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ASSOCIATES『SULK』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼らの3枚目のアルバムであって、かつ、彼らの最大のヒットになったアルバムである。スコットランド出身の彼らは、'80's初頭の第二次ブリティッシュ・インヴェージョンで席巻したニューウェーブ系のサウンドを奏でるバンドの一つであったが、第二次ブリティッシュ・インヴェージョンの波に乗ることが無かったことで大きくブレイクしなかった。とは言っても、'80's初頭の勢いがあった時期のUKサウンドを聴かせてくれるということで、'80'sサウンドがお好きな方にとっては嬉しくなるサウンドである。尚、本アルバムのチャート成績はイギリスで最高位10位を記録している。

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2000年に再発されたときに7曲のボーナス・トラックが追加されて、全17曲の収録となった。収録曲は以下の通りである。『Arrogance Gave Him Up』『No』『Bap De La Bap』『Gloomy Sunday』『Nude Spoons』『Skipping』『It's Better This Way』『Party Fears Two』『Club Country』『Nothinginsomethingparticular』。
(以下、ボーナス・トラック)『Love Hangover』『18 Carat Love Affair』『Ulcragyceptimol』『And Then I Read A Book』『Australia』『Grecian 2000』『The Room We Sat In Before』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Party Fears Two』は彼らの放ったシングルのチャート成績ではキャリア・ハイとなって、イギリスで最高位9位を記録している。また、2nd.シングルの『Club Country』は同13位を記録している。尚、ボーナス・トラックの『18 Carat Love Affair』と『Love Hangover』はこの2曲のカップリングで『Club Country』に続くシングルとしてリリースされていて、イギリスで最高位21位を記録している。

お薦め曲はシングル曲の『Party Fears Two』と『Club Country』、更に『Arrogance Gave Him Up』『Skipping』『Nothinginsomethingparticular』というところをピックアップしておく。また、ボーナス・トラックの『18 Carat Love Affair』も特にお薦め曲ということにしておく。

これぞ'80'sというサウンドで、'80'sらしいノリのアルバムとなっていて、活きの良さが感じられるアルバムとして仕上がっている。確かに、ヒットの規模はそれなりということで、世界的にブレイクすることにならなかった彼らであるのだが、'80'sのUKで流行ったサウンドであり、'80'sサウンドがお好きな方であれば何の違和感も無く受け入れられるものである。ということで、'80'sのUKサウンドがお好きな方はしっかりと聴いておきたいサウンドのアルバムである。

 

Sulk

Sulk

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: V2 Int'l
  • 発売日: 2001/04/10
  • メディア: CD


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