人は果てしない時空間へ旅立った。2人が訪れたのは、モンスターのいる世界の家々であって、フランケンシュタイン男爵の館、ゴーストの徘徊する超常現象の家を経て、地球を離れたスペースシャトルではエイリアンとのバトルとなり、中世のイギリスでは黒魔術を操る邪悪なスカラバスと死闘をするなどで、ようやく手を発見した。そして現実の世界へ戻ろうとしたが、マークが取り残されてしまった。一人だけ現実世界に戻ったサラは、裁判所に証拠として「手」を提出した。そしてサラは無実と言うことが証明された。無罪となったサラが裁判所を出ると、再びタイムワープをして、再び時空間への旅に出ていった。

前作と同様にB級作品のノリであるのだが、前作のような冴が無く、ゴチャゴチャしただけのよくあるB級作品の範疇に収まってしまった。まあ、「続編は転ける」というジンクスがあることを考えると、こんな所と言ったところですね。

が、B級作品がお好きな方にとっては、前作までの盛り上がりはないものの、様々なモンスターが登場するということで、おもちゃ箱をひっくり返したようなノリを(それなりに)楽しめる作品である。尚、大作志向の方は、近づかない方がよい作品である。

 

↓本作はLDではリリースされていたが、DVD化されておらず、ビデオです。

ワックスワーク~時空の戦士~ [VHS]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: VHS

Waxworks 2 [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Live / Artisan
  • メディア: VHS

↓前作はこちら

ワックス・ワーク-アンレイテッド・バージョン- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


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