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毒姫とわたし#36 [ドラマ]

美姫と小麦が、対象は異なるが同じような立場で描かれている所が面白いところでした。また、小麦と美姫のやりとりの部分はやっぱりテンポが良いのだが、この2人が揃っていない所は今一つ、絡み具合の悪さもあって、調子の悪いポンコツ自動車が時々エンストしながら走っているような印象を受けた物語でした。

そんな中、怪演ぶりを示したのが美姫の母・美園であって、次回は美園が完全に喰ってしまいそうな予感を漂わせていました。

美姫の元に、一旦離れた支援者が戻ってくる。それを歓迎する美姫。しかし、選挙準備で忙しく、1週間も天使園に泊まり込んでいて、嵐太郎のことはほったらかしにしていた。で、小麦が美姫に意見する。

哲也が市長の汚職のことをリークしたことで、市長が反撃に出て、週刊誌に、美姫がシングルマザーではなくて潤と同棲していること、哲也の母がエリカの事故を起こしたことという記事が載った。それは市長の反撃であって、後継者とした那珂川の裏切りに対する報復であって、自ら選挙に出ると告げた。(汚職に関しては(政治家の常套文句である「秘書が勝手にやった」と言っていた。))

美姫は、小麦に対して倉田とのことを決着付け目用に言うが、小麦は美姫に、嵐太郎のことを決着をつけるようにと言った。

小麦は、倉田と元妻のゆう子に会い、自分の気持ちを全て伝え、判断は倉田に任せることにした。美姫は、小麦がふられて戻って来ると思っていたが、小麦は倉田に伝えたことを美姫にも伝えた。で、今度は美姫が決着を付ける番ということになる。

美姫は潤と共に、みやびに本当のことを伝えた。(みやびが嵐太郎のおばあちゃんということになっちゃうのですね...)夜、美姫は潤と共に嵐太郎に、父親は潤であること、選挙が終わったら結婚することを伝えて、嘘をついていたことを謝った。が、嵐太郎は「母ちゃんの嘘つき」と叫び、拒絶した。

次の日、美姫の釈明会見が行われ、記者団から色々と質問されて十分に応えられないでいた。一方、小麦は美園に連絡して、美姫を助けてくれるように頼んだ。

「告示日まであと5日」ということで次回へ。(今回は最後に出ただけだったが、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」ですね~、こういう所に出るなんて。)
美姫は嵐太郎のことで、小麦は倉田のことで、それぞれ意を決することが描かれていたが、2人がそれぞれ、次元は違うが男関係で同じように決着を付けていこうとするところは2人がコンビであると言うことを強く感じさせてくれるところですね。

次は、嵐太郎のことから美園が変わったが、どのように美姫の為に動くのか、楽しみと言えば楽しみですが、美園の強烈な個性で次は美園の独壇場となりそうな予感が...

 

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