「BETRAYAL OF THE DOVE」 [映画(洋画)]
表題の作品は1993年のアメリカ映画「殺人病棟」である。日本では劇場未公開となった作品である。1984年の「スーパーガール」でデビューしたH・スレーターと、「山猫は眠らない」で注目されたB・ゼインによるサスペンス作品である。(ただ、B級作品の範疇の1本ですが...)
作品データを記しておくと、時間は94分、監督はストラスフォード・ハミルトン、脚本はロビー・ベンソン、撮影はデヴィッド・ルイス、音楽はサッシャ・マトソンである。そして出演は、ヘレン・スレイター、ビリー・ゼイン、ケリー・ルブロック、スチュアート・パンキン、ハーヴェイ・コーマン、たちである。
一人娘のオータムを連れて、夫と離婚したばかりのエリーは、新たな時勢の出発を果たしたものの、心の傷はなかなか癒えないでいた。友人たちが色々と手助けしてくれるものの、離婚という傷を引きずっていたエリーだったが、ある日、親友のウナの紹介で、魅力的な医師ジェスと出会い、直ぐに恋に落ちる。つきあい始めるが、それ以来、エリーの周りでは次々と奇怪な出来事が起こるようになった。で、エリーは人が信じられなくなっていって、ジェスをも疑うようになっていき...
一応、サスペンスということになっているものの、B級のノリの範疇の作品である。緊張感はそれなりにあるものの、詰めが甘いB級作品らしい展開で、先読みが出来てしまう。
一応、H・スレイターが少しはエロい所を見せているのがサービスといった所になっているものの、それだけではねぇ... という作品である。
尚、「スーパーマン」を演じた俳優は作品に恵まれず、不幸なことになっているということから「スーパーマンの呪い」などと呼ばれているが、その親戚の「スーパーガール」を演じたH・スレーターも女優としてはパッとしせず、映画よりもTVドラマへの出演を中心になっているということで、やはり「スーパーマンの呪い」があるのては、と思わせてくれる。こういう所もネタに盛り込んだ方が良かったのでは...
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Betrayal of the Dove [VHS] [Import]
- 出版社/メーカー: Turner Home Video
- メディア: VHS
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