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「ALBINO ALLIGATOR」 [映画(洋画)]

表題の作品は1996年のアメリカ映画「アルビノ・アリゲーター」である。日本での劇場公開は1998年2月であった。俳優として活躍しているK・スペイシーの初監督作品であって、バーに立て籠もった強盗団の心理戦を描いたサスペンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は97分、監督はケヴィン・スペイシー、脚本はクリスチャン・フォード、撮影はマーク・プラマー、音楽はマイケル・ブルックである。そして出演は、マット・ディロン、フェイ・ダナウェイ、ゲイリー・シニーズ、ウィリアム・フィクトナー、ヴィゴ・モーテンセン、ジョン・スペンサー、キート・ウールリッチ、M・エメット・ウォルシュ、ジョー・マンテーニャ、フランキー・フェイゾン、メリンダ・マクグロウ、たちである。

ニューオーリンズのある会社に押し入った3人組の強盗。ドヴァとマイロの兄弟とロウは、強盗に失敗して逃走する。が、その時に警官を殺してしまった。その警官は別の武器密輸事件のために張り込んでいた警官だった。3人組はディノが経営する地下バーに逃げ込んだが、3人組は武器密輸犯と思われたため、あっという間に警官隊に包囲されることになってしまった。で、3人組はバーのディノと、店にいたジャネットとダニーの親子、ジャック、ギイを人質とした。逃げようとしたディノが殺され、そこから3人組と人質の過去が明かされていくことになる、また、武器密輸犯としてギイが手配されたことがニュースとして報道される。3人組は仲間割れし、マイロは自殺、してしまう。次ぎにジャックが半殺しにされ、息子を守るためにジャネットが命じられたままジャックを射殺する。そしてその銃声で警官隊が踏み込み、ギイとロウを射殺した。で、生き残った3人が救出された。

密室の追いつめられた状況で、人間性が出ていき、それぞれの秘密が明らかになっていくなど、サスペンスとしては面白いのだが、演出に光ものがなく、ラストもあっさりしすぎている。途中までの展開がなかなかであったが、ラストで全てを潰してしまったと言って良い。

密室状態での人間心理に関しては色々と面白いのだが、余りにも残念な作品でした。まあ、中盤までの雰囲気を味わうといことでしたら、それなりではありますが...

 

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