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GARO~MAKAISENKI~#2 [特撮]

元老院付きとなった鋼牙が初めて元老院に赴き、パートナーを進言されたり、カオルとの再会がホラー退治を使用として向かった場所であったなど、じっくりと描けると思えることが簡単に処理されてしまい、ちょっと残念に感じられた所もある(特に、カオルとの再会は引っ張ることも出来たと思うだけに...)が、30分枠の(基本的に)1話完結の物語としてら、早く型にはめて、というところなんでしょうね。

今回登場したホラーのルーザギンは、足が4本あるということで、異形のホラーということになるが、2本足2本腕の人間と同じ形ではないホラーをこんなにも早く登場させたのは、やっぱりやってくれます。(CGが普及する前だと、こういうのって造形が難しいが、CGだと比較的簡単にできちゃうが、そういうところをやるのは、やっぱり雨宮監督らしいところです。)ただ、4本足ではなく、もう少し多い方(6本が良いと思う。)が、捕獲した人をコレクションとして置いておくにしろ、餌にしてしまうにしろ、蜘蛛に捕らえられたという印象が強くなるので、蜘蛛の足の本数にした方が良かったと思います。(まあ、蜘蛛になる一歩前の成長途中と考えることも出来ますが...)

カオルは画家としての道を歩き出していて、絵本を出すことになっていたというように、自立しているところが描かれていたのは良いですね。また、ホラーの現れる場所に現れるというように、相変わらずホラーと繋がりがありそうというように変わっていない所があるのも面白い所でした。ただ、鋼牙に「逃げろ」と言われて、素直にその言葉に従って逃げるというのは、人間として成長した所と言うことが出来るだけに、成長もみせて、より魅力的なキャラクターになりました。

ただ、ややこしいのは、鋼牙が手先として使う金魚も名前が「カオル」という所である。人間のカオル(=御月カオル)と金魚のカオルが共に鋼牙の側にいた場合、予想されるギャグをやってくれるのでしょうか、という興味はありますが...

第2話ということで、今後のパターン(元老院からの命令、それを受けてのホラー退治に向かう鋼牙、そしてそのパートナーとして布道レオが行動を共にして...)を示した物語と言うことにもなるが、初回のような派手な所がなかったのがちょっと寂しい物語でもありました。(この物語は深夜枠でなくてもという内容でしたし...)

 

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