ケータイ刑事銭形海22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第22話(2nd.9話)「恋愛泥棒現る! ~謎の怪盗予告事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、舞台となった質屋の人として登場したのがこの人と言うことから「主人」について、彼はこれのために左手を吊っていたことから「捻挫」について、「三角巾」について、彼のこれがいたことから「婚約者」について、五代さんは主人がこれを隠し持っていると言ったことから「鉄アレイ」について記します。尚、「主人」は「雷・6話[裏ネタ編]PART 2」で「ご主人様」として記したものを、「捻挫」は「零・6話[裏ネタ編]PART 8」で、「婚約者」は「舞・2話[裏ネタ編]PART 6」で「フィアンセ」として記したものを、「鉄アレイ」は「零・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 6」で記したものをそれぞれベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/31付です。
「主人」:いくつかの意味がある。「一家の主(あるじ)」、「自分の仕えている人」、「人を貴んで言う言い方」、「妻が夫のことを言う言い方」、「客をもてなす人」を指す。また、接客業に於いては、客のことをこのように言う場合がある。(特に「ご主人様」という言い方になる。)
この物語では、店(質屋)の主人ということで、意味としては「主(あるじ)」と言う意味である。この意味で使われることは、妻が夫のことを言う場合と共にポピュラーな使い方である。
英語では「Master」、ドイツ語では「Meister」、フランス語では「Maître」、イタリア語では「Padrone」、スペイン語では「Amo」、ポルトガル語では「Mestre」、中国語では「主人」と言う。
「捻挫」:人が受ける外傷の一つであって、関節をねじりくじくことを言う。人が受ける外傷の中では比較的多いものである。
関節は可動範囲があるが、その許容範囲を超えた動きが与えられた時に起こる損傷である。患部には痛みと腫脹、熱感を伴うのが一般的である。また、この程度が大きくなり、関節の骨がずれてしまった場合は「脱臼」という。(関節が部分的には元に戻っているものの、一部分が離れている場合は「亜脱臼」といい、これは「捻挫」と「脱臼」の中間といったことになる。)また、骨が折れるという「骨折」に繋がる場合もある。但し、「捻挫」であれば、瞬間的には関節の可動範囲を超えてしまったが、骨と骨の位置関係は元に戻っていて、そのダメージが関節の周囲の筋肉や靱帯などの組織にあるという症状となる。(見た目は何ともなかったり、腫脹や熱感がある。)
また、関節は体の各部にあるため、すの全ての関節に対して捻挫は起こる可能性がある。そのため、医学的には損傷部位を特定して「○○靭帯損傷」と言うのが一般的であって、「捻挫」という言い方は、その症状の総称という位置づけでもある。
良くあるものとして、「突き指」があるが、これも捻挫の一種である。しかし、「突き指」の場合は「骨折」が起こっている場合もあるので、「突き指=捻挫」とは言い切れない。(骨折があったら「捻挫」とは言わない。)
英語では「Sprain」、ドイツ語では「Verstauchung」、フランス語とポルトガル語では「Entorse」(但し、発音は異なる)、イタリア語では「distorsione」、スペイン語では「Esguince」、中国語では「扭傷」という。尚、捻挫はちょっとしたことで起こるものであるため、海外旅行をする場合、この単語は頭の中に入れておいた方が、万一の時に役立ちますよ。
「三角巾」:三角形をした包帯布のことである。大幅の布を正方形に切り、その正方形の布を対角線に沿って2つに折った(直角二等辺)三角形の状態で使用する。
腕の骨折、脱臼、または捻挫などによって、動かすことが出来ない場合、その受傷した腕を出来るだけ動かさない様にして固定するために用いられるものである。受傷した腕の反対側の肩に三角巾の一端を掛けて、三角巾の上に肘を曲げて受傷した腕を添えて吊すようにして固定する。そして三角巾のもう一端を受傷した腕の肩の上から首の後ろを通して、もう一端と結ぶ。これによって腕は三角巾にくるまれた状態になり、首に掛けられた三角巾によって吊されることになる。
尚、骨折の場合は、腕に副木を当てることが行われるため、受傷した腕と副木が一緒に三角巾によって吊されることになる。
ということで、かなり大きな布(正方形の状態では一辺が1mぐらいが一般的である。)が使われることになる。
三角巾はそうそう使用することになるものではないが、いざという場合に備えて、大きな布を救急箱の側に用意しておくと良いが、そういう容易をしていない場合、及び手近なところに三角巾が無い場合でも、風呂敷のような正方形の布や、長方形であるもののバスタオルなどの大きな布であれば代用として使うことが出来る。(応急的にとりあえずそれを使用しておき、それから病院に行って診察を受けましょう。)
英語では「Triangle Bandage」、ドイツ語では「Dreiecksverband」、フランス語では「Pansement du Triangle」、イタリア語では「Benda di Triangolo」、スペイン語では「Venda del Triángulo」、ポルトガル語では「Bandagem de Triângulo」、中国語では「三角巾」と言う。
「婚約者」:婚約した相手のことをいう。「許婚(いいなずけ)」と言うこともある。また、最近ではフランス語をそのまま使った「フィアンセ」という言い方も使われる。(但し、フランス語の「フィアンセ」は「Fiancé」であるが、これは男性名詞である。則ち、女性の結婚相手である男性のことを指す。)
日本語り「婚約者」「許嫁」という言い方では性別に関係なく使われるが、外国語では男性名詞と女性名詞がある言語に於いては、性別によって言い方が変わる言葉でもある。英語では「Fiance」、ドイツ語では「Verlobter」、フランス語では性別に応じて「Fiancé/Fiancée」、イタリア語では「Fidanzato」、スペイン語では「Novio」、ポルトガル語では「Noivo」、中国語では性別に応じて「未婚夫/未婚妻」)と言う。
「鉄アレイ」:漢字では「鉄亜鈴」と記す。また「ダンベル」という言い方もある。トレーニング器機の一つであって、主に腕や肩の筋肉を鍛えるのに使用されるものである。
鋳鉄製の金属製品であって、手で持つことが出来るようになっている中心軸に錘を取り付け、それを手に持ち、それを動かす運動をすることで、筋肉に負荷を掛けて鍛えるというものである。また、おもりは適宜選べることが出来るため、低負荷である軽い状態から、高負荷の重い状態にまで、使用者のやりたいように変えることが可能である。
また、近年では、プラスチック製の容器で出来ていて、中に水や砂を入れることで重量物として、用いるというものもある。(但し、この場合は「鉄亜鈴」とは呼ばずに「ダンベル」と呼ぶのが一般的ですが...)これは家庭でちょっとした運動をするのには便利である。→これを真似て、1.5リットルや2リットルのペットボトルに水を入れてダンベルとして使うということも出来る。但し、簡易的にはペットボトルを使っても良いが、ある程度太さがあるため、運動として使用する際には持ちにくいということ、また運動中に落としてしまうなど、別の問題がある。また、せいぜい2リットルまでであるため、重量も2kg強という範囲のものにしかならない。そのため、ダンベルとしては軽い部類であって、身体を鍛えるというレベルにまでは達しないですが...)
英語では「Iron Dumbbell」、ドイツ語では「Bügle Hantel」、フランス語では「Repasse l'haltère」、イタリア語では「Stira Dumbbell」、スペイン語では「Pesa Férrica」、ポルトガル語では「Haltere Férreo」、中国語では「鐵陣列」と言う。
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