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ケータイ刑事銭形零26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第26話(2nd.13話・最終話)「さよなら、愛しき人! ~保険金連続殺人事件」の「裏ネタ編」の6回目の増補となる今回は、五代さんはこうなったことから「指名手配」について、こうして現場にやってきたことから「変装」について、これを使っていたことから「口髭」について、「帽子」について記します。尚、「変装」は「・22話[裏ネタ編]PART 7」で、「帽子」は「・15話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/22付です。)

指名手配」:逮捕状が出ている被疑者を犯人と指名し、その人を逮捕するように、全国または管轄外の捜査機関に依頼することである。指名手配されるということは、「犯人」として特定された人物であって、更に逮捕状が出ている人である。実名と顔写真が出ることになる。但し、未成年の被疑者で少年法の規定にかかる場合は、一般には公表されず、警察の間だけということになる。

尚、現在は、指名手配された人物が日本全国に移動することを考えて、全国の警察に対して行われるのが一般的である。(事件や被疑者によっては、全国に指名手配されず、同一県内の他の警察署のみという場合などもある。→但しこれは希であって、隣接都府県の警察に対してまでは普通行われる。)

また、被疑者が海外逃亡した場合、及び、海外逃亡する可能性が極めて高い場合には、ICPOを通して国際指名手配される場合もある。

英語では「Search For a Wanted Man」、ドイツ語では「Suche Nach Einem Gewollten Mann」、フランス語では「Recherche Pour un Homme Désiré」、イタリア語では「Ricerca Per un Uomo Ricercato」、スペイン語では「Búsqueda Para un Hombre Querido」、ポルトガル語では「Procura Para um Homem Querido」、中国語では「通緝」と言う。

変装」:容姿や服装を変えて別人のように繕うことを言う。これを行うのは、いくつかの目的のためであって、大別すると、変装することを娯楽の一つとして楽しむために行うもの、身元や正体を隠すために行われるものとに分けられる。

前者は「コスプレ」や「仮装」が含まれることになり、自分以外の人間になることを楽しむものとして、娯楽や趣味の一つということで定着していることである。これには「仮装パーティ」「仮面舞踏会」なども含まれていて、娯楽として変装することを楽しむものとして行われ、特に問題となることはない。

一方、後者の場合は、色々と問題となることもある。特に、犯罪行為を行おうとする場合、身元や正体を隠して犯罪を行うというのは誰もが考えつくことであって、そのために変装か行われる。(この場合は、特定のキャラクターなどに扮するのではなく、「顔を隠す」ということが主眼になる。)また、この場合には、顔を隠すだけではなく、時には男が女装/女が男装するということや、違う人種の人間に化けることも行われる。(一般的に多く行われるのは、顔を隠すための仮面や覆面を付ける、眼鏡を掛けるなどですが...)→「ケータイ刑事」でもお馴染みの怪人十面相(八面相、六面相、5面相、3面相も含む。)も、犯罪を成功させるために他人になりすますための変装を行っているが、典型的な犯罪行為のための変装ということになる。

それ以外の「変装」として多いのは、デモに参加する場合に変装を行って参加するという人は比較的多い。また、諜報部員がスパイ活動を行う場合にも、正体を隠すために変装するということは普通に行われている。(これらのデモ、諜報活動の中には、反社会的な行為を行う場合と、そうでない場合とがあるが、反社会的な行為を行う場合は犯罪行為のために行う「変装」と同様の扱いになるが、そうで無い場合は特に問題とはならない。→時と場合によって問題になったりならなかったりするため、「グレー」という余り良くないイメージがあるのもまた事実である。)

「変装」は歴史的には宗教的な儀式や祭の際に行われてきたものであって、中世の時代には既に定着していたことである。特に中世では呪術的な儀式を行う際、参加者は変装をするというのが一般的である。(「M1」にも登場する黒頭巾(「イカみたい」と佐藤公安は言っていましたが...)は元々(黒ミサの)儀式を行う際に正体を隠すために行われた変装である。)

また、娯楽的な要素のある「変装」は、中世のヨーロッパ貴族の間で「仮面舞踏会」と呼ばれる仮装パーティが行われるようになり、それが起源である。その席では、いつもとは違う姿になることで新たな楽しみを得ようとしたものであって、今日のコスプレに通じる娯楽的な要素がある。更に、その中で娯楽的な要素をより強くしたものは、ケルト民族の間で始まったハロウィン・パーティの仮装である。(現在では、ハロウィンの仮装は西欧諸国全体に広がり、広く行われているようになった。)

犯罪の為の「変装」は問題だけであるが、娯楽のための「変装」ならば、問題を起こす訳ではないので、大騒ぎをして他人に迷惑を掛けないというのであれば、それはそれでよろしいんじゃないかと...

尚、英語では「Disguise」、ドイツ語では「Verkleidung」、フランス語では「Déguisement」、イタリア語では「Travestimento」、スペイン語では「Fingimiento」、ポルトガル語では「Disfarce」、中国語では「化装」という。

口髭」:髭の中でも、上唇の上、鼻の下の部分に生やした髭のことを言う。通常は「髭」と言うが、「髭」は口の周囲に生えた毛のことを指し、顎や頬に生えているものも含まれる。これらの中から、鼻と口の間の部分の髭のことを他特別する際に、特に「口髭」と言う。

「髭」は男性ホルモンのために発毛が促進されて生えるものであって、主に思春期を過ぎたあたり(個人差があるが、主に中学生あたり)から生えてくることになる。また、男性ホルモンの作用によって生えるものであるが、女性であっても、(男性ほど濃くならないが)生えるものでもある。(→産毛も生える場所によっては「髭」の一種ということになる。)

また、「髭」は生えている部位、及びその形、生え具合によって口髭、顎髭、頬髭などに分類されている。また、名称については、歴史上の先人たちの整えていた形から、その名前が付けられているものもある。(カイゼル髭、カストロ髭などが該当する。)それらの中でも口髭は、髭を生やす人の中では最も多くの人が生やしている髭でもある。(但し、口髭と顎髭の両方や、全体的に生やしている場合は、特に「口髭」という言い方はされない。)

尚、髭には「無精髭」と呼ばれる髭があるが、これは、普段は髭を剃っている人が、剃らずに伸びた状態になっている髭のことを指して言うものである。よって、特に生えている部位やその形に関係しない。(要するに、「無精をして手入れをしていない髭」ということから「無精ヒゲ」と呼ばれている。)

歴史的にも髭を生やすという風習は古くからあって、特に権力を持った者には髭を生やすと言うことは多かった。これは日本でも同様であって、髭を生やしていることがある程度の社会的地位を持っている権威でもあった。日本でも、戦国時代までは武士は髭を生やすことが当たり前であって、髭を生やしていない武士は相手にされない、という所があった。ひのため、戦国武将の肖像画では誰もが髭(やはり口髭が最も多い。)を生やしていた。

しかし、江戸時代になって社会が安定すると、髭は風紀を乱すものとされて禁止されることになって、状況が一変した。しかし、西欧では髭がステイタスでもあって、明治になって西欧から新しいことを学ぶようにナルト、髭は再びステイタスになって、髭を生やすことが再び流行することになった。(明治の世では写真や肖像画で髭を生やしている人が多いですね。)現在では髭は剃るものという認識の方が強くなっている。但し、現在、髭を生やしていることで採用に差別が生じたり、人物評価に影響を及ぼす行為は人権侵害という判例が出ているため、髭を生やしていることを理由に差別があると、これは大問題になる。(しかし、事なかれ主義が蔓延している日本では、そういう問題になることを嫌って、髭を生やしている人は少数派となっている。)

英語では「Mustache」、ドイツ語では「Barthaar」、フランス語では「Barbe」、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Barba」、オランダ語では「Baard」、中国語では「鬍鬚」と言う。尚、英語では顎髭のことを「Beard」、頬髭のことを「Whisker」と言って、それぞれ「口髭」(Mustache)とは区別される。

帽子」:頭に被る衣類の一つである。主な目的は、寒暑や塵埃、落下物から頭を守るため、衣服の一部(制服の一部)を含むファッションとして、(調理師などが)自分の抜けた髪の毛が落ちないようにするため、などに大別される。尚、頭部の保護の場合は、直射日光や寒を防ぐ場合は帽子が使用されるが、落下物から守るため場合は、布製ではないヘルメットを使用するのが一般的である。(使用目的を考えると、ヘルメットは帽子の一種と言うことになるが、ヘルメットは帽子とは別物扱いである。)

また、ファッションの一部となっているものもあって、例えば野球帽などの1つの帽子を前後逆に被ることで、通常的な使用と、ファッションを意識した使用というように異なった使用が行われるものも一部にある。また、ファッションとしては、顔を部分的に隠したりすることもあって、この場合は「変装(仮装)」の際の使用アイテムとして使われることにもなる。

帽子には様々なものがあるが、基本的には屋外では被り、室内では脱ぐのが一般的であって、これがエチケットとされている。但し、軍隊では一部それと異なるルールが適用されていたりすることもある。(会社の作業帽も、作業場(屋内)で被るのが一般的であることを考えると、一般的なエチケットとは異なっているということになる。)また、宗教に於いては、帽子が特別な意味(例えば、階級、役職を現すなど。)を持っている宗教もあって、その場合もやはり一般的なエチケットとは異なるルールとなっている。

日本でも、かつては「烏帽子」と呼ばれる帽子が、身分や階級に応じて形と塗り様が変えられて使われていた時代があった。(最初は元服男子の正装用の帽子であったが、平安貴族の平常使用されるものになり、更には庶民にも広がっていくことになったものである。)

英語では「Hat」、ドイツ語では「Hut」、フランス語では「Chapeau」、イタリア語では「Cappello」、スペイン語では「Sombrero」、ポルトガル語では「Chapéu」、中国語では「帽子」と言う。

 

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