SSブログ

CAROUSEL(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は19556年のアメリカ映画「回転木馬」である。ヒット・ミュージカルの映画化作品であって、舞台よりもメルヘンチックな所を強調して描かれた作品である。

作品データを記しておくと、時間は129分、原作はフェレンツ・モルナール、製作と監督はヘンリー・キング、脚本はベンジャミン・F・グレイザー、脚色はヘンリー・エフロンとフィービー・エフロンの2人、撮影はチャールズ・クラーク、音楽はリチャード・ロジャースとアルフレッド・ニューマンの2人である。そして出演は、ゴードン・マクレー、シャーリー・ジョーンズ、キャメロン・ミッチェル、スーザン・ラッキー、バーバラ・ターナー、クララメイ・ターナー、ロバート・ラウンズヴィル、ジーン・ロックハート、ジョン・デナー、たちである。

天国で星の番人をしているビリー・ゴードンは、ある日、下界で暮らしている彼の娘が不幸な境遇にいるということで、天国の規則に従って、1日だけ下界に降りることを許された。ということで、下界に戻って来たビリー。生前の彼は、身重の妻を残して死んでしまい、彼の死後に生まれた娘・ルイズが、父無し子としていじめられていたことを知る。ビリーが下界に降りてきた日は、丁度、ルイズが高校を卒業する日であって、ビリーはルイズの前に現れたが...

物語の方はメルヘン・チックなものであって、舞台では描きにくい所が映画ならではということで、上手く描かれている。ただ、物語としては、ミュージカル作品にありがちな良い感じの物語であって、刺戟が欲しいという場合には物足りなさを感じてしまうが、ファンタジックな作品と言うことでは上手くまとめられている。

また、ミュージカルであるだけに、劇中で歌われている音楽の方も色々と注目されるところであって、良い感じの曲が多く、雰囲気の良い曲に満ちている。ということで、映画と一緒に音楽の方も喜みたい作品である。

で、サントラ盤の方も曲数も多く、たっぷりと楽しむことが出来る。そして、ここにはファンタジックな作品の世界をよりいっそう表現している曲をはじめ、心地良さを与えてくれる曲がたっぷりと詰まっている。じっくりと堪能しましょう。

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全18曲である。『Introduction』『Main Title: The Carousel Waltz』『You're A Queer One, Julie Jordan』『When I Marry Mr. Snow』『If I Loved You』『June Is Bustin' Out All Over』『June Is Bustin' Out All Over Ballet』『Soliloquy』『Blow High, Blow Low』『When The Children Are Asleep』『A Real Nice Clambake』『Stonecutters Cut It On Stone』『What's The Use Of Wond'rin'』『You'll Never Walk Alone』『Ballet』『If I Loved You (Reprise)』『You'll Never Walk Alone (Finale)』『The Carousel Waltz (LP Version)』。

 

Carousel (1956 Film Soundtrack)

Carousel (1956 Film Soundtrack)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Angel Records
  • 発売日: 2001/03/13
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

回転木馬 (製作50周年記念版) [DVD]

回転木馬 (製作50周年記念版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

回転木馬 [DVD]

回転木馬 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。