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ケータイ刑事銭形海8話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第8話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・事件編」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、クイーンの一人舞台に対して高村さんが色々と突っ込んでいた所から、「ウイスキー」について、「麦茶」について、「煮干し」について、「乾杯」について、そしてこれで芸を見せたことから「ティッシュ」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/25付です。

ウイスキー」:大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を、麦芽を用いて糖化させ、それを発酵させた後に蒸留した酒の総称である。また、アルコール分が40~50%前後ということで、アルコール分の高い酒でもある。

尚、現在は「ウイスキー」と表記されているが、「ウヰスキー」や「ウ井スキー」という表記も一部で用いられている。また、漢字では「火酒」と表記するが、漢字は表意文字ということを考えると、なるほどという文字である。

歴史は古く、1405年にアイルランドで製造されていたことが文献に記されている。(アイリッシュ・ウイスキーの原点ということも出来る。)また、それから90年ほど後の15世紀末にはスコットランドで製造されていた記録もある。(スコッチ・ウイスキーのルーツということになる。)また、現在ではこれらの記録よりも前から存在していたと考えられていて、起源といつから製造されるようになったのかは不明である。

穀物を原料として、糖分を作り、それを発酵させるという製造方法はビールとも共通する所である。しかし、ビールと異なるのは、発酵させた液体を蒸留する所である。また、蒸留は1度ではなく、数回行うため、これによってアルコール濃度が高く凝縮されることになる。その後、(主に)オーク材を用いて作られた木製の樽に詰めて熟成させる。熟成期間は数年というのが一般的であるが、10年以上寝かすこともある。そして、熟成させたものを樽毎に風味に差が出るため、それらをブレンドし、加水して製品となる。(熟成させるものはアルコール濃度はより高く、40~50%になるように加水して出荷される。)

ウイスキーは産地によって原料が異なることもあって、主にスコットランドの「スコッチ・ウイスキー」、アイルランドの「アイリッシュ・ウイスキー」、アメリカ産の「アメリカン・ウイスキー」、カナダ産の「カナディアン・ウイスキー」が有名である。また、これらに加えて日本産の「ジャパニーズ・ウイスキー」も名前が通っている。

尚、「ケータイ刑事」ではすっかりお馴染みのバーボン(高村さん)は、アメリカン・ウイスキーの一つであって、トウモロコシを原料に作られたウイスキーである。

英語では「Whisky」と「Whiskey」の両方があるが、スコッチ・ウイスキーやカナダ産のものは前者、アイリッシュ・ウイスキーやアメリカ産のものは後者を用いて使い分けられている。また、ドイツ語では「Whiskey」、フランス語、イタリア語、スペイン語では「Whisky」、ポルトガル語では「Uísque」、中国語では「威士忌酒」と言う。

麦茶」:大麦を殻付きのまま炒ったものを茶葉として利用して作ったお茶のことである。「麦湯」という言い方もあるが、主に冷やして飲まれることが一般的になっている。(夏野の見物として定着している。)

香ばしい風味があり、ビタミンB1が豊富、体温を下げたり、血流を改善する効果があることで知られる飲料である。また、緑茶などではカフェインが含まれているが、麦茶にはカフェインが含まれていないため、子供にでも安心して飲ませることが出来る飲料として定着している。

歴史は古く、平安時代には貴族の飲み物として存在しており、身分の高い人の飲料として広く不況する。庶民にも知られるようになるのは江戸時代になってからであるが、浸透するのは明治になってからである。更に、昭和になってから普及していくことになるが、定着するのは戦後、1960年代になって、電気冷蔵庫の普及で、夏に冷やして飲む飲料「麦茶」として知られるようになってからである。(戦前までは「麦湯」とよばれ、暖かい飲料であった。)

一般的には、そのまま飲まれるが、好みによっては砂糖を入れたり塩を入れて飲まれることもある。また、少し濃く麦茶を作り、そこに砂糖と牛乳を入れると、コーヒー牛乳風味の飲み物が出来ることから、ノンカフェインの「コーヒー牛乳」もどきの飲料を作ることも出来る。→昭和40年代にはこのことはけっこう知られていた。現在ではB級グルメの一つと言うことになりますね。

英語では「Barley Tea」、ドイツ語では「Gerstentee」、フランス語では「Thé de l'orge」、イタリア語では「Tè di Orzo」、スペイン語では「Té de la Cebada」、ポルトガル語では「Chá de Cevada」、中国語では「麥茶」と言う。

煮干し」:小魚を煮て干した食品の総称である。主にだし汁を取るために用いられるものであって、カタクチイワシを使ったものが最もポピュラーである。(それ以外では、マイワシ、ウルメイワシ、キビナゴ、アジ、サバ、トビウオなどが使われる。)また、「出汁ジャコ」「いりこ」「じゃこ」などと呼ばれることもある。

尚、魚以外の食材を煮て日干しした食品についても「煮干し」と呼ばれが、その場合はあくまでも「煮干し」と呼ばれ、他の言い方はされないのが普通である。(特に「じゃこ」は漢字で記すと「雑魚」と記すため、魚を使ったものということである。)

英語では「Dried Small Sardines」、ドイツ語では「Getrocknete Kleine Sardinen」、フランス語では「Petites Sardines Séchées」、イタリア語では「Piccole Sardine Asciugate」、スペイン語では「Sardinas Pequeñas Secadas」、ポルトガル語では「Sardinhas Pequenas Secadas」と炒ったが、日本食が世界に広がるに従って、現在では殆どの言語で日本語をローマ字表記とした「Niboshi」という言い方が一般的になっている。また、中国語では「小雜魚乾」と言う。

乾杯」:杯の酒を、指導者の合図に合わせて飲み干すこと、またはその儀礼のことを言う。特に、宴会では、最初に、料理に手を付ける前に。一番最初に行われるのが一般的であって、それから宴会が始まるのが一般的である。尚、慶事の場合では「乾杯」とは言わずに「献杯」と呼ぶのが普通である。

英語、フランス語では「Toast」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Prost」、イタリア語では「Salute」、スペイン語では「Salud」、ポルトガル語では「Torrada」、中国語では「乾杯」と言う。

ティッシュ」:「ティッシュペーパー」の省略した言い方であるが、最近ではこれも普通名詞になりつつある。また「ちり紙」と言う言い方もある。

薄くて柔らかい紙であって、汚れを拭き取るために使用される紙である。扱い上は化粧用品ということになっているが、鼻をかむときに使ったり、身の回りのちょっとした汚れを拭き取るのに用いられる。そのため、化粧用品という認識は薄く、掃除用品と思われているところもある。(トイレットペーパーは便所用に特化したものであって、紙質が悪いが、マルチ用途であって、紙質の良いものがティッシュペーパーと言っても良い。)

尚、「ちり紙」と言うと、鼻をかむためのもの、または汚れ落としのためのものというイメージがあって、「ティッシュ」というと「上質のちり紙」というように認識されているが、特に違いがあるものではない。

現在は、箱に入った「ティッシュペーパー」と、携帯しやすいように、数枚のみが入っている「ポケットティッシュ」と呼ばれるものがある。特にポケットティッシュは街頭や店頭などで販売促進用のために配布されていることも多い。(そのため、(箱入りの)「ティッシュペーパー」は買うものであるが、「ポケットティッシュ」は貰うものという認識が浸透しているところもある。ただ、近年はポケットティッシュも内容量が減り、更に配っていることも以前と比べて減っていますね...)

英語では「Tissue Paper」、ドイツ語では「Taschentuch」、フランス語では「Tissu」、イタリア語では「Tessuto」、スペイン語では「Tejido」、ポルトガル語では「Tecido」、中国語では「手紙」と言う。

 

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