ゴーカイジャー #18 [特撮]
今回は新キャラ・銀のための物語であって、銀に絡めた玩具のプロモーションでしかなかったですね。銀以外のメンバーは、赤はともかく、少なくとも4色は空気になっていて、銀の引き立て役でしかなかったのはもったいないところでした。(緑だけはいじられキャラらしい所が最後にあったけど...)
今回の注目であったはずの「死亡戦士である仲代壬琴の登場」は、大きなイベントになるはずだったのに、銀のプロモーションのために、結局は何処かに吹き飛んでしまって、銀のための噛ませ犬にしかならなかったという勿体無い消化でしたね。(最初から出番は少ないだろうと思っていましたものの、存在感が全く感じられなかったですし...→「故人」であって現世では既に存在していないということを考えると、存在感がない方が自然というブラック・ジョークのつもりだった???)尚、このやり方だと、2代目キレンジャー、初代イエローフォー、ブラックコンドルなどで2匹目のドジョウも狙えるやり方であり、また、この方法だと、死亡した歴代敵幹部(特に人気のあるキャラ)を引っ張り出すことも出来るだけに、これは今後の伏線の一つだったりして...?(二度目は通用してね、三度目は飽きられて通用しないでしょうけど...)
ただ、今回は仲代壬琴が出てきたけど、ブライであっても滝沢直人であっても良かったし、銀のメカが最初に30世紀(それとも西暦3011年になっていて、31世紀かもしれませんが...???)からやってきたということを考えると、仲代壬琴よりも滝沢直人の方が良かった様な気もしますね。(大人の事情もあるでしょうけど...)
パチモン戦隊でのシーンケンジャーも、完全に「顔に漢字」というギャグをやりたいがための噛ませ犬の一つでしかなかったが、ベタであるものの実に分かりやすいギャグでした。もう一つのパチモン戦隊のオールシルバーも顔見せのためだけで、お祭りの一プログラムの予定調の登場としか感じませんでした。
「ドンさん」といじられていた緑だが、30世紀の未来が出てきたことを考えたら、ひょっとしたらロンダース・ファミリーのドン・ドルネロの祖先だったりして...(ドルネロの人間体の名前は「金城銅山」であって、「金銀銅」の真ん中にある「銀」を抜いているが、これは海賊銀にいじられたことを子孫も気にしているために作った名前だったりして...)
物語は銀のプロモーションであったが、細かい所まで考えていくと、色々とネタと解釈できる所が散りばめられていて、楽しい物語でした。
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