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ケータイ刑事銭形海3話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第3話「言いつけを守らなかった男! ~スッポンパパ殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、キャトルミューティレーションに見せかけるのにこれを用いたことから「注射針」について、「注射器」について、これが容疑者を絞ることになったということから「尖端恐怖症」について、現場にはこれがあったことから「祭壇」について、被害者と宇宙人の接点はここだったことから「夢枕」について記します。尚、「注射器」は「・4話[裏ネタ編]PART 6」で、「祭壇」は「・36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/20付です。

注射針」:注射器を構成する部品の一つであって、注射筒と呼ばれる筒状になったものの先端部に差し込んで取り付けるものである。但し、一部には注射筒と一体になっているものもある。

素材は金属製(主にステンレス)のものが一般的であるが、近年では加工精度が上がっていることから樹脂製(プラスチック製)の針というものも登場している。

尚、注射筒を含め、注射器は基本的に使い捨て(1回の使用で廃棄される)ものであるため、使用後の注射器、注射針は産業廃棄物として問題になっている。(特に、注射針の方は、注射筒以上に問題となるが、これは患者に刺しているため、感染症の可能性があるということ、及び、針であるため、危険物であるというためである。)

英語では「Needle」、ドイツ語では「Nadel」、フランス語では「Aiguille」、イタリア語では「Ago」、スペイン語では「Aguja」、ポルトガル語では「Agulha」、中国語では「注射針頭」と言う。

注射器」:医療器具の一つであって、注射を行う際に使用される器具である。また、薬剤を体内に投与する場合だけでなく、採血のように体内から体液を取り出す際にも使用されることがある。(専用の採血器を使うだけではないということである。)

構造は、注射筒と呼ばれる円筒形をしたシリンダーとその内部にあるピストン、更にシリンダーの先端部に注射針からなる。投与する薬剤(液体)をシリンダーの中に入れ、注射針を通して体内(血管)に刺し、ピストンを押して薬剤を体内に投与する。

素材としては、シリンダーとピストンは、ガラス、プラスチック、金属の3種類のものがある。一方、注射針は金属製(主にステンレス)のものが殆どであるが、近年ではプラスチック製の針も登場している。

シリンダー(筒)は使用目的に応じて投与する薬剤の容量が異なるため、様々の大きさのものがある。小さいものは数ml程度の容量であり、大きいものになると数10mlの容量がある。尚、医薬器具として用いられる注射器は、基本的に1回きりの使用の使い捨てであり、大量の注射による薬剤投与は行わないため、容量は数ml程度までのものが殆どである。(大量投与する場合、点滴のように時間を掛けて行うのが一般的であって、注射器はあまり使用されない。)

尚、容量が大きいものとしては、浣腸に使用されるものがある。しかしこれは「浣腸器」と呼ばれるものであって、一応「注射器」とは別物とされている。(先端部の針が尖った金属製ではないのが一般的であることと、容量がある程度大きいため、浣腸専用ということになるためである。)

医薬分野以外でも注射器は利用されている。主に生物の動物実験の際に使用されること(この場合は、対象が人間である医薬用途と大差がなく、人間が動物に置き換わった使い方と言って良い。)と、化学の実験で化学薬品を扱う際に使用して、液体、または気体の薬品や化学物質を扱う際に用いられる。(この場合は、針の先端部医薬用のものよりも尖っていないのが中心となる。)尚、化学実験で使用される注射器は、扱う薬品の影響を受けないものが求められるため、プラスチック製の注射器は殆ど使用されず、ガラス製のものが中心になっている。

また、昆虫採集で採取した昆虫の標本を作る場合にも注射器は使用される。昆虫採集は「動物実験」とは言えないが、動物を相手に行うものであり、「動物実験」で使用されるものと基本的に大差はないものとなる。また、この際の用途は生物の動物実験での使用と考えられる。(少なくとも、「生物学」での使用ということになる。)

また、違法行為となる麻薬の使用の際にも注射器は使用されているが、これは麻薬を体内に注入するということでの使用であるが、「医療行為」ではなく、違法行為であるため、その他の利用ということになる。

英語では「Squirt」または「Syringe」、ドイツ語では「Spritze」、フランス語では「Seringue」、イタリア語では「Siringa」、スペイン語では「Jeringa」、ポルトガル語では「Seringa」、中国語では「注射器」という。

尖端恐怖症」:「恐怖症」とは、特定のあるものに対して、その理由がないことを知りながら、恐怖を感じたり、不安になる症状のことであって、神経症の一つである。(英語では「Phobia」という。)「怖い」と感じる恐怖感は、不合理だと頭では理解していても、それを自分でコントロールできるものではなく、そこから動悸、発汗、ふるえ、呼吸困難、痛みという身体の変調を来すこともある。

また、「恐怖症」は大きく分けると「単一恐怖」「社会恐怖」「広場恐怖」の3つに分けられる。「単一恐怖」は、ある特定の一種類の物に対する恐怖症であり、この対象となるのは無限である。(早い話、誰にでも、特定のある物が怖い、ということがあるため、十人十色であるということである。但し、「○○恐怖症」というレベルに達するには、何らかの身体の不調となる事象が必要なため、底までのレベルということはそう多くないかも知れませんが...「社会恐怖」は、社会や人前でマイナスなイメージで批判されたり、他人に辱められる事に対する不安感から来る恐怖症であり、引きこもりやニートの原因の一つとされている。「広場恐怖」は、「もし何か(不安発作)が起きたら」と恐れ、またはそこに人だかりのできることを恐れる恐怖症で、雑踏、慣れない場所、自宅から遠く離れた場所で恐怖を感じるものである。パニック障害につながることが多いのも特徴である。

「尖端」とは、文字地織り、尖った端の部分ということである。つまり、「尖端恐怖症」は物の先端部に恐怖を感じる恐怖症ということになる。尖っているものは身の回りにも色々とあって、この物語の「注射針」というのは典型的なものである。また「・2nd.8話」ではボールペンが対象であったが、同じように筆記具の鉛筆などもあり得る。また、包丁やハサミなど、色んなものが尖端恐怖症の対象になる可能性がある。

一方、尖端恐怖症という人でも、全ての尖端部に対して恐怖を感じるとは限らない。(例えば、注射針は怖いが、包丁は怖くないなどはあり得ることである。)→「恐怖症」とは神経症ということもあるためである。

英語では「Tipphobia」、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Leadphobia」(但し、発音は異なる。)、中国語では「尖端恐怖症」と言う。

祭壇」:神、霊、死者などに犠牲や供物を捧げるために使用される台のこと、または祭器や祭具を設置して祭祀に用いるための壇のことである。前者では、生贄を含む供物が置かれ、後者では祭器が置かれる。また、祭壇は神に繋がる場所であることから、神聖なもの、場所とされている。

大きさは、執りおこなう儀式の種類や祭祀の大きさなどによっても異なるが、大きいものは数十mというものまであり、小さいものは人の手の中に収まるようなものまである。

身近な所にある祭壇としては、家庭にあることも多い仏壇や神棚がある。(これらも立派な祭壇の一つである。)また、葬儀の際に故人の遺影を飾る祭壇がある。(結構、身近なところにあるものです。)

但し、宗教の違いによって祭壇の形は大きく異なっている。また、その宗教に於いて、独特のものと言う祭壇もある。(個性的でもある。)しかし、どの宗教に於いても共通するところがあって、祭壇を設ける場所というのは、ある程度の高さのある場所になっていて、床への直置きというのは殆ど無い。また、神に繋がる場所であるため、祭壇は神聖な場所になっているのもほぼ共通しているところである。(神聖な場所だからこそ、高さのある場所に設けるということですね。)

起源は古く、古代から存在していたものである。また、その形も様々なものがある。一般に知られている最も古い祭壇は、紀元前3000年頃の古代メソポタミアのジッグラトという説がある。それ以降は各地の古代王国でも国を統治する儀式を行う場には祭壇が設けられ、それが「神殿」として大事な場所に発展していった。(古代エジプトをはじめ、ギリシャなどにも「○○神殿」という有名なものが数多く残っている。)

キリスト教では、初期のキリスト教の時期から、イエスの最後の晩餐の食卓を模ったものとして存在し、時代と共にこれに建築的な要素が加わり大きくなったり、工芸的な要素が加わって装飾が施されるようになった。

仏教では、仏像を安置するための台としての祭壇が多く、須弥壇、仏壇は一般的な祭壇となっている。また、キリスト教と同様に建築的な要素が加わったものとしては仏堂が該当し、その中でも大仏殿は巨大建築物でもある。

日本でも、仏教伝来以降は仏教の仏殿に準ずるが、それ以前の神道の時代からあるものとしては、厨子や乗輿を用いた祠があり、神棚もその一つである。

英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語では「Altar」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Autel」、イタリア語では「Altare」、中国語では「祭壇」と言う。

夢枕」:夢を見ている人の枕元のこと、夢の中、という意味である。

夢の中に神や仏、亡くなった人、自分の先祖などが現れて、ある事柄を告げることを「夢枕に立つ」と言う。この物語ではそれが宇宙人であったと言うことになっているが、宇宙人でも何かを告げたということであれば、「夢枕に立った」と言って良いのでしょうかねぇ?(社長にとっては、恩人と言うことになるので、神のような存在になるため、言葉上では問題無いが、宇宙人は神や仏、または故人、先祖などではないので、言葉の定義上では疑問が...)

英語では「Dream」、ドイツ語では「Traum」、フランス語では「Rêve」、イタリア語では「Sogno」、スペイン語では「Sueño」、ポルトガル語では「Sonho」、中国語では「夢枕」と言う。

 

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