ARTHUR CONLEY『SWEET SOUL MUSIC』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1967年に発表された彼のデビュー・アルバムで、彼の代表曲として知られる同名タイトルのシングル・ヒットを生んだアルバムでもある。2003年に57歳で亡くなってしまった彼であるが、本アルバムは20歳の時の若々しいボーカルを堪能できるアルバムでもあって、ソウル・ミュージックではお馴染みのアルバムの一つである。
収録曲は以下の全10曲である。『Sweet Soul Music』『Take Me (Just As I Am)』『Whos Folin Who』『Theres A Place For Us』『I Can't Stop (No No No)』『Wholesale Love』『I'm A Lonely Stranger』『I'm Gonna Forget About You』『Let Nothing Seperate Us』『Where You Lead Me』。
この中からシングル・カットされた『Sweet Soul Music』はBillboardで最高位2位を記録して、1967年の年間シングル・チャートでも17位にランクインしている。また、イギリスでも最高位7位を記録している。(この曲は、ソウル・ミュージックではお馴染みの曲である。)
お薦め曲は、『Sweet Soul Music』は当然ですね。それ以外からは『Take Me (Just As I Am)』『I Can't Stop (No No No)』『I'm A Lonely Stranger』『Where You Lead Me』という所をピックアップしておく。
本アルバムは、ソウル・ミュージックの代表的な曲である『Sweet Soul Music』が収録されているアルバムとして有名であるが、若さもたっぷりと出ていて、なかなか聴き応えのあるアルバムとなっている。余りにも有名な曲の方は、彼が年令を重ねていく中でもライヴ・テイクなどで色々と聴くことが出来るが、そういう円熟味が出ているバージョンも良いが、若さに満ちているオリジナル・アルバム・バージョンも捨てがたい魅力がある。既に本アルバムは発表から45年になろうとしているが、若さあふれるボーカルは現在でも色褪せることはないものである。ということで、ボーカルがお好きな方はじっくりと聴き込みましょう!
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