ケータイ刑事銭形結10話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]
今回で「銭形結」の「裏ネタ編」は終了です。で、第10話「さよなら、あさみさん! ~あさみつひこ誘拐殺人事件」の最後の「裏ネタ編」となる今回は、結ちゃんがあさみさんに教えてくれと言った「イナバウアー」について、あさみさんの転勤先がここだったと言うことから「アイスランド」について、2人の別れの時にこれが待っていたことから「雪」について、鑑識メモで柴田さんが、「あさみさんのこれは何だった?」と言っていたことから「本名」について記します。尚、「イナバウアー」は「雷・30話(2nd.4話)[裏ネタ編]」で、「本名」は「零・2話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「イナバウアー」:フィギュア・スケートの技の一つであって、1950年代に活躍した西ドイツ(当時)の女性フィギュアスケート選手・イナ・バウアー(Ina Bauer、1941年生まれ。3度、西ドイツのチャンピオンに鳴っている選手でもある。)が開発したことものである。(彼女の名前がそのまま技の名前となった。)
技の内容は、足を前後に開き、つま先を180度開いて真横に滑る技である。規定に取り入れられている技ではないが、フィギュアスケートでは比較的多くの選手がこの技を使っている。
2006年のトリノ五輪で、日本の荒川静香がこの技を披露して、金メダルを獲得したことは記憶に新しい所である。但し、彼女がオリンピックで出したのは「レイバック・イナバウアー」と呼ばれる技であって、本来のイナバウアーではなく、それを発展させた技である。(上半身を反らせている。また、足の方は普通のイナバウアーである。)→「イナバウアー」は背中を大きく反らしながら滑る技という誤解が日本では一部にあるが、「イナバウアー」はあくまでも足の形による技である。
その後、「イナバウアー」は流行語にもなり、2006年の流行語大賞にも選ばれることになった。で、この物語の本放送は2006/7/22ということで、トリノ五輪から5ヶ月が経過した時期であり、「イナバウアー」という言葉も流行っていた時期であった。→流行を上手く取り入れるのも「ケー刑事」であるが、それから1年以上が経過し、トリノ五輪からも1年半以上が経過した現在では、そういう言葉も流行ったなぁ、ということになってしまい、「流行」ネタの弱点も出てきている...
英語をはじめ、各国語で「Ina Bauer」と言うが、これは元々ドイツ語での彼女の名前である。
「アイスランド」:大西洋北部の北極圏に近い位置に位置する島(アイスランド島)を領土とする共和国である。正式国名は「アイスランド共和国」(現地語のアイスランド語では「Lýðveldið Ísland」)という。島国であり、火山を有しているため、温泉資源が豊富であり、地熱の利用も盛んである。
面積は約10.3万平方キロで、北海道と四国を合わせた程度、またはイギリスのブリテン島の半分弱、フィリピンのルソン島とほぼ同じ面積である。世界地図(メルカトル図法)では緯度が高い位置にあるため、実際の面積よりも地図では大きくなっている(北海道の数倍になっている。)が、面積の巨大な島ではない。(メルカトル図法では、実際の面積の4~5倍以上になっている。)一方、人口は約32万人(その内、1/3が首都・レイキャヴィクに住んでいる。)である。
9世紀にノルマン人が島を発見し、ノルウェー、アイルランド、スコットランドなどからの移民が入り、部族連合という形で国となる。13世紀後半にはノルウェーの支配かに入り、14世紀後半にはデンマークの支配下に入る。19世紀になって独立運動が起こり、1874年に自治法が制定され、1918年にアイスランド王国として独立した。(但し、この時はデンマークの国王主権下の立憲君主国であった。)しかし、第二次大戦でデンマークがドイツに占領された時に、アメリカとイギリスが駐留することになる。そんな中、1944年に完全に独立した。(→国の歴史としてはある程度長いが、現在の国の歴史は新しいことになる。)
緯度が高いが、メキシコ湾流が流れているため、気候は比較的温暖であり、また、漁業資源が豊富なことでも知られている。特に海産物の
輸出が多く、輸出の7割が海産物で占められている。また、捕鯨も盛んな国である。
1980年には、世界で初めて国民の直接選挙によって選ばれた女性大統領(ヴィグディス・フィンボガドゥティル)が誕生したことでも知られている国である。
最近では、リーマンショック語の経済危機によって、国内の経済状況が深刻な状態にあること、経済蒲団からマクドナルドが撤退した国となったこと、火山の噴火によって欧州の航空便が大規模な運行停止になったことなどで、マイナスのイメージがある国になっている。
尚、ヨーロッパの国であるが、EUには非加盟である。但し、2009年にEUに加盟申請をしていて、現在は審議中となっている。
「雪」:水蒸気が空中で昇華し、結晶となって地上に振ってくるもの、またはそれが地上に積もったもののことをいう。尚、降ってくることから、そのことを「降雪」と言い、地面に積もったものは「積雪」ということもある。
空から降ってくるものは結晶であるが、気温によっては途中で溶けて、水滴となり、雨として地面に達することもある。一方、結晶のまま地面に積もったものは、雪として積もることと、重なり合って氷となることもある。
雪の結晶は、外径は六角形をしているが、外観は実に多用であって、美しい形をしていることで知られている。そのため「六花(むつのはな)」
と言うこともある。また、無機物であって結晶構造であることから、鉱物とされることもある。(鉱物と言うと「固い」というイメージがあるが、個体であって一定の化学組成であれば「鉱物」であるため、「雪」も鉱物の条件を満たしている。)
また、それ以外では、白い物の例えとして、「白髪」のことを意味したり、「大根」を指すことがある。また、かき氷のことを「雪」と呼ぶこともある。
俳句の世界ではまでもなく「冬」の季語である。
英語では「Snow」、ドイツ語では「Schnee」、フランス語では「Neige」、イタリア語、ポルトガル語ではでは「Neve」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Nieve」、中国語では「雪」と言う。
「本名」:人物の名前であって、号、芸名、筆名(ペンネーム、ラジオネーム、ハンドルネームなども含む)等に対して、その人の本当の名前のこと、実名のこと、戸籍に登録されている名前のことを言う。
日常生活では、人の名前は、苗字だけ、または下の名前だけで呼んだり、あだ名、ニックネーム、若しくは敬称を使って呼ぶことが普通である。そのため(フルネームでの)本名は余り使われない。(名簿などに記載される名前は本名のフルネームが基本ですが...)
特に芸能人の場合は、本名を芸名としている人も多いが、本名とは関係ない芸名を使っている人も多い。→銭形姉妹の中では、典型的な芸名を使っているのが夏帆ポンであり、本名を非公開にしている。また、宮﨑あおいさんも結婚して姓が変わっているので、芸名である。(結婚後の姓は非公表としている。)更に堀北真希という名前も芸名であって、本名は非公開としている。(本家四姉妹は、現在では3人が芸名で、黒川芽以さんだけが「本名=芸名」である。また、分家四姉妹の方は、銭形を演じたときは全員が「本名=芸名」であったが、現在では長女が芸名を「早織」としたため、本家とは逆に、芸名使用者が1人、「本名=芸名」が3人となっている。→8人では半々と言うことになって、バランスが取れている(?)ということになっている...)
以前は、芸名を使っている芸能人でも本名を公開しているのは一般的であったが、近年は、芸名を使っている芸能人は本名を非公開としている人が多くなっている。
英語では「Real Name」、ドイツ語では「Wirkliche Name」、フランス語では「Vrai Nom」、イタリア語では「Vero Nome」、スペイン語では「Nombre Real」、ポルトガル語では「Real Nome」、中国語では「本名」と言う。
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